The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1997 シャトー・ミュザール レッド ガストン・ホシャール レバノン

2015-07-01 22:30:08 | ワイン
悩みぬいた挙句に、このレバノンワインを抱えて参加した、このワタクスの心には、想像以上にフクジャツなものがありました。
というのも『キュベ・ラピエール』の古酒があるぜよ!と前回酔って調子に乗ってのたまわってしまったのですが、肝心のワインを帰ってきた息子に飲ませてしまったから、さあ大変!
まあどんなにあがいても後の祭りで、ショウジキに申告して、それに見合う表題のワインを探したってわけ・・・



まあ何を言っても、例のそのワインに追いつく代物ではないかもしれないけれど、1997年のミュザール・レッドは素晴らしく美味しいことだけはわかっている!
しかもセラーに収めてから、すでに10年の歳月は経過し、ことミュザール・レッドに関しては、置いたものほど、その果実味に磨きがかかり、旨みは増すばかりなのだ!

実際飲んでみて、ダークチェリーやプルーンのアロマに、トーストやシガーのニュアンスがあって♪そして口に含むとダークチョコやカカオのアクセントに驚かされるのだ♪
味わいは実に旨みの多い、骨格の雄雄しいスタイルだが、飲み口は実にスムーズでシルクの上を滑るが如くだ・・・

何だって?カベルネにサンソーにカリニャンだって?
このセパージュでこうなるのか・・・
今も昔も翻弄されるワインでしょ?だからパパジイに持ってきたわけだ!

それにしてもレバノン、恐るべし!