The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 京都 ジャパン

2012-01-11 06:16:05 | ワイン
昨晩は借り置いていたDVD『英国王のスピーチ』を見ながら、
『すき焼き風、牛肉、豆腐に込み』などを食べました。



最初ビールで喉を潤しつつ、さてどうしようか?となったのですが、
ずーと前から気になっていた日本ワイン、『丹波鳥居野』の『ピノ・ノワール』を開けることに・・・



このワインは2007年を最初に開けて、今回の2009年は3ヴィンテージ目なんですね!

で、この2009年ですが、以前とはチョット違う印象でいただきました。

というのも、色合いは少し薄く、硬質なミネラルが幅を利かせ、
味わいはスタイリッシュですが、実は旨みもある・・・

それは、はじめ閉ざしているのですが、次第に解けて旨みも増してきまして、
バランス的には軽めのブルゴーニュという感じでしょうか?

そして、このワインの香りですが、実はそれが真骨頂!

まずもって品が良く、赤い果実を意識させる、見事なアロマが中心にありまして、
そこにお花畑やら、土の風味やら、カカオなどが合い絡まって、
それだけでも楽しめる代物なんですね・・・

実はココのピノ・ノワールは『シュペート・ブルグンダー』とのことですが、
舌先に僅かに絡まるタンニンのタッチと、アロマの冷涼なニュアンスはそれの証明!
しかしながら、総体的な品の良い味わいはブル・ピノを彷彿させるもの・・・

いずれ、ニッポン・ピノの押えて置くべき物として、忘れてはいけないでしょう。

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