The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1969年 シャンボール・ミュジニー ルモワスネ

2009-10-28 22:15:33 | ワイン
ルモワスネの名前にはどこか懐かしい響きがあるんですね・・・

ワタクシがまだワイン駆け出しの頃
ルモワスネの古酒をずいぶんご相伴に預かる機会がありました。

そういえばワタクシが初めて飲んだプルゴーニュの古酒は
1971年物のシャンボール・ミュジニーと1969年物のコルトンでした。

その頃はブルピノの古酒なんてトンデモナイ事でして
せいぜい10年前のブルピノを拝めれば極楽もしくはシアワセ♪
まして(おそらくそれを飲んだのは1989年頃だと思いますので)
20年前のコルトンなんてほぼありえない事だったんですね・・・

もちろんネゴシアンはルモワスネだったわけです!
むしろブルピノ古酒はルモワスネの独占状態と言って過言ではないでしょう。

そんなことが続くうちに『ルモワスネ・フレーヴァー』などという
宜しくない言葉が流行りまして、
つまりルモワスネの古酒が余りにイキイキとしてクリーンな味わいを持ち
その香りがアマヤイダ独特のニュアンスがあるものですから
そんな揶揄が横行したこともありました。

さてそこで今回の1969年 シャンボール・ミュジニーなのですが・・・

イイじゃないですか!
素晴らしい!

ブルピノが持ってて欲しい要素は兼ね備えていますよね!
まあ何か一つ注文をつけるとすればある種の迫力!
別な言い方をすればワインのダイナミズムでしょうか?

いずれ夕焼けを眺め陽がトップリと暮れるまでに
1969を飲みきった至福・・・

何の文句がありまひょか?
てなことです!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿