塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

明日のオーストラリア代表戦に向けて考えたこと

2021-10-11 21:42:17 | 日記
 仮に明日のオーストラリア代表戦で、先発選手が相当数入れ替わったと仮定します。

 それは新鮮さよりも、むしろ「ギャンブル」ではないでしょうか。

 仮にGKを谷、レフトフルバックに中山、中盤センターに田中、トップ下に三好、ライトフルバックに橋岡で固めたとします。

 彼らは確かにホスト国として明確な責任を持つ日本五輪代表として戦い、連戦の疲労を吹き飛ばし4位入賞を果たしました。

 ただ五輪本戦よりもオーストラリア代表の一戦を、ワールドカップ本戦、予選を戦ったことが無い彼らをいきない先発で使い、勝利しろ、よどんだ空気を一新させてくれ、というのはある意味で僕は

 「ないものねだり」

 のように感じてなりません。

やはり2次予選で布陣変更を新顔を試すことをもう少し具体的に行うべきだったと思いますし、本来ならば力関係で優位に立オマーン代表と中国代表との2連戦で場数を与えるべきだったとは思いますが。

 オマーン代表戦が終了した際にもお伝えしましたが、五輪閉幕後すぐに欧州に出戻った選手たちを、わずか2週間のインターバルで呼び戻し、先発で使ったこと。

 これはやはり森保監督らしからぬ浅い考えだったと僕でさえ思うのです。

 僕は指揮官も選手も実績は重症ですし、無視できないと思います。

 ただ一方で彼らを下げても良いと判断した際は、場数の少ない選手をベンチから見守る、くらいの余裕が本来日本代表には備わっているとも考えていますが、皆さんはどうお考えでしょうか。

 少なくとも明日、日本代表の命運の方向が決まります。
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プーマとナイキに見られる、契約を打ち切らないこと

2021-10-11 21:26:41 | 日記
 ナイキ契約選手の中でも、飛びぬけた実力と名声を得ている存在としてタイガー・ウッズが挙げられます。

 ウッズが過去、強烈なまでのセックススキャンダルを起こした際も、ナイキは躊躇なく彼との契約を更新しましたし、レブロン・ジェームズとクリスティアーノ・ロナウドが終身契約であることも知られています。

 ヒップホップの世界でカニエ・ウエストはその歌唱力で知られていますが、過去はナイキと契約して靴を発売していました。

 しかしナイキと袂を分かち、現在ではアディダスと契約して靴を販売していますが、彼はウッズのように批判的な行為をしたわけではない、でも契約を終了した、このような形に契約の興味深さが見えてきます。

 フランス代表のアントワン・グリエーズマン。

 彼も常にプーマの支援を受けており、先日フランス代表として100キャップを達成した彼のために、プーマが記念デザインスパイクを手渡しました。

 画像は専門サイト「0014のブログ」で確認できますが、プーマにしてもグリエーズマンがここまで代表の中軸になるとは考えなかったのではないでしょうか。

 グリエーズマンと言えば

 1.同僚のウスマーヌ・デンベレと共に、日本人蔑視の発言をしたとされる
 2・バルセロナからアトレティコ・マドリードに復帰しても、思うような形になっていない

 ということで批判を受けました。

 そしてグリエーズマンはレアル・ソシエダード在籍中、アンダー21の代表合宿中に宿舎を無断で抜け出し、タクシーで首都パリまで夜遊びに出かけるという愚行を犯したことがありました。

 確かこの時にはレンヌ、インテルに在籍するヤン・エムビラと彼、計4選手が処罰されたはずですが、その若者が2018年ワールドカップで柚須陽するまでに成長するとは。

 プーマに限らず関係者からすれば感慨深いと言えるのでしょう。

 ただディエゴ・シメオネからすれば、クラブでも代表と同様の仕事をしろよと考えているかもしれませんがね。
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お客はつけあがる存在だろうか

2021-10-11 21:14:29 | 日記
 池波正太郎の代表作である「剣客商売」

 主人公は秋山小兵衛と大治郎の親子であり、そこに小兵衛の妻おはると大治郎の妻である美冬が密接にかかわる、人間味あふれた時代小説となっています。

 どの話だったか覚えていないのですが、自分より年下ではあるものの、妻として小兵衛と暮らすおはるを大治郎がほめると、

 「つけあがるわえ」

 と小兵衛がたしなめる場面が出てきます。

 日本では近年、カスタマー・ハラスメントという新しい言葉が目立つようになりますが、買い物客の心理の中では

 「これくらいしてくれるのが当然でしょう」
 「何故出来ないのかしら、失礼するわ」

 という、店舗に対しての思い上がり、池波正太郎が小兵衛に言わせた「つけあがっている」ことが顕著のように思えてなりません。

 僕は海外旅行をしたことが無いので飛行機を利用したことがありません。

 実はアテンダントの方々に無理難題、意味のない自己顕示欲を見せるのはその多くがビジネスクラスといいます。

 ファーストクラスの搭乗者は

 熱心に読書をする
 ありがとう、今日は助かりましたと丁寧にお礼を言う
 脱いだ靴は中が見えてはしたないということで、自ら物陰に隠す

 など、搭乗員からすれば

 「このお客様と出会えてよかった」

 と思う方が多いと言います。

 サッカーでもスポンサー筋、シーズン・チケットホルダーや高額席のお客はそれだけでありがたいですよね。

 ただ、高級席と価格に見合うサービス内容をクラブが提示すればするほと、お客の側が調子に乗って無意味な要求を際限なく言ってくるリスクを背負う形になりかねません。

 恐らくエルメスやローレックスなど、高級メゾンのお客たちは立場を弁えるということを知っているからこそ、丁重に迎えられると認識しているに違いありません。

 そう、謙虚に徹することは周囲の人間に「喧嘩」を売らないという点で大きな価値があると思うのですね。
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市井の声を気にしすぎてもいけませんね

2021-10-11 20:58:38 | 日記
 政権与党(基本は自由民主党)は、世論の声を気にします。

 政権を支持する、しないというテレビアンケートは当然、幹事長、内閣官房長長官、そして当然首相の耳にもすぐに伝達されます。

 ただ、間違ってはならないのは、市井の声を気にしすぎてはいみがありませんし、本来ならば支持率のため与党の座を維持するために解散総選挙という手段は本末転倒のようにも思えますが、これも政策なのでしょう。

 明日のオールトラリア戦の結果次第では、森保一日本代表監督は「元」日本代表監督の森保一になるかもしれません。

 仮に勝利して勝ち点3を得たとしても、内容が低調な場合はファンの批判は収まらないでしょうし、難しい状況に変化はありません。

 ここでサッカー協会がしてはいけないと思うことは

 1・世論を重要視しすぎて監督交代を決断すること
 2・必ずしも外国籍の指揮官が良いとは言えないこと

 を肝に銘じる事ではないでしょうか。

 ヴァイド・ハリルホジッチのように

 「ワン・オン・ワンで負けないように」
 「体脂肪を常に意識して体づくりを行うように」

 という、的を得た指摘があった事例もあります。

 結局彼は解任になりますが、森岡亮太や久保裕也など自分で起用すべきと思う選手を使うことに躊躇はなかった点も、新鮮さがありました。

 長澤和樹のように代表キャップ1の選手を生んでしまった例外もありますが、選手は適度に入れ替えてゆくという側面は、理に適っていましたが、彼の本質と日本代表の本質は最後、合致しませんでしたね。

 世論は解任が大きいと思いますが、良いという意見もある、それこそが本来の民主主義ですし、協会は監督交代をしないのであれば、その理由と根拠を数字やグラフで見やすい形で公表し、

 「森保を最後まで信頼し、守る」

 という姿を見せるべきでしょうね。

 ただ、リスク・マネージメントの中に代表監督の交代があるならば、その事柄も念頭に置くという動作も不可欠ですが。
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今日はドラフト会議の日ですが

2021-10-11 20:44:53 | 日記
 今日はプロ野球ドラフトの日ですね。

 僕は以前もお伝えしたように、この制度を積極的に支持はしませんが、他に戦力補強の方法が限られているため、致し方ないと思っています。

 米国では合衆国憲法
 日本では日本国憲法

 職業選択の自由をドラフトという制度は逸脱しており、米国では野球だろうがバスケットボールだろうが、選手には代理人がついて報酬を含む付帯条件を吟味します。

 しかし、日本の場合は1位指名がとりわけ顕著ですが、指名が重複(これも米国とは異なり、完全ウエーバーではない弊害と思うのです)したならば、衆人環視の中で指揮官が自分の将来をあろうことか

 「くじ引き」

 で決めてゆくことは、ビジネス以前にもう解消したらどうかと思いますがね。

 選手が指名を拒否すると相当は批判がありますが、当たり前ですけれども選手には拒否権があって当然ですから、その権利を使うことは全く問題ない、外野が口出しするのは意味がないですよ。

 ただそれが

 「指名されたチームが意中ではないから」
 「来年の指名を待つ」

 という理由になる場合があり、だからこそ事をややこしくしている現状をコミッショナーが改善策を提案したらよいのにと思います。

 Jリーグもこれまで様々な問題をチェアマンが向き合ってきました。

 鬼武氏の時に起きた我那覇和樹問題
 川渕氏の時に起きた横浜フリューゲルスと横浜F・マリノスの合併問題

 など、あってはならないことが起きたことは、今の村井チェアマンも当然肝に銘じていると思います。

 氏が就任してから一番の大きな出来事は

 ダ・ゾーンとの大型契約
 優勝クラブを軸に大きな優勝賞金を出す

 という、お金の分配についてでした。

 新型コロナウイルスの余波が収まりつつある今、早急な対策は拙速になる危険性もありますが、村井チェアマンの脳裏には新しい方針が描かれている気がします。

 
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