塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕たちファンはもっと熟成されるべきでしょうか

2021-10-02 18:45:46 | 日記
 日本代表では現在、富安健洋がアーセナル、南野拓美がリバプールと世界最高峰のプレミア・リーグに2選手が在籍しています。

 皮肉なのはアーセナルのスカッドリストは現状、プレミアリーグの優勝はおろか、チャンピオンズ・リーグ出場もヨーロッパリーグ出場も困難と思われる点です。

 それだけウオルバーハンプトンやウエストハム・ユナイテッド、アストンビラにレスター・シティなど、資金面と陣容でアーセナルを超える中規模クラブが多い、という証拠ですね。

 またリバプールはアーセナルほど後退していませんが、南野がレギュラーかといいますとそんなことはありません。

 ナンバーウエブで田村修一が、旧知の間柄であるフィリップ・トルシエに2回インタビューを決行し、日本人選手がビッグクラブに在籍することの意義、欧州クラブは日本人選手にまだ信任を置いてはいない。

 など興味深い話がでてきます。

 ただ、日本代表選手が欧州王者チェルシー、その前の王者であるバイエルン・ミュンヘン(過去に宇佐美貴史が在籍)しても、意味はないのではないかと思うこともあります。

 例えば日本人選手がこれらのクラブで主役となり、チャンピオンズ・リーグ、プレミアリーグとブンデスリーガで優勝したとしましょうか。

 朝や午後、各局はワイドショーで日々の情報を網羅していますが、彼らの活躍と勝利は単なる

 「日々の話題に過ぎない」
 「翌日には別の事柄を放送する」

 という、情報の消費に過ぎない、言い換えればチャンピオンズ・リーグ優勝のすばらしさ、至るまでの過酷さを理解できる、慮れることができる司会者、ディレクターが存在しないわけでしょう。

 でも僕らサッカー好きも同様ではなかろうか、と思うのです。

 つまり選手がどんなビッグクラブでプレイしたいと考えても、日本にいる僕らが熟成しきれていない、この点がむしろ足かせ、正当な評価に至らない危険性、盲目的な批判につながるのではなかろうか。

 と感じるのです。

 僕も最近、資料の読み込みが甘いと自分でも思いますので、考えを改めなくてはと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文春文庫、日本の一番長い日を購入して

2021-10-02 18:13:51 | 日記
 文春文庫「日本の一番長い日」は、日本が連合軍からポツダム宣言を提示され、受諾するまでの葛藤、諮問委員会の内容が鮮明に記されています。

 僕はまだ全体の3割しか読んでいませんが、現在の僕たちが思う以上に当時の人間(閣僚、軍人以外でも)

 本土決戦を行い、日本に有利な形で何とか終戦、講和を結ぶたい
 国体の維持、何より天皇制を維持するためにはどうすべきか

 を考えて、考えての形だったということです。

 日本代表が蚕室五輪スタジアムで韓国代表とは久しく試合をしていません。

 日本代表を警護する形の韓国側も大変でしょうが、根底にはやはり大東亜戦争、1910年韓国併合、それ以前に竹島問題などが、民族自決のように折り合い、サッカーに反映されていると思わざるを得ません。

 韓国併合は(日本からすれば)韓国の地位を守るために必須だったという声もありますが、実際のところ僕はそこまで資料を読み込んでいないので、何とも言えないのですが。

 それは中立開催となりましたが中国代表との一戦も同様ですし、2004年アジアカップで中国の方々が日本代表に大きなブーイングを送り続けたことからもわかります。

 日本代表の3-4-1-2の「1」でプレイした中村俊輔は、今思い返しても本当によくやったと思いますし、親友の遠藤保仁が後方に控えていたこともありがたかったに違いありません。

 問題がややこしいのは、靖国神社に参拝されている戦争犠牲者、つまり民間人や徴兵され出征した場所で他界した人物たちの鎮魂には問題はない、ただ指導者たちが祀られていることは不愉快。

 と彼の国が思うことです。

 僕たちは戦争で他界した人物たちは皆が不幸と思うからこそ、靖国に脚を運ぶのであり(僕は参詣したことはありませんが)、そこの齟齬がなくならないのですね。

 東南アジアにもシンガポールを軸に日本陸軍は進軍していますが、ワールドカップ予選でそれらが蒸し返されるのならば、僕たちは今一度、過去の問題と向き合う必要があると感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本女子代表監督は池田太氏に決定

2021-10-02 17:57:55 | 日記
 僕は今、光文社新書「コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿」を再読しています。

 最終章である第7章、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相の項目のみで読みえますが、これはあくまで2020年の指針ですので、今年2021年の対策、演説も出版されたならば幸いと感じます。

 日本では「お願いベース」が基本とされた新型コロナウイルス対策ですが、この一冊を読んで感じた点は

 為政者たちが、我々に対して感謝の言葉を述べた記憶がない
 年配者や先天的に病気を抱えている方を皆で助け合いましょう、という声も聞こえていなかったきがする
 何より医療関係者を軸に、最前線で面倒を見る方への敬意はどうだったのか

 という疑問点です。

 確かに小池百合子東京都知事は「ステイ・ホーム」「東京アラート」など、都民の方が引き込まれる単語は用いたと思いますが、そこに

 「一致団結をしましょうね」
 「皆で乗り越えましょう」

 という励ましはなかったように感じますが。

 日本女子代表監督は、浦和レッドダイヤモンズに在籍し、以後指揮官として歩んできた池田太氏が就任します。

 1993年、94年前期とレッドダイヤモンズは常に最下位であり、下位に低迷するガンバ大阪と名古屋グランパスエイトもここまで守備が崩れることはありませんでした。

 特に11993年開幕時、レッドダイヤモンズは優勝する可能性あると指摘されましたが。主将の柱谷幸一が初戦のガンバ大阪戦で負傷すると、3-4-3のファースト・プレスの起点が失われます。

 以後、トリビソンノを軸とするバック3は機能不全に陥り、水内猛という若手が台頭するも守備の安定は95年のバシール・ボリとギド・ブッフバルトの加入まで待つ必要がありました。

 池田新監督はおそらく、この時代にファンから浴びた痛罵やプロとしての外国籍選手のふるまいに大きく学び、指揮する際の礎にしたのではないでしょうか。

 よく男性は女性よりも気配りが足りないと指摘されますが、池田さんにはその見方を払しょくしてほしいとも願うのですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日、家族で外出しました

2021-10-02 17:47:03 | 日記
 10月上旬とは思えない気温の中、我が家は父の提案で千曲市の長野県立美術館へでかけました。

 信濃毎日新聞に掲載されている「縄文土器」の展示会に出かけ、帰りは食堂で昼食をいただき帰宅しましたが、新型コロナウイルスの影響が弱まってきた印象は確かにあります。

 もしこのままワクチンが普及し、(国産ワクチンも開発が進んでいます)更に変異株に対応できる仕組みが整えば。

 Jリーグも入場制限を見直す形になるでしょうし、代表戦も無観客ではなくなると思います。

 僕はアルコールを嗜みませんし、外食をしたい、旅行にでかけて旅先で名物料理を食べたいと気持ちが一切心に沸き起こりません。

 ただ、テレビが今日の陽気の最中、北海道、箱根、京都そして大阪で旅行を楽しみ、ビールを胃袋に流し込む方々の取材を見ていると、やはりかつての生活が懐かしく感じるほど、この2年が過ぎ去ろうとしている点です。

 僕も長野パルセイロの試合観戦は、2019年11月以来行っていませんから、篠ノ井駅にもその間立ち寄っていないことになります。

 仮にサッカー観戦が原因として、僕が新型コロナウイルスに感染したとしても、誰も僕に

 「今回は大変だったね」
 「大事にしてね」

 とは言わないでしょう。

 むしろ、あいつは浅はかで馬鹿な野郎だ、なんでこんな時期にサッカー観戦なんかしたんだ、と言われるのがむしろ当然のように思えて、足は遠のいています。

 勤務先からも人込みは避けるようお達しがあることも確かですが。

 僕は来週、千曲市が指定した接種会場で第1回のワクチン接種を受けるため、接種日と翌日を予備日として休日申請し、すでに受理されています。

 12月には昨年同様インフルエンザのワクチン接種も検討していますが、サッカー観戦が人々の生活に潤いを与えることは、完全には整っていないようには感じます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする