The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ベルナール・デュガ・ピィのキュベ・アリナール

2008-07-17 22:00:21 | ワイン
1973年に僅か16歳でドメーヌを受け継ぎ、その2年後には初めてのワイン造りを始めているベルナール・デュガ氏・・・

ピエール・デュガの息子にして、クロード・デュガとは従兄弟同士、
すなわちモーリス・デュガの甥っ子にあたります!

久しぶりにマコT氏を囲んでの会でベルナール氏の06’ブルゴーニュ・キュベ・アリナールをご相伴にあずかりました。

このACブルゴーニュは樹齢30年未満のジュブレイVVの格落ちワインなんですね・・・

まあそれを例によって、ブラインドで頂いたわけですが・・・

第一印象はチョットクローズ気味と言うのでしょうか?
ミネラリーに締まって、フルーツの伸びがいまいちなんですね・・・

もちろん、ロングの証明の酸味の下支えは十分で、
果実の瑞々しさの中にしっかりとタンニンを感じます!

しかしながら、いつか見た青い空♪
そん所そこらにはない風味の品格とスタイリッシュさにもエキスの旨みを垣間見せてくれます!

てことで、06’ジュブレイまでは当たり!
考えた末の、本格派にして古典的な造りのブルピノ・・・
尚且つ、小生が良く知っているの大ヒントでデュガ・ピィときたわけです!

その日はある意味、絶感司教だったんですね♪
まあこんなことあっても、たまにはイイですよね・・・

さてそのキュベ・アリナールも30分の待ちで大きく開花します!
あまやかなレッドフルーツのアロマもふんだんに、辛口に切れた味わいの甘みも増し、フィニッシュも伸びやかにメタモルフォーゼ・・・

キュートなブルピノに見事な変貌を遂げました!

熟成のずっと向こうに82’と86’のルロワのジュブレイが見え隠れします!
(実は89’まではメゾン・ルロワのジュブレイの中身はデュガ・ピィ!)
あれを10年ほど前にT商店でいくらで買えたのか憶えていますでしょうか?

憶えている人は現在のVVのお値段の嘆かわしい事・・・

今のワイン情勢は、どうなっているのでしょう?

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