塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

瓜二つの復刻版は、定価が高いのが難点ですが

2021-07-31 21:37:52 | 日記
 コンバースには日本限定となる企画「アディクト」と「タイムライン」があります。

 一方で米国コンバースが手掛ける「CT70」はいつも高い評価を得ている一方、通常販売のオールスターも「ルナソール」を用いるなど、快適な履き心地を提供しています。

 それだけ同じブランドでも、靴選びは細分化しているという証です。

 その「タイムライン」ですが、当時発売された品を徹底的に研究するため、コンバース・ジャパンはヴィンテージ品を購入し、つぶさに観察しているといいます。

 僕の小遣いからすると、素晴らしくよくできているこのタイムラインの商品群は、魅力的である一方で予算外でとても手が出ません。

 長野市でも取り扱い店舗はありますが、僕と同じように

 「高いなあ、これならば別の靴を買おうか」
 「普通のコンバースを3,4足かって色を楽しもうか」

 と悩む方も多いと思います。

 ただ、冷静に判断すれば、むしろ1960年代、70年代の本物を中古で、しかも劇的に高い品を買うよりも、はるかに安く、しかも箱付き購入できるという利点があります。

 本物と瓜二つであり、むしろ履き心地や素材はこちらの方が上回っているわけですから、お金に世中のある方は、どんどん買ってもよい、と思えるくらいの出来栄えです。

 僕も試し履きはしたことありますが、遠い世界ですね。

 例えばプーマが「ドイツ生産」で、シーザー・メノッティやキング、スフィーダなど往年の名品を復刻し、再販売すればファンはすぐに買うと思いますよ。

 復刻スパイクが競技に向かないことは重々承知していますし、契約選手に供給もできません。

 ただ、本当に熱心なプーマのファンを、ドイツ製で復刻した商品を再投入することで敬意を払うという構造は成り立ちますよね。

 サッカー・スパイクもコレクターが存在しますし、実現すれば皆大喜びではないでしょうか。

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かつての物語が現実になること

2021-07-31 21:13:22 | 日記
 文春文庫「龍時03-04」において、日本五輪代表はアテネ五輪決勝でセレソンと対戦し、敗れます。

 僕はこの文庫を手放したため、スコアをよく覚えていないのですが確か2-3だった気がします。

 主人公の龍時は準決勝で同じスペインの地で研鑽を積む朴が在籍する韓国代表と対戦し、勝利するわけですが、2012年の準決勝は試合終了後に政治問題が掲げられ、後味が悪くなりました。

 この物語のように、決勝でブラジルと対戦することになれば、それは日本中が注目しますよね。

 キャプテン翼37巻において

 大空翼はブラジルへ旅立つ
 若林源三はハンブルクとプロ契約

 しますが、水島武蔵がサンパウロと契約する運びとなりました。

 また続編となるワールドユース以降に登場する人物ですと、赤井止也がサンプドリア、葵シンゴがインテルの選手として描かれます。

 この時、高橋先生と集英社の方は、本当にサンプドリア(吉田麻也)インテル(長友佑都)に在籍する日本代表選手が登場するとは、到底思えなかったでしょうね。

 そのハンブルクにも酒井高徳が在籍し、主将まで担いましたし、大空翼が移籍するバルセロナの地では、トップ登録ではありませんでしたが、久保建英がいましたよね。

 岬太郎がジュビロ磐田
 沢田タケシが浦和レッズ
 松山光が北海道コンサドーレ札幌

 に入団して活躍という姿も、Jリーグあってこそのシナリオと言えますし、高橋先生も感慨深いに違いありません。

 後出しじゃんけんで恐縮ですが、もし本当に東京五輪で金メダルを獲得するのであれば、2016年の段階でWEリーグが発足されているべきでした。

 女子も欧州でプロ化が一気に進み、日本女子代表は国内でプレイしている選手が多いせいか、相手のリーチ、そして体格差に苦労しているように見えました。

 プロ発足がパリ五輪への布石になるか、既に問われている格好です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本五輪代表、4強でスペインと対戦へ

2021-07-31 21:02:24 | 日記
 日本五輪代表はPK戦の末に、ニュージーランド五輪代表に勝利しました。

 僕は勤務を終えて帰宅したのが19時20分。

 NHKの試合映像を視聴出来たのは後半75分あたりからでしたから、前半の内容や選手交代について是非は問えません。

 日本代表は五輪代表も含めて、イングランド直系、オーストラリア、そして今回のニュージーランドも含め

 筋力、骨格、身長と肉体的アドバンテージを持つ相手に手を焼く
 むしろ準決勝で戦うスペインのように、正確な技術を持つ選手たちとの相性が良い

 と感じます。

 少なくともPK戦に突入した際は

 「90分、延長戦でも勝てなかったか」
 「PKで勝てる可能性は、どっちずかすだしなあ」

 と不安でしたね。

 イングランド代表とイタリア代表はPK戦を毛嫌いしている印象が強く、特にイタリアは90,94,98年ワールドカップ敗退は全てがPKによる形でした。

 またミランが2005年のチャンピオンズ・リーグ決勝において、3-0から3-3に追いつかれ、しかもPKで敗れ欧州王者の座をリバプールが得るという試合もありました。

 日本代表は2004年のアジアカップ、ヨルダン戦のPK勝利がまさに「劇的」と言えましたが、あの事例は実に稀だからこそ「劇的」と言えるわけですから、90分で勝利できない事。

 もし敗れたとすれば、この点が焦点になったでしょうね。

 各国代表監督が軽装で指揮を執る中、森保さんはタイバーを用いてネクタイを固定し、ダンヒルの公式スーツを着用しています。

 僕も固い、糞真面目だと揶揄されますが、監督を見ていると糞真面目もいいものだなと改めて思えました。

 彼の脳裏には既に、スペイン戦までの疲労回復と戦術が描かれているに違いありません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金メダルを得ても止まない罵声

2021-07-30 21:22:13 | 日記
 もし日本五輪代表が金メダルを獲得したならば、森保監督と選手たちは様々な媒体に引っ張りだことなるでしょう。

 ただ、海外リーグではプレシーズンが始まっており、南野拓美が在籍するリバプールはヘルタ・ベルリンと対戦するなど、調整に余念がありません。

 五輪代表の選手たちも束の間の休息を過ごした後、オランダやベルギー、イタリアへと旅立っていきます。

 そうしますとグランパスエイト、フロンターレ、サガンに代表される、代表表選手たちを送り込んでいるクラブには、多くの取材申請が殺到するのでしょうね。

 僕が仮に彼らのような有能な選手でメダルを獲得したならば、皆さん同様に電話やラインで

 「よくやったね!本当におめでとう」
 「自分の事のようにうれしいよ」

 と祝福されるかと言えばそんなことはないでしょう。

 選手たちは偉業を達成すると、携帯電話が鳴りっぱなしと言いますが、僕はラインすらしたことがないので、平和、平穏そのものです。

 そう、ここに齟齬が生じます。

 選手たちは自分自身で近況や体調、練習内容を発信することが当然となり、協会も推進している節があります。

 Jクラブもツイッターを軸に広報活動をしていますし、地元のテレビ局がレギュラー番組、特番で選手たちを取り上げることも多くなりました。

 しかし、選手たちが金メダルや素晴らしい功績を残しても、祝福ではなく痛罵や批判などで苦しめる発言が目立っています。

 五輪の場合ですと

 審判の判定に不服があり、それがより好成績となった選手への当てつけ発言になる
 自分自身の生活が苦しく、華やかな選手たちに嫉妬してしまう

 という側面があるようです。

 日本ではよく「リア充」という単語が独り歩きしてしますが、45歳で独身、結婚の予定すらない僕は他人様に嫉妬して暴言を吐く紀道にはなりませんが、僕の感覚が異なるのでしょうか。

 協会やクラブは選手による情報発信を認知していますが、案外「何もしない」ことは防衛策として最適かもしれませんよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームだからこそ気になるわずかの差

2021-07-30 21:10:30 | 日記
 日本五輪代表は明日、18時からニュージーランド五輪代表と対戦します。

 主将の吉田麻也ですら

 「20時開始ではないのですか」
 「それは困ったなあ」

 と漏らしたように、この試合が通常時刻よりも早い開始時間、というのは選手たち、そして観戦者である僕たちもよくわかっていなかったと思います。

 このようなホームといえども、些細なディティールの違いが選手にはストレスとなり得る、そしてまだまだ厳しい暑さと湿度の中での試合ですから、選手たちも大変ですよね。

 1990年ワールドカップ。

 イタリア代表は準決勝のみナポリに移動し、スタディオ・サンパウロでアルゼンチン代表と戦う羽目となり、敗れます。

 ディエゴ・マラドーナのホームであり、ナポリ市民は

 「同じイタリアと言えども、いつも俺たちを小馬鹿にしているユヴェントスやインテルの選手が入った代表を応援するのか」
 「アルゼンチンにはディエゴがいる」
 「いつも俺たちに誇りを与えてくれる彼のために、アルゼンチンを応援すべきか」

 で悩みましたよね。

 スキラッチという若い救世主、ロベルト・バッジョという代表の未来、ワルテル・ゼンガを軸とした強固な守備を擁しても、イタリア代表は優勝できず、同時に決勝の西ドイツ戦でマラドーナは言葉にならない罵声を浴びます。

 ホームで戦う利点はありますが、ホームだからこそのわずかな差異を、対戦相手は見抜き攻めてくるものです。

 ただニュージーランド五輪代表は南半球から来ていますし、案外日本独特の気候に順化してきているでしょうが、後半は最初に足が止まることも予想されます。

 ここで勝利すれば4強、より強敵と戦える大きな挑戦権をえることもできますね。

 橋岡大樹も酒井宏樹の代役として終わるつもりはないでしょうし。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする