塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2012年日本代表の旅(2)

2011-12-31 22:46:04 | 日記
 そのベルギーの上をいく難敵がクロアチアです。

 クロアチア代表といってすぐに思い浮かぶのは、トテナム・スパーズのふたり、モドリッチ
とクラニツアールですが、他にも

 ダリオ・スルナ(シャフタル・ドネツク)
 エドゥアルド(シャフタル・ドネツク)

 など、欧州リーグたチャンピオンズ・リーグで名を馳せた選手達が大勢います。

 今季鹿島アントラーズから、日本代表の伊野波雅彦がクロアチアの

 「ハイデュク・スプリト」

 に移籍しましたが、ディナモ・ザグレブとのダービーが、大きな盛り上がりを見せる事
も有名ですね。

 クロアチアは地理的にイタリアに近いため、セリエAを目標にする選手もいます。

 伊野波もそのひとりですし、ミランとインテルに在籍したダリオ・シミッチがそうでし
た。

 クロアチアはセルビアやスロヴェニアのような隣国とは異なり、国内リーグもなかなかの
活況のようです。

 「リーグの位置付け」
 「代表選手の多くが海外リーグに在籍」

 という点では、今の日本と大変よく似ていると思います。

 僕は第2ポッドの代表例としてベルギーとクロアチアを代表例に挙げましたが、サッカー
の歴史が深い欧州で戦う事は、やはり意義があると考えます。

 日本代表が2012年を飛躍の年にする為にも、対戦相手の吟味は非常に大切になります。


 最後に今回が2011シーズン最後のブログになります。

 読んで頂いた皆様に、心から御礼申し上げます。

 来年も毎日更新することを目標に、自分の気持ちを綴っていきますので、お付き合いして
頂けたらと思います。

 本当に感謝いたします。
 
 塚田盛彦
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2012年日本代表の旅

2011-12-31 22:35:07 | 日記
 日本代表はワールドカップ最終予選に向けて、2012年は正念場を迎えます。

 またザッケローニ監督は、欧州各国との「敵地」での親善試合を希望していますが、
僕はこの遠征のテーマを

 「第2ポッド」

 にしたらどうかと思います。

 日本がブラジル・ワールドカップに出場した際は、第3、第4ポッドでの組み合わせ
抽選になるでしょう。

 そうしますと、スペインや開催国ブラジルのような第1ポッドだけでなく、第2ポッド
の国との対戦がグループ・リーグ突破に大きく影響します。

 2010年大会は日本はカメルーンとデンマークに勝利し、オランダに敗れる形でしたが、
第1ポッドの国とは

 「善戦」

 は出来ても、勝利することはやはり難しいでしょう。

 日本が2010年に予選突破できたのは、第2ポッドに相当するデンマーク、カメルーン
に勝てた為です。

 ですから日本が欧州遠征に出るならば、クロアチアやトルコ、ベルギーなどの中堅国と
対戦し、自力を養うことが代表の底上げに繋がると思うのです。

 まずベルギーですが2002年の韓日ワールドカップ以降、表舞台から消えていますが、
彼ら

 「赤い悪魔」

 は再び躍進を遂げようとしています。

 その中軸を担うのがシティのDFヴァンサン・コンパニ、チェルシーに移籍したFWの
ルカク、そしてエバートンのフェライニといった面子です。

 ベルギーは日本が欧州との

 「距離感」

 を測るうえで、最適の対戦相手の気がします。
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来季ヴィッセルは飛躍できるか

2011-12-31 16:41:03 | 日記
 ヴィッセルが2012シーズンのJリーグで、上位に進出しても不思議ではありません。

 その一方で中位から下位に沈む可能性も否定できません。

 それはペトロビッチを新監督に招き、リーグ制覇を狙った今季のレッズと似たような
状況に陥る可能性があるためです。

 新加入の4選手は、いずれも古巣で

 「優勝経験」

 があります。

 その一方でヴィッセルの選手たちは、和田監督も含めて優勝争いの経験がありません。

 彼らは2010シーズン、優勝争いよりも厳しい残留争いに打ち勝ちましたが、その
厳しさは優勝争いの緊張感とは別物でしょうしね。

 ですので既存選手と新加入選手の意識に、何らかの

 「ズレ」
 
 が生じた場合、内紛が起るのでは無いかと危惧されます。

 新加入選手はいずれも日本人選手ですから、外国籍選手のように不満をぶちまけるよう
な真似はしないでしょうが、鬱憤を胸に溜めるようなことがあれば、やはり雰囲気は
マイナスに陥るでしょうね。

 後は和田監督の手腕でしょう。

 監督に求められるのは、練習と試合での指導力だけでなく、メディアとの対話、そして
選手との密接な間柄など多岐に渡ります。

 ですので来季の陣容でクラブを一体化できたなら、監督の自信に繋がりますし、新たな
人物像も確立できます。

 しかし逆のケースが起ったなら、監督の座を追われるのは間違いないでしょうし、クラブ
も低迷しかねません。
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ガンバとヴィッセル、その力関係に変化が

2011-12-31 16:29:11 | 日記
 今までアレックス・ファーガソンが、隣のサックス・ブルーのクラブを顧みることは
ありませんでしたが、最近は彼らを

 「認める」

 発言が増えてきたように感じられます。

 それと同様に、今まで西日本のクラブで最高の成績を収めてきたガンバとヴィッセルの
関係も、これら

 「ユナイテッドとシティ」

 と似た関係に変化していく気がします。

 ヴィッセルの今オフの補強が、シティを連想させるような大型の物であることも、その
理由のひとつです。

 アントラーズからは野沢と田代。

 そしてガンバからは橋本と高木。

 これだけの代表クラスを4名も手に入れたことは、ヴィッセルからすれば満点の補強で
あり、今後もてこ入れは続くでしょうが、仮に契約ができなくとも、合格点がつけられる
内容です。

 一方のガンバは主力のふたりがクラブを離れるのと同時に、イ・グノが兵役の都合上
Kリーグ復帰がほぼ確実となっています。

 また生え抜きである

 「二川孝弘」

 が、提示された年俸の低さに不満を持ち、契約を保留しています。

 オーナーであるグレイザー家の借入金が足枷となり、補強費が捻出できないユナイテッド
と、どこか重なる部分があるように見えます。

 ユナイテッドもエルナンデスのように、補強を怠っているわけではありませんが、知名度
という点では、シティの補強と比較して

 「劣る」

 のは否めません。

 ユナイテッドとシティの関係は「拮抗状態」であり、逆転したわけではありません。

 ただ今後も現在と同じ状況が続くなら、シティがユナイテッドを凌駕しても、不思議では
ありません。

 ヴィッセルおとガンバはやはり後者の方が上ですが、2012シーズンはヴィッセルが
ガンバより上位でリーグを終えても、おかしくはないでしょう。

 ちなみに和田監督は現役時代をガンバの選手として過ごしました。

 ここにも何かしらの縁が感じられます。
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今野、明日の天皇杯決勝が分岐点か

2011-12-31 16:16:02 | 日記
 週刊サッカー・ダイジェストの言葉を借りるなら、明日の天皇杯決勝がFC東京のジャー
ジを着た今野泰幸の

 「最後の姿」

 になるのかもしれません。

 今野と移籍先と目されるガンバの間では、最後の微調整が行われている模様で、もし移
籍が実現したならば、FC東京からすれば

 「大きな痛手」

 でしょう。

 今野はFC東京の生え抜きではなく、2004年にコンサドーレ札幌から移籍してき
ましたが、2004、2009年の2度のナビスコカップ、2010年の

 「J2降格」

 と、この7年密度の濃い時間をFC東京で経験してきましたし、ワールドカップの出場
も、FC東京での実績が認められた為ですね。

 新監督として目されるポポビッチ氏が、彼の移籍話をどう捉えているかは不透明ですが、
今野が移籍した後の

 「後釜」

 の確保は必須条件になりそうな気配です。

 ガンバからすれば、今野の加入は大きな戦力になりますし、ヴィッセルに移籍する高木と
橋本に変わる、クラブの顔としても大きな魅力と言えそうですね。

 今野がガンバのジャージを着て

 「味の素スタジアム」

 に帰ってきたなら、FC東京のファンは彼にどんな言葉を投げかけるのでしょうか?
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