The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2001 ピュリニー・モンラッシェ クラヴォワイヨン ルフレーヴ

2011-08-02 05:12:10 | ワイン
さて、鳩⇒鶏⇒牛と3種の肉を頬張り、さんざんワインを飲んだ挙句に、
今のニッポンにおける『ワイン・バー』の聖地といわれる場所を後にし、
同席していた二人を解放し、ワタクシは一人で星条旗通りを歩きました。

その時点で既に、満足できるほどの血中アルコールに達していましたので、
まずは『西麻布の交差点』までは、夜風に当たって『酔い覚まし』!てな算段でしたのですが、
交差点まで来てみますと、あと一軒!は至極当然!!
てな気持ちになるのはどうしてなのでしょう?(酒飲みの性?)

で、交差点を渡り、一人でもワインを飲める『エレヴァーJ』にお邪魔をしたんですね。

中央カウンター席を陣取り、まずは酔い覚ましに白ワイン!などと、
わけわかんない事言いますと、Y田さんから差し出されたのがこのワイン↓

2001 ピュリニー・モンラッシェ クラヴォワイヨン ルフレーヴ

でありました!

まずもって、驚かされるのはグラスに注がれたそのワインの色合いで、
既に深みのある黄金色を呈しています。

クラヴォワイヨンの畑はホボ全てが『ルフレーヴ』の物と言って過言ではなく、
いつも安定したワインが提供される地所なんですね・・・
(55haの中47haがルフレーヴとのこと・・・)

それにしても、たかだか10年の熟成期間でこの色合いにはビックリでして、
ハタシテ香りは?と鼻を近づけますと、ミネラリーに締まったトップがあって、
花も香りやら、蜂蜜やら、バタータップリのブリオッシュの香りやらが後に続き、
香りだけでも楽しめそうな様相です!

一口飲み込んででみますと、初めヤヤ張りのあるルフレーヴ魂が垣間見られ、
そして程なく、口腔に広がる酸味と濃厚なエキストラクトが、
その日の全ての余韻などを洗い流してしまうイキオイです。

はっきり言いますと、このワインは飲み頃の高原部を登り始めた所・・・
ルフレーヴの他のプルミエよりも優しく、そして熟成によって早く衣装変えをし、
今この形で飲めたわけ・・・

ナルホド!世界のワイン飲みが、ココの造り手を欲する理由が分かるような気が致します。

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