The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009 ブルゴーニュ・パストゥーグラン ユドロ・バイエ

2011-07-27 04:13:18 | ワイン
夕刻7時過ぎ帰り道の夕立・・・ではなく、ほぼゲリラ豪雨に追いかけられて、
ほうほうのていで、我が家に着きました!

実は、今月末には仕事場近隣の大きなスペースに、
大型電気店がオープンの運びとなりまして、
当方の仕事場へ向う道路の入り口付近も、賑やかになりそうなケハイなんですね・・・

で、それの対抗策ではないのですが、そのジュンビでイロイロ雑務が多ございまして、
帰りの時間はこんな感じになっております。

それではと、ビール用の御つまみを準備し、
久しぶりにカレーでも食べましょうかとの提案がありまして、
カレー好きのワタクシに取りましては、願ったり叶ったり!でありました。
でこの通り↓

その後、飲み残しのフレデリック・エスモナンを飲みまして、
やはりヘタッテ居らず、美味であることを確認し、
追加のワインをフォルスターから物色です!

そこで取り出しましたのが↓
2009 ブルゴーニュ・パストゥーグラン ユドロ・バイエ

カレーの時ぐらいは、さりむりワインじゃあなくても・・・との御意見もあるのは分かります!
それだけに『パストゥー・・・』を選ぶワタクシの良心?が見え隠れするわけでして、
その結果、カレーの余韻と『パストゥー・・・』の甘さと苦味がプティ・マリアージュを起こし、
実に気持ちよく飲めたわけなんですね・・・

このワイン!シャンボール村内のACブルゴーニュ区画70%と、
その隣のジイィ・レ・シトー村のACブルゴーニュ区画30%から出来たものとのこと!

日本上陸は06’が初めてで、ネゴス用のバルク売り用を減らして、元詰めを増やした結果、
こうして『ボンヌ・マール』と後先になりましたが、飲めるようになったんですね・・・

あくまでも色合いは淡く、はかなげではありますが、
コケモモとチェリーの香りに包まれたチャーミングな『パストゥー・・・』でして、
流麗な酸味と思いのほか奥行きのあるエキスの余韻が心地よく、
飲み始めたらトマリマセン!

さすがの『ドミニク・ル・グエン』の妙技と思うのですが、
業界での世評はどうなっているのやら・・・

この造り手、一時のハジケぶりは無くなった模様ですが、
ワタクシにとっては密かな楽しみではあるわけです・・・

こんな染みるようなワインを好むようになりました!

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