塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ロット、代表作2足をリニューアル

2021-10-26 18:16:16 | 日記
 ロットが「マエストロ」と「スタジオ」、看板商品の新作を発表しました。

 画像は専門サイト「0014のブログ」で確認できますが、後者がロット伝統の緑が「ロザンガ」に施されたクラシカルな外観に対し、前者は今風のシャープなデザインが特徴です。
 
 もし僕がロット契約選手ならば、マエストロを支給してほしいと依頼するでしょう。

 間違ってはならないのは、商品の改正、発表、発売はむしろロットが適正であるという点です。

 僕が思うに、アディダス、プーマ、そしてナイキは新デザインと新色を発表するまでの期間が短すぎると思いますし、発売した商品がすぐにワゴンセールにかかるような形は、もうやめた方が良いと思うんです。

 車がそうですが、専門誌だけでなく愛用者が

 「もうそうそろリニューアルの頃だろうな」
 「他の車では新しい機能がどんどん搭載されているしね」

 と思うころに、新車が登場します。

 例えばスズキがワゴンRの派生形「スマイル」、つまりワゴンRで初めて後方スライド・ドアを搭載した車を開発したのは

 1.ファンの声が大きかったこと
 2・古くは三菱自動車のEKワゴン、現在ではダイハツのムーブ・キャンパスに採用され、需要が間違いなくある」

 ことが市場調査で明らかになり、スズキは最適のタイミングで発表、販売に至ったわけです。

 ロットはヒュンメルのヴォラートなど、商品のリニューアルが遅く見えるのは、競合他社のサイクルに僕たちが慣れてしまっているためで、むしろこちらの方が健全ではないでしょうか。

 親御さんからすれば、子供に新しいスパイクを買ってやりたいが、これだけ店頭に酒類があればわからないとこぼしたくもなりますよね。

 ロットは大手の「スポーツ・オーソリティ」でしか販売されていないそうですが、一度愛用品を見つけるまで時間をじっくりかけてみてはどうでしょうか。

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選手のネームバリューは確かに魅力ですが

2021-10-26 17:57:27 | 日記
 1997年、コンバースはナイキから離脱したシカゴ・ブルズのデニス・ロドマン契約を交わします。

 コンバースがロドマンに最初に与えたバッシュ「スプリングフィールド」以降、オールスター91,オールスター・バイブ・オールスター・ロドマン、そしてDーRODと続々と彼専用の靴を発表します。

 コンバースがNBAの発展に大きく貢献したブランドだと、誰もが認知しています。

 ただ1990年代中期から後期、ナイキやリーボックと比較した際、契約選手のバリューで劣っており、コンバースからすれば

 優勝チーム、シカゴブルズの中心選手
 ロドマンの言動は米国だけでなく、日本でも大きな注目を集めていた

 こともあり、ブランドの印象を変えるためあったのでしょう、好機と考えたんですね。

 ただロドマンの責任ではありませんが、シカゴ・ブルズの黄金期は翌年1998年で終了し、ロドマンもブルズを離脱すると、短期間でダラス・マーベリクス、LAレイカーズと渡り歩きます。

 その際もコンバースを履いていましたが、仮にブルズにそのまま在籍していても、30代半ばという年齢を考慮すれば、契約は案外短期間で終了していかたもしれません。

 ミズノは2019年、フェルナンド・トーレスの引退に伴い、ワールド・ワイドでの広告塔を失いました。

 その間、グラニト・ジャカ(スイス代表)ヘクトル・ベジェリン(スペイン代表)などが、ブラックアウトで試し履きをするも契約には至りませんでした。

 また、パリ・サンジェルマンに在籍するセルヒオ・ラモスは、ランバード・ラインを消さない形で履いていますから、案外本契約は近いのかもしれません。

 ただ、ミズノからすれば彼のような有名選手との契約は本当に必要だと思います。

 一方でトーレスとの契約を反省材料に、契約年数やプロモーションを含め、ラモスとの友好関係がいかほど続きそうか、大金を払うだけの意義があるかは再度考えてみてもよいように感じるのです。
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日本人は自己犠牲に長けているのか

2021-10-26 17:43:08 | 日記
 今日、90分近く自主的に(ここが肝です)残業してから帰宅しました。

 僕の部署では他の方もしばしば「自主的」に残業することがありますが、フランスやドイツ、ましてやアフリカ諸国では見られない光景ではないでしょうか。

 自分が残らなければ、他の方に迷惑がかかる
 終わらないのであれば、自己犠牲という形で残るしか方法がない

 皆、脳裏に手順や方法を考えているのですが、なかなかそうはうまくいかない時があります。
 
 日本サッカーが、守備時に欧州のように常に1対1を念頭におくのではなく、「カバーリング」、つまり誰かが相手FWにかわされ味方GKが危機の際は、全力で戻って空いたスペースを消す、マークに着く。

 この発想はある意味、業務でも見られるこれら日本人独特の

 「自己犠牲の発送」

 かもしれませんね。

 野球も同様で、大リーグの関係者は

 「どうして日本は初回からバントをするんだ」
 「みすみす相手にアウトを与えているだけだよ」
 「これが終盤戦なら話は分かるが」

 と首をかしげます。

 投手からすれば走者が1塁よりも2塁にいる方が心理的負担が大きいと思いますが、大リーグでは1点先行されたとしても、十分挽回できるよと考えることが主流なのでしょう。

 自己犠牲は反復練習をいとわない、という側面もあります。
 
 フィリップ・トルシエが代表監督を務めた1998年からの4年、代表の守備構築は常にフラット3の反復にありましたが、選手たちは練習メニューを受け入れてこなしていました。

 この指揮官の言ったことに疑問を抱かない、自主的に残業する精神など欧州からすればわからないことだらけでしょう。

 逆にこの資質

 「黙って役割を受け入れる」
 「自己犠牲を厭わない」
 
 態度を評価する外国籍の指揮官が、今後Jリーグで求められるように感じます。
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