The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1976 シャトー・グラン・ピュィ・ラコスト

2009-11-01 20:30:57 | ワイン
完全ブラインドで出されたこのワインは
ガーネットの色合いからもそうですが
のっけから本格的なクラレットの風味が豊かで
まずは70年代のボルドーと答えたところ
それはその通りだったんですね・・・

では右岸ですか左岸ですかと聞かれれば
70年代を考えればこのワインには底の甘さと退廃性が微塵もなく
引き締まって緩さもホドホドにそして薫り高く
コレはヤハリ常識的には左岸でしょうと答え・・・コレも正解でした。

では70年代の何年ですか?の問いには
やはり緩い和らいだフルーツとフィニッシュの肉付きの軽さは
熱波と水分不足の兆候と推察しさすれば1976年あたりかな?と答えまして
コレも正解!

ではこのワインは1976年のシャトー何ですか?
の問いにはファースト・インプレッションでランシュ・バージュを連想!
違いますと言われましたが
このクラレット風味とシリアスなニュアンスはポーイヤックはアリ!
と考え何本かはずした後にグラン・ピュイと答えた次第!

でもこうやって考えて見ますと
グラン・ピュイも漏れ聞く話では
ジロンド河から遠く離れた『バージュの丘』に存在するとのこと!
てことはテロワール的にはランシュ・バージュと言ったのも
あながちハズレではなかったわけですね・・

チョット前の事になりますが
そんな絶感の日もあったと言うお話・・・

33年熟成のポーイヤック!
薫り高さとゆるさの長所短所をひっくるめて
ワタクシとしては楽しめるワケです。

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1986年ですがこれはお買い得♪
造りは78年以降かのジャン・ユジェンヌ・ボリーに変わり
本格派のメドック然に大変身!お勧めです♪

もちろんT澤商店です↓


気がつけば・・・

2009-11-01 13:49:42 | ライフ
さて11月に突入です!
いや~~後で分かったのですが10月は毎日更新だったんですね。

まあワインの話題が尽きないと言えば聞こえがイイのですが
言い方を変えればヒマって事でしょうか?

昨晩は母校T北大学S学部の岩手県同窓会がありまして
講演会⇒懇親会の流れだったんですね。

講演会の演者はT北大学のS学部長氏
実はそのS学部長氏はワタクシとマコT氏の同級生でありまして
先の79’ムートン同級会に続いての一献♪
昔話に花を咲かせ楽しいお酒をいただきました。

その晩は 小料理⇒カラオケ⇒P店 の流れだったのですが
最後の最後にまるでドッキリカメラのような事態が起こりまして
すっかり酔い覚め状態で帰宅いたしました。

油断禁物とはこのことです!

しかしまあそれも瑣末なことでして
母校で頑張っている同級生氏の仕事っぷりを聞くにつけ
気分は高揚↑

明日からの仕事にも気合が入るというもの!
てことで2009年残す所あと2ヶ月ですが
皆さん、張り切ってまいりましょう。