塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ぶれてもいいと思います。

2010-12-31 00:08:10 | 日記
 最近

 「ぶれる」か「ぶれない」

 かの意見交換が活発のような気がします。恐らくぶれているという発想には、

 「信念が無い」
 「言動がころころと変化する」

 というような曖昧さが感じられ、他人の持つ印象が良くないのでしょう。だからこそ

 「ぶれない」

 生き方が凄いとされ、人々の支持や共感を得て居るのだと思います。確かに自分の信念
を周囲に迎合せず押し通す事は、どの世界でも難しい事柄ですからね。

 でも僕はぶれても構わないと思います。人は今追いかけている事意外にも、様々視点で
物を捉えた方が、幅広い知識を手に入れる点で有効ですし、もしかしたら新たな人脈が生
まれるかもしれません。

 一番良いのは何か軸を定めて、その軸の範囲でおおいに「ぶれる」という事でしょうか。

 例えば僕はこのブログのテーマを

 「サッカー」

 に統一しています。これが僕の軸になります。

 でもテーマを統一しても、記入している内容は本当に様々です。

 欧州サッカー、Jリーグ、長野パルセイロに日本代表など、選手の動向を追う他にも、用具
や雑誌広告、トレーディングカードに至るまで、サッカーに関する様々な動向を、僕はこのブ
ログで皆さんと考えることができたら良いな。

 そう思って書いています。

 ですからこれをJリーグや長野パルセイロなど、テーマを絞り込んでしまうと話が限定されて
しまいますし、旬の話題を逃してしまう可能性もあります。

 ですので自分の定めたテーマから逸脱しなければ、ぶれることは一向に構わないと思いますし
そうでなくともぶれたほうが、人間の世界は案外面白みに溢れているような気がします。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プーマとアディダスのCMの面白さ

2010-12-30 20:05:31 | 日記
 日本代表の駒野選手が

 「パラメヒコマン」

 と呼ばれる謎の覆面男として登場するプーマのCMが注目を集めていますが、このCM
非常に面白いと思います。

 今のプーマの顔はカメルーン代表のサミュエル・エトーですが、日本人の選手が登場して
いることが嬉しいですし、もしかするとこのCMは日本のみで流れているのかもしれません。

 サッカーのCMは時として僕達のような熱心なファンだけでなく、一般の方でも楽しめる
ような作り方をしていますね。

 例えば2006年のアディダス。

 恐らく舞台はスペインなのでしょう。ふたりの少年がじゃんけんをして、アディダスの
契約選手を自分の側に引き抜いて、チームを形成しようとします。

 ベッカム、ジダン、シセ、デル・ピエロ、そして中村など次々と選手が呼ばれていく中

 少年のひとりが

 「ベッケンバウアー!!」

 と往年のドイツ代表の名前を叫びます。

 「ベッケンバウアー?」

 ともうひとりの少年が訝しげに語りかけたその瞬間、ドイツ代表のジャージに身を包んだ
ベッケンバウアーが、彼らのもとに駆け寄ってくるではありませんか!!

 このベッケンバウアーは合成で組み込まれたものですが、他の選手達は実際に集合して
このCM撮影に臨んだのでしょうし、ふたりの少年やスタッフも、さぞかし興奮したと思い
ます。

 アディダスと言えば同じ時期

 「プラス10」

 と銘打ったCMも話題になりました。

 1例を挙げると中村俊輔とデル・ピエロが自ら選手を探し求め、サッカーをするというCM
です。

 サッカーのCMには莫大な費用がかかっているはずですが、その一方でやり遂げた達成感
や視聴者の反応などが製作者の糧になるのでしょう。

 これからもサッカーCMには注目していきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野パルセイロの特別番組を楽しむ

2010-12-30 19:51:28 | 日記
 「このクラブを去っていった人間たちの分まで戦おう!!」

 今日の14時30分から長野放送で、長野パルセイロのJFL昇格記念番組が放送され
ました。

 この番組はパルセイロがJFL昇格を決めた

 「全国地域リーグ決勝大会」

 の3試合に的を絞って特集し、冒頭の言葉は薩川監督が選手に対して激を飛ばした時に
用いた言葉です。

 選手の契約更新、解雇はJ1とJ2に限ったことではなく、パルセイロのようなアマチュア
クラブでも毎年必ずこの時期に避けては通れない問題です。

 パルセイロのJFL昇格を見届けることができないまま、長野の地を去った選手は沢山いま
す。その彼らの気持ちを忘れてはならない。彼らの分まで懸命に戦い汗を流そう!!

 監督はそうした思いを選手達に伝えたかったのだと思います。

 薩川監督自身、バドゥ自身の後任として自分の肩にのしかかる責任を痛感していたでしょうし、
北信越リーグで仮に優勝を逃せば厳しい批判に晒されることも、充分理解していたでしょうから。

 僕は地域リーグ決勝大会の様子を映像で見る機会が殆ど無かったので、今日の特番はあり難い
限りでした。

 来年のJFLは3月に開幕するそうで、ファンは忙しい1年になりそうです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィートゥーウエア搭載のアディダスシューズ

2010-12-30 14:10:25 | 日記
 「フィートゥーウエア」

 は文字通り

 「足に履く足」

 という意味で、

 「靴を履いても人間がいかに素足の感覚を保つことができるか」
 「素足本来の持つ機能性を失わないで済むか」

 という題目に対し、アディダスが出した回答でした。

 僕もフィートゥーウエア搭載の靴を履いた事がありましたが、ナイキのエアクッション、
アシックスのゲルシステムなど、従来の衝撃吸収とは明らかに別の存在でした。

 このフィートゥーウエア、ソール自体がフラットではなく、人間の足のように丸みを帯び
ていて、人間の足の裏そっくりの形で僕たちの体を支えていたんです。

 「足に履く足」

 とは良く言ったもので、確かにこの履き心地の良さは絶品で、当時アディダスの契約選手
であったコービ・ブライアント、アントワン・ウォ-カーなど、NBAの選手達もこの機能
を搭載した靴で、バスケットコートを駆けていました。

 そのフィートゥーウエア搭載のサッカースパイクが、2代目プレデターだったのです。

 ラスト自体が人間の足に近い上、自慢の3本線をデザインにうまく落とし込んだこの靴を

 デル・ピエロ、ジダン、ベッカム、そしてクライファートという各国のエース級が使用し、
大きな話題を集めたんですね。

 今も昔も足にかかる負担は、「軽量化」「衝撃吸収材の開発」で補ってきましたが、アディダス
のように

 「足本来の力を引き出す」

 という発想はそ多くなく、その着眼点は見事な物と言えます。

 最近アウトドアの世界で

 「ベアシューズ」

 つまり裸足の時と同じ快適性を謳ったシューズが注目を集めているのですが、アディダスは
その先頭を10年前から歩いている形になります。

 今はこのフィートゥーウエア搭載のシューズはなかなか見つかりませんが、もし見かけたら
靴底を見てみてください。

 その足の裏に似た形に驚くと思います。

 (参考文献 アディダスブック 1998年 ワールド・フォトプレス刊)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トルションによるねじれの是正

2010-12-30 13:55:52 | 日記
 「それまでの靴は柔軟性に欠け、足に不自然な動きを強いてきた。」

 「足のねじれと足と指の屈曲、それが靴によって妨げられたいたのだ。」

 アディダスが上記2点の是正、つまり今までアスリートに提供してきたスポーツシュ
ーズを、より良い製品として提供したい。

 そう考えた時に誕生したのが

 「トルション」

 と呼ばれる新しい技術でした。

 靴の土踏まずの部分に

 「トルションバー」「トルショングループ」というふたつの機能をもたせる事で
足が本来持つ機能性を発揮させることができるようになったのです。

 このトルションの意味は「ねじれ」と言う意味で、ランニングシューズに搭載される
事が多かったのですが、以後アディダスの技術の中核としてその存在価値を飛躍的に
高めて行きます。

 このトルション搭載のシューズが相次いで発売された1980年代後半から90年代
前半、アディダスは画期的なサッカースパイク

 「プレデター」

 を発表し世間の度肝を抜きます。

 「スパイクの甲の部分に突起を付け、その突起がボールに尋常でないスピンを与える」

 文字にすると簡単に思えますが、まずこの発想が抱いたんですし、それまで靴でスピン
の威力を増させるというこの考えを、実現できたアディダスの技術がまた格別と言えます。

 初代プレデターは94年アメリカワールドカップで初お目見えとなりますが、4年後の
98年フランス大会、2代目プレデターは最先端技術を搭載し、完全リニューアルの形で
僕達の前に現れました。

 その最先端技術が
 
 「フィー・トゥー・ウエア」

 だったのです。

 (参考文献 アディダスブック 1998年 ワールド・フォトプレス刊)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする