ドニ・バシュレのシャルムにピノの真正さを見た！

『ワイン・レポート２００９』の中で、クライヴ・コーツ氏が、
最も偉大なワイン生産者として、ドニ・バシュレを選出したのは、
記憶に新しい所です。

そんな中でワタクシ、０５’オー・コート・ド・ニュイを飲み、０５’ブルゴーニュを飲み、そして先日０４’ジュブレイ・シャンベルタン　ＶＶをご相伴に預かりました。

０５’物はともかく、０４’ジュブレイ　ＶＶはどこかビミョー・・・

どうでしょう、幾分生気の抜けた、ビオの端っこをカジッタような、
『最も偉大な・・・』とは、言いがたい代物だったんですね・・・
(モチロン、そこそこの評価であれば、異議は唱えませんですが・・・）

てことで、『ワインレポート・・・』の評価はどうなのか？
実体験いたしたくなるのも、ワインヒートの性（サガ）ですよね・・・

我慢しきれず、『キュイジーヌ・・・』で０４’シャルム・シャンベルタンを開けてしまいました！

その０４’シャルム・シャンベルタン　ドメーヌ・バシュレは、
正しく真正なピノ・ノワールでありました。

もし、その前座に同じく０４’ジュブレイ・ベレール　パリゾが出てこなければ、
今まで飲みました０４’物のブル・ピノの中で、最も偉大な代物と言って過言ではないでしょう！

それだけ素晴らしかった！
今飲むのであれば、パリゾ・・・
将来性はドメーヌ・バシュレ・・・

艶めかしさを帯びた、ヴァン・ド・ガルド！
それでもフルーツの目は細やかです。

確かに凄い、でもシャルムを飲まなきゃ分からない・・・
ソレは本当に困った事です！

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０５’ジュブレイ　ＶＶはここで↓