塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カタール代表、詐称問題が浮上か

2019-01-31 22:39:09 | 日記
 浦和レッズに在籍し、2003シーズンJリーグMVPに輝いたエメルソン。

 彼は来日時、ブラジル国籍でしたが後にカタール国籍を取得しましたよね。

 カタール代表が帰化した選手に違反があると嫌疑をかけられており、AFCも調査に乗り出すと専門サイト「フットボールウエブ・マガジン」が伝えています。

 カタール代表はスーダン出身の選手を帰化させている割合が多いようですが、これは内戦の影響もあると想像します。

 スーダンがどうして南スーダンという国家を建設することで内戦を収束させたのか、僕の認識不足でわかりかねますが、国を捨てて他国へ避難する決断は、そんなたやすいものではないでしょう。

 自分の命を守る事
 難民キャンプでの不自由な暮らし
 清潔な水や食料を求めるならば、越境も考慮する

 という現実的な選択を求めた、という意味ではないでしょうか。

 アラビア半島はその多くがサウジアラビアで、下の一部がイエメンになりますが、紅海を挟んで西に進めばそこはもうソマリアであり、エチオピアです。

 ですから、僕たちが思う以上に西アジアとアフリカは、距離的にそう遠いと感じることが少ないのかもしれません。

 アフリカ選手権では過去、幾度も年齢査証疑惑を起きていますし、赤道ギニアやブルキナファソなど、インフラの整備が整っておらず、開催国としての役目を果たすことは困難、と指摘の中で開催個になった事例もあります。

 今回のカタールにおける国籍詐称疑惑も、同様のような安易な形での取得だったのでしょうか。

 僕は日本代表がイラン戦のような戦いが出来れば、当然優勝すると思いますが、むしろ今は場外での話題が多いですね。
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香川真司、ベシクタシュが新天地か

2019-01-31 22:23:29 | 日記
 モナコに移籍すると指摘されている香川真司、移籍先はそのモナコではなくベシクタシュになると囁かれ始めました。

 モナコは今季、かつて在籍したティエリ・アンリを指揮官に迎えるも、既に解任されておりクラブは混沌としています。

 ですからモナコとしては、香川の移籍が前を向く材料になると考えたのかもしれませんが、契約合意とはならなかった様子です。

 世界にはサッカー狂信国と呼ばれる国が幾つかあります。

 アジアではイラン、南米ではブラジルがそうですが、実はトルコもその国のひとつです。

 トルコサッカーは2002年以降、ワールドカップとは縁がありませんが

 1・ガラタサライ、ベシクタシュ、フェネルバフチェの3強は世界的に有名
 2・トラブゾンスポルやブルサスポルなど、自力のあるクラブも多い
 3・皇帝と讃えられるファティ・テリム

 は、皆さんもご存知ですよね。

 2004年、ヴィッセルはイルハンの獲得が裏目に出る一方、レッズはアルパイの獲得がヒットし、F・マリノスとのチャンピオン・シップにも出場したはずです。

 ちなみに2006シーズン、ジーコが日本代表監督を降りた後、フェネルバフチェの指揮官に就任しましたね。

 トルコでの日々は、ドイツ以上のファンの視線、重圧との闘いになる「かもしれません」

 長友がその人懐こさで既にガラタサライの主役となったように、稲本も含めて日本人選手に対しての印象は良いのではないでしょうか。

 この3強がそれぞれ戦うダービーのあれ具合も有名ですが、ファブレ監督の構想に入っていない今、香川は今季の残りをトルコで戦うことがほぼ決まっているように見えます。
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靴紐、されど靴紐という発想

2019-01-31 02:04:36 | 日記
 僕が学生時代を過ごした1990年代は、各スポーツブランドが独自の機能を搭載したハイテク・スニーカーの黎明期でした。

 1995年、ナイキはエア・マックス95の爆発的な売れ行きに胡坐をかくことなく、1996年にも多くの新作を投入します。

 これは米国本国でアトランタ五輪が開催されたこと、最大の顧客であるマイケル・ジョーダンがシカゴ・ブルズに復帰し、愛用したジョーダン11も桁外れの売れ行きを見せた結果と言えます。

 その中でも特別に目を引いたのは

 「エア・フットスケープ」

 でした。

 スニーカー、サッカー・スパイクに限らず靴紐は「甲」の真上にあることが当然とされている概念を、血管を圧迫させずに快適に着用してもらうために、ずらして紐を閉めてもらうという提案が、凄く画期的だったのです。

 靴紐、されど靴紐、と言う塩梅でしょうか。

 実はこの発想、1980年代コンバースがすでに「オデッサ」というスニーカーで具現化していますが、構想が速すぎたのか当時はここまでの反響はなかったようです。

 フットスケープはアウトソールにナイキの十八番であるワッフルソールを愛用しており、都心では一気に完売、高値がつく大人気商品となりました。

 ナイキはこの発想をトータル90に踏襲し、ルーニー、トッティなどナイキ契約選手が欧州選手権2004で愛用しました。

 ナイキの強みはデザインの裏側に、そのデザインを生んだ科学的背景が見えることではないでしょうか。

 ナイキの説明が無ければ、甲に張り巡らされた血管の部位には注意を払いませんよね。

 今、スニーカーは熱心なファンでなくとも所有する時代ですが、群を抜いてナイキの人気が高いことはよくわかります。
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日本代表、アジア杯優勝へ向けて

2019-01-31 01:35:47 | 日記
 日本代表がカタール代表に勝利し、アジア杯で優勝しますと優勝回数が5度目となり、3回のイランに大きなアドバンテージを得ます。

 そして他にも興味深い事実が考えらます。

 仮に日本が「招待国」として参戦する今夏のコパ・アメリカ。

 万が一にも日本が優勝したとするならば、アジア大陸と南米大陸で王者になるという、言語矛盾を含む快挙という具合になります。

 通常、大陸王者はその大陸でのトーナメントで優勝したから意味があるわけで、純粋に南米大陸に当てはまらない日本が「仮にでも」優勝しても、名義的にはそこまでの重みはないのかもしれませんが。

 ドイツ代表が今、立て直しの真っ最中であることは事実ですが一報で

 2014年ワールドカップ優勝で世界王者
 2017年コンフェデレーションズ・カップで6大陸の頂点に

 という、2度の栄誉に輝きました。

 世界王者と大陸間王者は重みが異なるのか、という疑問点が浮かび上がりますが、周辺国からの敬意を得るには充分な成績です。

 日本代表ではGKの権田がポルティモンセへの移籍が正式に発表される一方で、中島は既に籍を抜いていると聞きました。

 行先はカタールと言う噂もありますし、実は

 「パリ・サンジェルマンが移籍に絡んでいる」
 「カタールへの移籍はその抜け道」
 
 というからくりも見え隠れしているようです。

 日本代表も南米代表と同様に、自国リーグの選手は2割程度、残りが欧州リーグの選手たちで代表が構成されるように近づくと思います。

 その際、招集レターを送っても選手の貸し出しが難しくなる面も出てくるでしょうし、日本代表は新しい局面に入りつつあると言えそうです。
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サッカーに政治の思惑はあるだろうか

2019-01-30 02:00:02 | 日記
 サッカーに限らず、スポーツにおいて

 「スポーツに国境はない」
 「スポーツと政治は無関係」

 という格言を改めて思います。

 モスクワ五輪とロス五輪の際は、明らかに東西冷戦の影響酷が色濃く残る一方、我が国は今では考えれないほどの、銀行とゆうちょの利子が得られた時代でした。

 イラン、イラク、アフガニスタンの政治状況に、ロシアや米国の思惑が絡んでいることは間違いありません。

 経済制裁で米国と対立するイランならば、反発は必須でしょう。

 しかし、イラン代表選手の多くが米国を代表するナイキを選択していることをみると、政治家よりも選手の方が冷静に世のなかを見つめている印象を受けます。

 クロアチアがあと一歩でワールドカップ優勝を逃した昨年の夏、スロベニアやコソボ自治区の方はに何を感じたでしょうか。

 オシム、ティトー、旧ユーゴ連邦など、木村元彦氏はその著作でこのバルカン半島情勢を数多く執筆してきました。

 今のセルビアがピクシーが現役時代だったユーゴスラビア時代、NATOから手厳しい空爆を受けたわけですが、庶民はTシャツやジーンズなど、米国生まれの衣料品を着ていたはずです。

 どんなに中国といがみあっても、中国生産無くして日本経済が成立しません。

 それと同様に、米国生まれの衣料品や飲料水、食料も世界各国に大きな影響力を持ちます。

 だからこそ、米国大統領の選挙は内外に大きな注目を与えるわけですし、厳しい封鎖が目見見えていても、中米からの不法移民が後を絶ちません。

 ホンジュラスやパナマ、コスタリカのように近年代表の躍進が目立つ国が、サッカーを通じて愛国心を示す。

 それはある意味、自立を促すのかそれとも米国への懐疑となるのか、どちらでしょうか。
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