塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

天皇杯決勝はガンバ対レイソル

2012-12-31 23:37:25 | 日記
 明日天皇杯を戦うレイソルとガンバの選手たちはどのような心境でしょうか。

 降格を恐れてビクビクしながら戦っていたガンバは、その恐怖から逃れることができたからでしょう、今野の起用
も含めて決勝にたどり着きました。

 天皇杯の優勝はファンに対する免罪符にはならないでしょう。

 その一方で主力を残留させる餌にはなるかもしれません。

 6年連続でのチャンピオンズ・リーグの出場は、欧州チャンピオンズ・リーグ同様好成績を得るために継続して大
会に参加する要素を改めて示す形になるはずです。

 ヴィッセルは大久保がフロンターレへの移籍が決定し、伊野波がジュビロと交渉中という事実が示すように、

 「草刈り場」

 になりつつあります。

 ガンバがこの状況を回避するには、天皇杯の優勝で悪い残像(降格)を良い残像(賜杯)に変える必要があります。

 一方のレイソルも昨シーズンのJ1王者の強さを見せたいですね。

 特に2011年終盤に代表招集を受けた田中、近藤は再びザッケローニ監督の目に留まる活躍をしたいと思ってい
るでしょうし、元日決戦はその布石になりえます。

 明日の国立競技場は黄色と青のコントラストに染まった、美しい光景が観客席で見られるはずです。

 ナビスコカップ同様天皇杯も、決勝以外の試合は観客動員が芳しくなく、テコ入れをはかってはいるものの厳しい
状況にあるようです。

 これは宇都宮徹壱氏の意見です。

 シーズンが移行すれば元日決戦は廃止となりますが、まだこの風物詩が見られる期間は続くと思います。

 追記

 本年のブログが今回が最後となります。

 ご愛顧心より感謝いたします。

 塚田盛彦
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の選手権がスタート

2012-12-31 23:23:44 | 日記
 昨日から冬の選手権が始まりました。

 長野代表の創造学園は今日2-3で敗れてしまいましたが、福田電子アリーナという国内有数のスタジアムで試合
が出来たことは、選手に好影響を与えたと思いたいですね。

 一昔前の選手権と言えば、高校生なら誰もが憧れる大会で皆が活躍することを夢見ていました。

 セルジオ越後氏は

 「似非マラドーナを生む大会」

 と語っていたことがありましたが、それだけメディアと地元の応援が凄かった証でもあります。

 高校サッカーの頂点に立つこと。

 かつてはこの事実が選手のサッカー競技のハイライトであり、JSLでサッカーを続けたい、その暁には日本代表
に選出されたいという意思は、非常に浅いものでした。

 大学に進学して大学リーグで戦うという選択肢はありましたが。

 つまり高校サッカーで全力を出し切る事が目標であり、その後もサッカーを続けるという考えが生み出せなかったの
は、やはり当時は

 「Jリーグ」

 が存在しなかった為です。

 今でも選手権はハイライトであり続けています。

 勿論すべての選手がプロになれるわけではありませんし、この選手権を一区切りにする学生も多いでしょう。

 しかしJリーグが出来たことで、選手権以後の道しるべが出来Jリーグへの挑戦、海外サッカーへの憧れ、そして
大学リーグで戦うことなど、その選択肢は多岐にわたります。

 今ではこの選手権に内外問わずスカウトも多く視察に訪れていると聞きます。

 選手たちはトーナメントという一発勝負の怖さを肌で感じながら、スタンドからの声援に応えて欲しいものです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アディダス、無敵艦隊の新作ジャージを発表

2012-12-31 00:31:30 | 日記
 2013年コンフェデ杯に向けて、スペイン代表のホームジャージがリニューアルされます。

 僕は今しがた、専門サイト「フットボールマックス」でその映像を確認したばかりなのですが、大きな特徴は

 1・胸元の金の盾、つまり2010年ワールドカップを制覇した象徴が宿ること
 2・同じく胸元に大きく黄色のⅤ字がかたどられていること

 でしょうか。

 このⅤ字は勝利、すなわち「ヴィクトリー」という形をあしらったと予想できますが、事実スペイン代表の近
年の成功例はかつてのドイツとブラジルですら霞んでしまいます。

 「サッカーは体格で行うものではない」

 というのが一般論ですが、それは柔道にも当てはまります。

 「柔よく剛を制す」

 というのは柔道の基本的価値観を示していますが、それでも体格で優れた選手は存在しますし、投げ技よりも寝技
で一本を取る選手もいるはずです。

 スペインもロングボール1本で失点するかもしれませんし、空中戦で競り負けて悔しい思いをすることもあるでしょ
う。

 しかし、現在のスペインは王者の風格、言い換えれば

 「落ちつき」

 が各選手に見られます。

 相手がどんなに自分の長所をむき出してかかってこようとも、がっぷり組むこともあれば自身のやり方である、パス・
アンド・ムーブで揺さぶることもできます。

 ビッグ・トーナメントを連続3回も制覇すれば、それだけの度量だけでなく、勝手に相手が

 「相手はあのスペインなんだ」

 と怯むこともあるのでしょうが。

 日本はコンフェデ杯でスペインとはグループリーグでは大戦しませんが、ある意味ホスト国のブラジルよりも注目
を集めるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミラン、バロテッリの獲得を検討中か

2012-12-30 23:19:35 | 日記
 「ロベルト」と指揮官マンチーニをファーストネームで呼ぶマリオ・バロテッリ。

 現在シティに所属する彼が、幼いころからファンだと言うミランへの移籍が囁かれ始めましたが、これは故障の多さ
が改善されないパト・アレッシャンドレへの

 「最後通告」

 なのでしょうか。

 ベルルスコーニは前妻との離婚問題で莫大な慰謝料を請求されているうえ、子供たちはミランのオーナーに何ら価値
を見出していません。

 ですからかつてのように移籍金の大盤振る舞いはできませんし、本当にバロテッリを獲得したいならばパトの売却額
をつぎ込む必要があります。

 かつてのミランなら昨シーズンカルロス・テヴェスを加入させることは簡単だったはずですが、

 「売却なくして獲得なし」

 という方針は変わらないままです。

 一方のシティはユナイテッドに続く2位につけていますが、極端な話バロテッリを失っても前線の強さに変化は無いで
しょう。

 マンチーニからすればバロテッリを失うよりも、シルバ、もしくはアグエロが移籍するほうが遥かに痛手でしょうし、
最近はメディアからしばしば追求されるバロテッリの

 「喫煙問題」

 も騒動になっていますし、案外安値で放出するかもしれません。

 ミランとすれば今夏の二つの事例、イブラとチアゴ・シウバの際に見せた「二枚舌」だけは使ってはいけません。

 シーズン・チケットホルダーにこれ以上そっぽを向かれても仕方ありませんし、チャンピオンズ・リーグという高収入
が見込めるトーナメントでは観客の声援が大きな力になります。

 机上の理論ではバロテッリとシャーラウイの2トップは桁違いの破壊力になるはずですが、テレビゲームのようにいか
ないのが現実です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長谷部誠、ユニセフのCMに登場

2012-12-30 00:28:24 | 日記
 長谷部誠がユニセフのCMに出演しています。

 彼は僕たちに

「傍観者でいないでください」

 と語りかけていますが、事実その通りでしょうし僕も日々自分自身に問いかけている事柄です。

 レアルファンからすれば、バルセロナが数年前までユニセフ(現在はカタール・ファウンデーション)の文字を
胸に刻んでいるのを見て

 「彼らはユニセフの名前をただ利用しているだけ」

 と思えたでしょうし、バルセロナからすればそうした皮肉の声が挙がることも予期していたはずです。

 大切なのは僕たちが

 「今の暮らしは素晴らしい、ならば他の人にも味わってほしい」

 と思うこと、そして何かしらの行動に移すことだと思います。

 先月もお話しましたが、病気で点滴を打たれた際ベッドに横たわりながら日本の医療技術と国民保健の凄さを再度
実感しましたし、探せば周辺には

 オーガニックの商品
 フェアトレードの商品

 が随分あることに気づきます。

 それは普段僕らが「見たいという現実」に入っていないからこそ見えないのであり、見たいと思った瞬間必ず視界
に入り込みます。

 サッカークラブが多岐にわたる地域貢献を行うことも、自分たちが出来る事を地域と協力するから意義がありまし
て、特にFC岐阜の活動時間は桁外れに長いはずです。

 そして長野の地でもパルセイロの活動に、多くの関心が寄せられ始めています。

 僕は今扶桑社から刊行されている「NGO世界一周!」という新書を再読中ですが、サッカーを通じて地域と世界
を考える機会は、今後ますます増えていくはずです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする