The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

『コジト』のワイン・セラーにて

2006-04-03 22:52:32 | ワイン
単純に本物志向と言い切っても、申し訳ない・・・
この一軒家フレンチは、そんな気持ちにさせる、凄さを持ち合わせています。

舘の基礎となるべき無垢材の梁の一つといい、フランス製アンティ-クの家具調度といい
、素晴らしいの一言・・・
この舘こそ、この道で張ってきた山田シェフの集大成と言えるでしょう!

思いドアを開けると、そこにシェフ構えでオーナーが待っていてくれました。
さあどうぞ!と階下に案内されると、チョィ悪には御あつらえ向きのシガー・ルームが・・・なんとその奥が、7000本のほぼブルゴーニュが鎮座するワイン・セラーがガラス越しに見えるという算段・・・でありました。

『実はこれも、当店のキュベでして・・・』とオーナーが見せて差し出したのが、03’シャンボール・ミュジニー・シャルム パトリス・リオンてな感じの、涎の出そうなピノ・・・

自重するより先に、わたくし・・・飲みましょうか?と言ってしまいました。
そのお陰でワインを飲みはじめて小一時間・・・
山田氏のワイン談義を聞くことが出来たわけであります。

同じ年の生まれのプリューレ・ロックとの付き合い出したいきさつ・・・
なぜ、クロ・デ・コルベの特別なキュベを仕込ませたのか?
などなど・・・
もちろんビオかどうか?などは関係ない様であります!
たまたま、思いの深かった造り手が、自然派だったという事・・・

ワイン・ヒートとしては珠玉の時間ではありました!

またリオンのシャンボール・シャルムの美味しい事・・・
ほっぺが落ちそうでした。