塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにおけるワールドカップの意味合い

2020-04-30 17:31:54 | 日記
 僕は中学と高校の6年間、部活動で卓球をしていました。

 Tリーグの発足は間違いなくJリーグの発足が無ければ生じていなかったと思いますし、サッカー同様に卓球用具も日本製は世界中で信頼され、親しまれています。

 卓球好きではなくとも「バタフライ」のロゴは見たことがあるはずです。

 ただ、卓球はサッカーよりも複雑な面はあるでしょうね。

 サッカーで一番権威があるのはワールドカップ。

 次に権威があるのは南米ならばコパ・アメリカ、アジアならアジアカップという大陸選手権になります。

 東南アジアではAFCスズキカップ、湾岸諸国ならばガルフカップのような土着のカップ戦が大きな意味を持つ場合もありますが、代表選であれば上記2種の国際大会が実に大きな重みを持ちます。

 つまり他の競技にとって大きな意味を持つ五輪は、大した意味を持ちません。

 ブラジルでいえば、五輪はアマチュア、つまり下手くそが出る大会だと過去に認知されており、名手ならば予選を戦いワールドカップに出場することが当然とされていました。

 卓球の場合はこの国際試合の意味合いが難しいのですね。

 つまり、世界選手権の団体戦、個人戦の上位入賞も素晴らしい
 当然五輪のメダルも素晴らしい

 つまり重要度はどちらが勝っているのか、正直わかりかねる面はありましたね。

 恐らく選手も協会も五輪の方を優先する、それは柔道やバレー、バスケも同様でしょうが、サッカーのように

 「日本代表の最大目標はワールドカップ制覇」

 と言い切れる体制が整っていること。

 これは本当に素晴らしいと思いますね。

 4年周期で行われるというインターバルも、実によくできた間合いと言えるのではないでしょうか。
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中規模クラブが優勝を手繰り寄せたならば

2020-04-30 17:19:45 | 日記
 リーグ1はパリ・サンジェルマンの1強と目されることが多いリーグですが、2010年代はそうでもありません。

 2017年にエムバッペを軸にした展開で見事に優勝したのがモナコ、また2011-12シーズンはリール、2012-13シーズンはモンペリエと、地方クラブが歓喜に沸きました。

 そのリール優勝の立役者がエディン・アザルで、遂に目標とするレアル・マドリードに現在は在籍しています。

 このように、優勝候補筆頭クラブが優勝を逃し、中規模クラブが優勝すると、多くのファンが祝福する一方で、候補のだらしなさが多くの批判を招きます。

 イタリアではユヴェントスの1強体制が目立ち、同時に近代的なスタジアム収入とアディダスのスポンサー料増加という、気前の良い話が聞こえてきます。

 そのユヴェントスは現在、彼らを限界まで追い詰めたナポリの指揮官、マウリツイオ・サッリが率いている。

 ちなみにファンが愛したゴンザロ・イグアインもユヴェントスに鞍替えした。

 ナポリのファンからすれば、サッリ体制でスクデットを得ていれば、状況は大きく異なったと感じることが自然でしょうね。

 仮にシモーネ・インザギが率いるラツイオが優勝すれば、ローマの街は喧噪の中の喧噪になるでしょう。

 ローマファンの地団駄と怨嗟
 ラツイオファンの狂喜、乱痴気

 これらが容易に想像できますし、2000年のスクデットが財力に物を言わせたものである一方、現在の躍進は知恵によるものという点も異なります。

 ターレSDの補強策
 指揮官が描く3-5-1-1の布陣

 そこには従来通り、安く獲得したフェリペ・アンデルソンの売却など、クラブの方針もあるわけですが。

 ローマは過去、モンチさんを招聘したわけですが、ラツイオからすれば彼の仕事は既に数年前から行っているよ、と考えたのではないでしょうか。
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商品サイクルが目まぐるしい中で

2020-04-30 11:02:56 | 日記
 テレビコマーシャルを注意深く見ていますと、大手の洗剤、化粧品メーカーは次々と新しい商品を生み出していることがわかります。

 そこまで短期で改良を加える、派生品を生み出す必要があるのか、僕にはさっぱりわかりかねますが、彼らからすれば消費者は最新の品を希望する、と思うのでしょう。

 僕は違うと思いますが。

 僕が今使用している洗濯洗剤は

 「無添加。無着色で衣料品に優しい」
 「従って洗濯機から出た排水も、環境に配慮している」

 という形になり、汚れだけでなく後始末にまで言及しているものです。

 汚れ、消臭、汗、そして柔軟剤入りなど、様々な文句で販売している洗剤を、頻繁に作り変えるよりも、作り続けて消費者を安心させる方が、よほど効果的ではないかと感じます。

 ミズノがモレリアを作り続けている背景には、当然商品そのものも魅力が素晴らしい、モレリア以外の靴を履かないという、有難いファンがいるためですよね。

 そこには木型や革の選定だけでなく、

 「モレリアを廃盤にすれば、多くの方が困ってしまう」
 「モレリアはモレリアとしてその伝統を踏まえ、別ラインで提案をしてゆこう」

 と考えたのではないでしょうか。

 その別ラインがモレリア・ネオとモナルシーダであり、過去のバサラや現在のレビュラは全く異なる観点から企画と製造がなされています。

 以前購入した品が再度手に入る。

 この当たり前の光景が、今再度問われているように思えますね。
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髪型という自己表現方法

2020-04-30 10:55:12 | 日記
 外出自粛が望まれている最中、今日は外出をしようと思っています。

 何故かと言いますと、さすがに散髪をしないとどうしようもなくなってしまい、致し方ないことだとご容赦頂きたいと思います。

 池波正太郎がエッセイの中で

 「昔の女は家の中でもよく着替えたものだ」
 「それは彼女たちなりの気分転換だったのだろう」

 と述べていますが、散髪も同様の側面があります。

 サッカー選手がときに大胆な髪型は染めで僕たちを驚かせるのも同様でしょう。

 日本人選手ならば

 1・2002年ワールドカップ 戸田和幸が髪を赤く染める
 2・小野伸二が頭を丸めたこと
 3・中田英寿の金髪

 などが代表例でしょうか。

 海外の選手ですと、やはりベッカムとロナウドが様々は髪型を披露し、ファンの関心を引き寄せてきましたが、これは気分転換だけでなく、自身というものの存在価値を高める理由。

 もあったに違いありません。

 前者がアディダス、後者がナイキの広告塔という面も大きいとも言えますが。

 僕個人はご近所の1100円床屋で近年は済ませています。

 僕は椅子に長い時間腰掛けていることが嫌、また、僕なんかが注文を付けて散髪してもらうことが、何だか申し訳ないという、心理的な要素が強いのです。

 僕は出かける前、髪と体を洗い、念入りに髭剃りをして従業員の方が嫌な思いをしないように心がけています。

 昔ながらの床屋では散髪だけでなく、髭剃りやマッサージも行っていますが、それらの古き良き時代をまた体感すべきか、時間と料金を優先するかは、迷う面がありますね。
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露出ができないスポンサーの立場

2020-04-29 22:47:14 | 日記
 コロナウイルスの影響が衰えない昨今、Jリーグは三菱UFJに融資を持ち掛けている、と聞きました。

 長野パルセイロに代表されるJ3の年間予算は4億円規模であり、その収入をスポンサー契約に頼ることが多いものの、景気の低迷や先の見えない現状を考慮すると、増額は見込めないのですね。

 試合が出来なければ。ジャージスポンサーの露出は当然なくなりますし、クラブが無観客試合を飲むとしても、入場料収入は見込めません。

 パリ、サンジェルマンのように

 「ネイマールとエムバッペと言うスター選手を最大限に活用する」
 「スポンサーがナイキであることの恩恵として、ジャンプマンを刻印する」

 というマーチャンダイジングに強いクラブは、それでも収益を伸ばすことでしょう。

 ただ、ネイマールがバルセロナに戻りたいと希望しても、バルサの経営状態を考慮すれば、パリ・サンジェルマンが納得のいく条件は、まず提示できないでしょうが。

 例えば今季より、ザスパクサツ群馬はスポンサーがブラジルのホマから、スペインのケレメになります。

 ケレメの商品は既に日本国内で流通していますが、Jクラブを支援する機会は今季が最初ですよね。

 ですから代理店もザスパのサポートを全力で行うことで、市場拡大や積極的な情報発信を行う予定だったでしょうが、予期せむ形でとん挫しています。

 仮にケレメがJリーグに定着すれば、ホマも参入を決断したかもしれません。

 ホマはイタリアのサンプドリアを軸に、恐らくケレメよりも契約クラブを多く抱えているのではないでしょうか。

 そのサンプドリアは吉田麻也がサザンプトンから移籍したことで、日本でも気にする方が多かったと思いますが、イタリアの感染者は欧州でも群を抜いて高い状況となっています。

 物事はうまくいかないものだと、改めて痛感します。
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