ドニ・モルテ急逝の衝撃的な知らせを聞いたのは、
2006年の松も明けない時期でした。
したがって、2005年がドニ・モルテのラスト・ヴィンテージで、
2004年が全てドニが手がけた物、ということになります。
先日の『海の日・・・』ワイン会で03’ラヴォーをご馳走になりました。
これは何と、三つ割のK先生が持参した代物・・・
心から感謝申し上げます!
ドニ・モルテほど果実が瑞々しく、優美なピノ・ノワールも無く、
その味わいは極めてアロマティックで、シルキーな舌触りを誇ります。
少なくとも、ドニが健在な04以前は、
味わいがソレに輪をかけて濃密で、しかも複雑で、
いま思えばビオ的な呪術的なオーラを持ち合わせておりました。
その法則も平均的なヴィンテージの物ですらソウナンデス・・・
ですから、ことさら巨大なヴィンテージの99’は、
まるでピノ・ノワールのモノリスの塔のの如し・・・
ワタクシにとってはオーヴァーデコラティヴになるんですね・・・
さてそこで、同じくビッグな03’はどうだったのでしょう?
さすがのドニ・モルテも、その頃にはエレガント・バランスにシフトした模様!
素晴らしいバランスです。
香りの複雑で、モヤモヤした、スー・ボワを思わせる、
素敵な香気はそのままに、
骨組みのある、ゴージャスで、洗練された味わいは、
フィネスの見本のようなもの・・・
ハタシテ、このバランスのシフトは、
故ドニ・モルテ氏にどう映ったのでしょうか?
ドニの息子のアルノー・モルテ氏はシフトの流れのままに、
エレガンス路線をひた走り続けています・・・
ドニ・モルテ氏は何を理由で死を選んだのでしょう?
あと10年は、アナタのワインを飲みたかった・・・
そう思っているのはワタクシだけでしょうか?
2006年の松も明けない時期でした。
したがって、2005年がドニ・モルテのラスト・ヴィンテージで、
2004年が全てドニが手がけた物、ということになります。
先日の『海の日・・・』ワイン会で03’ラヴォーをご馳走になりました。
これは何と、三つ割のK先生が持参した代物・・・
心から感謝申し上げます!
ドニ・モルテほど果実が瑞々しく、優美なピノ・ノワールも無く、
その味わいは極めてアロマティックで、シルキーな舌触りを誇ります。
少なくとも、ドニが健在な04以前は、
味わいがソレに輪をかけて濃密で、しかも複雑で、
いま思えばビオ的な呪術的なオーラを持ち合わせておりました。
その法則も平均的なヴィンテージの物ですらソウナンデス・・・
ですから、ことさら巨大なヴィンテージの99’は、
まるでピノ・ノワールのモノリスの塔のの如し・・・
ワタクシにとってはオーヴァーデコラティヴになるんですね・・・
さてそこで、同じくビッグな03’はどうだったのでしょう?
さすがのドニ・モルテも、その頃にはエレガント・バランスにシフトした模様!
素晴らしいバランスです。
香りの複雑で、モヤモヤした、スー・ボワを思わせる、
素敵な香気はそのままに、
骨組みのある、ゴージャスで、洗練された味わいは、
フィネスの見本のようなもの・・・
ハタシテ、このバランスのシフトは、
故ドニ・モルテ氏にどう映ったのでしょうか?
ドニの息子のアルノー・モルテ氏はシフトの流れのままに、
エレガンス路線をひた走り続けています・・・
ドニ・モルテ氏は何を理由で死を選んだのでしょう?
あと10年は、アナタのワインを飲みたかった・・・
そう思っているのはワタクシだけでしょうか?
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