The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1995 シャトー・ミュザール レッド レバノン

2014-01-21 23:07:58 | ワイン
『自家製パンチェッタ』を大きく切ってステーキにし、
『ビーンズ』などと『トマトと胡椒のパン』をほう張りながら、
表題のワインを開けました。

久しぶりです、懐かしくも、心引かれるワインなんですね・・・



独特の漢方やら、甘い蜜やら、チェリー・リキュールがあって、
ブラックカラントのアロマに、カカオやダークチョコのオマケつき♪

味わいはボルドーチックなタンニンと、ブルゴーニュを彷彿とする果実があって、
ココへあの香気があるんですから、このワインはナンだ?となるわけだ!

もしジブンだったら、やはりイタリアか、熟成ローヌと言うのでしょうか?

実は、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン33%、サンソー33%、カリニャン33%なんだとさ・・・

確かに、思い描く品種特性も持ち合わせてはいるけれど、
飲んでみて思うのは、レバノンだけの特有のテロワなんですね・・・

一回飲んでも、今はイイけど、数年経ったらまた飲みたくなる魅力のワイン!
 
1995年といえば、まだまだ不安定な政情だったはずなのですが、
良くぞコレだけのワインを造ったものだと、感心しきり・・・

熟成がワインをイキイキされる不思議ワイン!
このポテンシャルが謎を呼ぶ・・・

また直ぐ飲みたくなるのでしょう(汗)