The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

04’コルトン ブルーノ・クラヴリエ

2009-10-19 20:06:19 | ワイン
古木とビオディナミのマリアージュとこのドメーヌを人は言うそうですが、
実際ビオディナミに完全移行したのが1999年、
そして一つ一つの畑を認証申請をして2004年に全ての畑が
認められたとのことです・・・

そのドメーヌの名前はブルーノ・クラヴリエ!

今までにヴォーヌ・ロマネを中心に幾つかの畑を試してみましたが、
今回いわゆるこのドメーヌのフラッグシップ『コルトン・レ・ロニェ』
の2004年物をご相伴にあずかりました。

グランクリュに求められるものは色の濃さやスケール感ではなく、
味わいの調和やフィネスと呼ばれるもの・・・
更にはこの世のものとは思えないほどの美しい香りになるわけです。

ここの『コルトン』は正しくそれを地で行く代物で
淡い色合いで底味が厚く味わいは濃密♪
涼やかな香気に花の香りが漂い、
ラズベリーにマッシュしたプラムのアロマが心地好し!

ビオの造りは飲んだ本人も意識の中には登場せずに
素直で素朴でビューティフルなピノ・ノワールに徹しています。

ブルーノ・クラヴリエ数少ない造り手となりました。

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