The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2001 ランゲ・ドルチェット ヴィサーディ ドメニコ・クレリコ

2011-05-28 05:43:59 | ワイン
久しぶりに『バローロ・ボーイズ』をあけました!

『ドメニコ・クレリコ』・・・見た目には、ワタクシの仕事場近くでよく見かけそうな、
いわゆる『真面目な愛媛のミカンです・・・』てなタイプのようなんですが・・・

それがどうして、あの『エリオ・アルターレ』や『パオロ・スカヴィーノ』と並んだ
『バローロ・ボーイズ』の旗手として、類まれなる存在感を示す人物の一人なんですね・・・

ココのアジェンダで造られる『バローロ』は最高の評価を得ていまして、
良年のみ造られる『ペルクリティーナ』のみならず、
モンフォレート・ダルバの2つの地所『チャボット・メンティン・ジネストラ』と『パヤーナ』
はあまりにも有名♪

で、今回家飲みであけました『ランゲ・ドルチェット』は、
このアジェンダの普段飲みのクラスではあるのですが、
まあ飲んでみまして、タダモノではないと言う事がスグ分かります!


まずは濃厚なガーネットの色合いに驚かされまして、
グラスに注がれてスグに立ち上がる強烈なアローマで目が冴え渡ります!

第一印象は『これはドルチェットではない!』
あまーいプルーンや煮詰めたダークチェリーのネットリした香気に始まりまして、
ミネラル、甘草、黒胡椒などなど・・・
時間が経てば、ローストしたモカの風味も見つけられます!

味わいは大量のタンニンを有しておりますが、それは甘く滑らかなもの・・・
そして酸度につきましては、通常『バルベラ』『ネッビオーロ』に及ばない『ドルチェット』ではありますが、
ココの『ドルチェット』は心配無用!
加えて目を見張るコンセントレーションをして、誰もこれを『ドルチェット』だとは思わないでしょう!

2日にわたって頂いて、当然のことながら、2日目が美味しい!
肉を焙って食べる時には必需品と言えるでしょう♪

下世話なお話になりますが、中堅ボルドーの半分のお値段でペイできます!
(モチロン新しいヴィンテージのことですが・・・)

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09’ですが、買いおくべきでしょう!

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