The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2002 ムルソー・ペリエール メゾン・ルロワ

2013-07-12 05:03:46 | ワイン
ご存知ネゴシアン・ルロワのムルソーです。
しかもムルソーでは最上級の畑『ペリエール』です・・・

2002年の例外的に良いヴィンテージで、足かけ11年の熟成期間を経過しております。
トーゼン、美味しくなってきているでしょう。



群馬の一団の長(おさ)が、
すでに『00’リッシュブール ドメーヌ・ルロワ』をディエスに送っているとの情報を小耳に挟み、
このワインの引き立て役としては、絶妙のセレクトだと、確信を持って、
小脇に抱えて、馳せ参じました。

オーチョの究極の間接照明の中では、その色合いは見えづらかったけど、
まちがいなく良好なイエローに輝いているやに思えます。

なぜかといえば、保守本流のムルソーチックなアロマがムンムン!

かつて飲んだ、究極のクローズ・ムルソー『73’ムルソー・シャルム ルロワ』とは大違い!
洋梨やマンゴーやトロピカル憚らぬ、熟した果実を主張してきておりました。

味わいもトップリ熟して、正しく甘露!
今飲まないで、どうするの?という感じでしょうか?

あの姿を見せずに、ワタクシタチをイラつかせた、閉ざしたルロワの白ワインたちもイイけれど、
エイジングの妙を楽しませるのが本来の目的であるネゴス物であるなら、
これだけジャストミートもあって然るべき、ワタクシはソウ思います。

美味しいムルソーでした♪

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ムルソー美味! (安中散)
2013-07-19 22:44:04
素晴らしき対バン?

ゆるやかにヴォリューム感を増して行くムルソーは、ルロワのポテンシャルをさらに体感させてくれました!
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さてさて、役目を果たせたかどうか? (オテル・ド・ヤマダ)
2013-07-22 00:15:43
ルロワがネゴス白で、そこのアペラシオンを投影する、
直球と思しきワインをセレクトする素直さに些かビックリ!

まあドム・ルロワのホボ頂点ワインにとっては、どうよ?
ともいえますが、飲み頃感と赤に繋げるヴォリューム感はヨカッタ!

ということで、コメントありがとう♪
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