塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンデルレヒト、スポンサーがホマに変更

2021-10-30 19:14:43 | 日記
 ジュピラーリーグで最も権威的なクラブとしてば、アンデルレヒトが挙げられるでしょう。

 現在シャルルロワに在籍する森岡亮太が、一時的であるものの背番号10を背負い責任を明確にされたことは、大きな意義があると今でも思えます。

 同国の地方クラブから名門に移籍することは珍しいことではく、常套手段の一つですから森岡の下した決断が、移籍することになったとしても誤りだったとは思えません。

 例えば2004年欧州選手権にエントリーしたフランス代表のベノワ・ペドッロッティ。

 彼は2005年からオランピック・ドウ・マルセイユに移籍しますが、リーグ1で最も人気を誇るクラブに移籍するまでは、ソショーという目立たない地方クラブの一員でした。

 欧州選手権にエントリー、しかもソショーという地方クラブからの選出は、ベドレッティの実力が確かである証でしたし、フランス以外に移籍の道もあった思います。

 しかし彼はマルセイユを選択し、この移籍を境に代表からは疎遠となっていきますが。

 それだけ選手の移籍、決断は経歴に大きな足あとを添える、という点だけは間違いありません。

 そのアンデルレヒトですが、アディダスとの契約を終え現在はホマがスポンサーです。

 1990年代前半まではスコットランドやベルギーのクラブが、欧州で奮闘できた最後の時代でしたが、現在は
 
 「欧州屈指の名門」
 「同国の名門」

 は正比例しません。

 バイエルン・ミュンヘンのように、ブンデスリーガと欧州屈指の名門、という事例もありますが、彼らも何か矛先を間違えることで、マンチェスター・ユナイテッドのように10年、リーグ優勝から遠ざかる可能性は、多少でもあると思いますよ。

 そう思えば、欧州各国、そして捨てきれていないスーパーリーグもすべてが「金」に落ち着くというわけになり、何だか寂しい気もしますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全ての優勝に縁のある選手はいませんよね

2021-10-30 19:02:31 | 日記
 大リーグフィラデルフィア・フィリーズに在籍するブライス・ハーパー。

 彼は2018年までワシントン・ナショナルズに在籍していましたが、その年末にFAとなりフィラデルフィア・フィリーズへの移籍を決断します。

 皮肉なのはその2019年にナショナルズがワールド・シリーズ制覇を成しとげたことであり、それ以降は完全な低迷期に陥っているという点です。

 ハーパーはワールドシリーズへの出場は果たせなかった
 でも仮に彼が残留していばナショナルズは、そんな早く「ドアマット」にならなかっただろうか

 という考察はあるかもしれません。

 1994年と2002年ワールドかツプ優勝
 PSVからFCバルセロナ、インテル、レアル・マドリード、そしてACミランと欧州の主要クラブを渡り歩く
 2002年のワールドカップでは得点王も獲得

 という誰もが知る「ロナウド」も、UEFAチャンピオンズ・リーグでの優勝は体験していません。

 それはベルギー代表のエディン・アザルも同様で、チェルシーは2012年、2021年と2度優勝していますが、アザルの加入は2013年という、チェルシー優勝後の翌年でした。

 そして彼がレアル・マドリードに移籍した2019年は、彼らが3連覇という偉業を達成した翌年であり、指揮官のジネディーヌ・ジダンを含めて選手たちが優勝の達成感と疲労が蓄積の形でした。

 おまけにアザル自身も(今季も同様ですが)体調を整えることに必死で、チェルシー時代に見せたすごみがまるで感じられないまま、3年が経過しようとしています。

 どんな名手でも全てのトロフィーをかっさろう、というのは単なるわがままであり、問屋は降ろさないという良い事例かもしれません。

 それはビッグクラブに移籍すれば優勝に近くなる、という考えが成立しにくい現在ではなおさらであり、マンチェスター・ユナイテッドがくっきりとその事例を表現しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて思うヤマザキ・ルヴァン杯

2021-10-30 13:57:37 | 日記
 フジテレビ(長野県では長野放送)が13時から放送しているヤマザキ・ルヴァンカップ。

 よく考えますと、このリーグカップはすごいことが多いですよね。

 まず現在のJ3まで含むJ1の視聴環境が、ダ・ゾーンと呼ばれる契約方式であるにもかかわらず、ルヴァンカップはヤマザキ・ナビスコカップ時代からフジテレビが一貫して放映権を獲得、中継しています。

 もちろんカップ戦とリーグ戦の中継をひとまとめにすることは暴論でしょうが、映像配信ではなく皆が気軽にテレビ観戦できる環境に置かれていることは、凄いことだと改めて痛感します。

 また、このルヴァンカップは「ギネス認定」されていますよね。

 同一スポンサーによる世界一長いリーグカップということで、イングランドは現在「ガラバオ」カップですが、過去「ミルクカップ」「カーリングカップ」など、その時のスポンサー名義で呼ばれるわけですからね。

 ヤマザキ・ナビスコ社からヤマザキ・ビスケット社へ社名変更を余儀なくされた際、本社ではスポンサーを降りるという判断もあったのではないでしょうか。

 ただ、彼らの英断を思いますと、キリン、アルフレッドダンヒルなど、多くの企業が僕たちファンと共に日本サッカーの未来を信じてくれていることに、改めて謝意を感じせずにはいられません。

 恐らく、スルガ銀行の問題で現在は

 「スルガ銀行杯」

 は行われてないはずですが、コパ・スダメリカーナ優勝クラブと戦えるという意義も、この優勝クラブにはありましたね。

 コパ・スダメリカーナはコパ・リベルタドーレスほどの知名度はありませんが、欧州でいえばUEFAヨーロッパリーグのような、第2集団の実力クラブが争う高いですよね。

 今後もヤマザキ・ビスケット社の協力を仰ぎながら、このカップ戦が続いていくと良いのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

怪我が多い選手はどうして怪我が絶えないのでしょうか

2021-10-30 13:39:03 | 日記
 現在、アーセナルのトップで練習参加しているジャック・ウイルシェア。

 彼が先日からニューバランスを履き始めたと「0014のブログ」が伝えています。

 今季より横浜F・マリノスに加入した宮市亮もそうですが、ウイルシェアも多くの故障で自身の将来がくるってしまった選手といえるでしょう。

 怪我が多く、その度に懸命にリハビリをお行い、ピッチに立ち続けてきた選手といえば、ロベルト・バッジョの名前を連想しますが、彼らのように怪我が多いのは先天的に筋力や骨格に問題があるためなのでしょうか。

 マルコ・ファンバステンの引退は29歳。

 今でも相当若い部類での引退表明でしたが、相手守備陣におけるハードタックルにより、ファンバステンの足首がまいってしまい、ワールドカップ出場は1990年のイタリア大会だけでした。

 ファンバステンのように、ストライカーとしての能力が高すぎるあまり、相手守備陣が販促に訴えるしか止める方法がなかったという事例はあります。

 逆に宮市のように、自身のもつ瞬発力と加速力に筋力がついていかず、結局故障につながってしまった、と見受けられる事例もあるように感じますね。

 サッカーは当然フィジカル・コンタクトを避けることができません。

 ですから無傷で終わることの方が珍しいと思いますが、肉体を鍛え上げても故障が減るとは限らない点が難しいと言えます。

 ずいぶん前にもお話しましたが、ファンバステンが契約しているディアドラは、彼の足首を負担軽減できるスパイクの開発を目指していました。

 オランダ代表とACミラン、そしてディアドラにとっても彼の負傷をおおいに悩みの種でした。

 それでもファンバステンが潔く引退したのは、彼なりのサッカーという競技への敬意だったように感じられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神戸、今冬キャスパー・ユンカー獲得を目指すのか

2021-10-30 13:23:02 | 日記
 東京スポーツがウエブ版において、ヴィッセル神戸が浦和レッドダイヤモンズのキャスパー・ユンカー獲得を目指すと指摘しています。

 キャスパー・ユンカーは、リカルド・ロドリゲス政権で最適な選手のひとりであり、イタリアのサンプドリアから獲得の打診があったものの、断ったと言われています。

 仮に彼が神戸に移籍するならば、契約解除金は7億円相当と記事では言及しており、実現すればJ1でも今後、ビッグディールが起きる要素になるのではないでしょうか。

 レッドダイヤモンズとしては、売却して新しい選手獲得を目指すのか、残留させてよりユンカーの資質を戦術に反映させるのか、判断は難しいように思います。

 むしろ神戸に売却するよりも、サンプドリア同様海外リーグから打診があれば、そちらの方に聞く耳を持つ気がしますが。

 Jリーグでは過去、独自の移籍係数があり国内移籍は頻繁ではありませんでした。

 過去、横浜フリューゲルスからラ・リーガへの移籍を模索した前園真聖。

 セビージャもしくはログロニェスが打診したとされる彼の移籍も、横浜フリューゲルス側の希望額が高すぎて撤退する、つまり彼らはこの五輪代表主将を売却する意思がなかったという形でした。

 希望していた渡欧がなくなり、前園は彼の報酬を唯一捻出できるヴェルディ川崎に移籍しますが、やはり彼自身、やる気や様々な心情が身体に生じなかったのでしょう、コンディションが整うことはありませんでした。

 外国籍、日本人選手限らず、全盛期を迎える主力の移籍事例は、さほど目立たないのがJリーグの特色といえそうです。

 アストン・ヴィラから契約解除金150億円でマンチェスター・シティに移籍した、イングランド代表のグリリッシュ能な事例が、現在のJリーグは必要かもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする