塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アンブロ、新しい道へ

2015-03-31 01:05:34 | 日記
 今まで更新される事のなかった、アンブロの契約クラブと選手の欄が更新されました。

 ナイキの傘下を離れ、独自の道を再度歩み始めたアンブロ。

 かつての契約選手、アンディ・キャロルとジョン・テリーと袂を分かち、同時に新しい契約クラブ、選手を更新出来るまでの日々、きっとデサントの方はやきもきしていた事でしょう。

 アンブロは英国のブランドですから、イングランド代表の主力も多く顧客として迎え入れていました。

 90年代ですとアラン・シアラーとマイケル・オーウエンがそうで、2000年代のテリー、2010年代がアンディ・キャロルという具合でした。

 またアンブロのスパイクは各国代表にも愛され、日本代表では高木琢也、そしてコロンビア代表のカルロス・バルデラマが契約選手として知られていました。

 そして今、遠藤保仁が

 「終身契約」

 を結んでいる事は有名です。

 また今季からFC東京、セルビア代表と契約を交わし、日本代表の藤春もアンブロの愛用者なのですが、一方でノルウェー代表がナイキと契約するなど、アンブロからすれば今の歩みは単なる

 「通過点」

 と言えそうです。

 そういえば、粉飾で揺れるパルマも、90年代はアンブロを纏っていました。

 パルマはその後、ロット、チャンピオン、エレアなど様々なブランドと契約しますが、90年代の栄光を懐かしむファンの心には、ディノ・バッジョ、ゾーラと共にアンブロのダブル・ダイヤモンド。

 これがまぶしく光っているように感じます。
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ベイルの進路とウエールズ代表の欧州選手権

2015-03-31 00:49:09 | 日記
 ギャレス・ベイルの去就が様々な憶測を呼んでいます。

 ゴル・コムではチェルシー、シティ、ユナイテッド、そしてPSGが獲得意思を表明していると言われていますが、かつてホワイトハート・レーンを熱狂させた男がプレミアの他クラブと契約する。

 これはスパーズファンにとっては苦い形になるのでしょうか。

 エリクセン、キャプー、そしてラメラなど、ベイル売却で得た資金をそのまま市場に投入したスパーズからすれば、ベイルのマドリーでの日々と自分たちの戦線力を、常に天秤にかける。

 そんな日々だったのかもしれません。

 一方でウエールズ代表からすれば、ベイルの調子は大問題です。

 彼らが国際舞台で輝いた1958年ワールドカップと往年の名手ジョン・チャールズというかつてのおとぎ話から58年。

 彼らはフランス開催の欧州選手権に参加できる可能性が非常に高まりつつありますが、それは24か国に参加国が増加した恩恵と揶揄する声があるかもしれません。

 80年代から90年代も

 ギャリー・スピード
 ライアン・ギグス
 クレイグ・ヴェラミ
 スパーキー・ヒューズ

 と、代表選手に格が無かったわけではありません。

 しかし、現在のベイル、アーロン・ラムジーが軸となるウエールズ代表は、カーディフとスワンジーがプレミアで鍛えられていることもあり、かつてより格段に注目を集めています。

 イングランドも予選で好調ですが、仮に欧州選手権でこの2か国が対戦すれば。

 スコットランドの調子が上がらない中、注目カードにノミネートされる事でしょう。
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サッカー・スパイクのグラフィック化

2015-03-30 23:26:16 | 日記
 最近のサッカースパイクは、芸術家のキャンパスのようになりました。

 特にアディダスが手掛ける「ナイトロ・チャージ」「F50」などの代表作は、従来では考えられない配色、デザインが目を引きます。

 アディダスはかねてからヨウジ・ヤマモトと共同作品を展開しており、氏がレアル・マドリードのジャージ、そしてスパイクのデザインを担った事がありました。

 その一方でスパイクを全身黒で統一した「ブラック・コレクション」を発表するなど、ドイツの老舗が面目躍如という姿を見せている背景には、一体何があるのでしょうか。

 僕はバスケットの影響があると思います。

 NBAの市場は全世界に向けられていますが、バッシュはスパイクよりも靴の面積が大きく、同時に室内履きが普段履き出来る為に、様々なグラフィック・アートが展開されています。

 ナイキが1997年に発売した

 「フォーム・ポジット」

 はその先駆けであり、今ではナイキ、アディダスに限らず、様々なブランドが斬新なデザインと機能性で競り合っています。

 例えばスポルディングが、アキーム・オラジュワンとの契約を終えてから、近年再び靴の開発に乗り出しています。

 バスケットと言う市場で実証された靴へのグラフィック
 サッカーはバスケットよりも観客席が遠い為、選手の判別が難しい

 この2点を考慮すれば、従来の黒と白の形よりも、より明るく、遠目からの判断しやすいスパイクが開発された事は、そんなに珍しくないように感じます。

 ちなみに昨年のワールドカップ、プーマは契約選手に左右で色違いの靴を供給しましたが、NBAでは既に実証されています。

 一番の違いは、ブランドの意図か、選手が勝手に左右別の色を履いたかなのですが、こうした他の競技との境界線は、今後ますます低くなっていくように思いますね。
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南長野でこの曲が流れたら

2015-03-30 23:12:08 | 日記
 「ようこそここへ!遊ぼうよパラダイス!胸のりんご剥いて」
 「大人は見えない、しゃかりきコロンブス!夢の島までは探せない」

 1970年代に生まれた方は、まだ歌謡曲と言う形で歌手のコンサートを楽しんでいましたね。

 その際、光ゲンジの人気は突出、と言う言葉では表せないほど過熱しており、僕もメンバー全員の顔、名前を必死に覚えて、周囲に遅れないよう注意したものです。

 冒頭の歌詞は、彼ら最大のヒット曲、パラダイス銀河ですが、これを南長野運動公園で流してはどうか、と漠然と考えたんですね。

 ようこそここへ→南長野へようこそ
 遊ぼうよパラダイス→選手のプレイを心底楽しもう
 夢のりんご剥いて→パルセイロの応援旗に、りんごに12を形どったものがあるんです

 大人は見えない、しゃかりきコロンブス→子供が必死に選手を追いかけている
 夢の島までは探せない→J2昇格だけでなく、その先まで一緒に歩もう

 どこか

 「こじつけている」

 ような印象がありますが、こうしたポップソングが会場で流れても良いと思います。

 サッカーにおける議論は融通が必要です。

 金子勝彦氏のように、黎明期から「ダイヤモンドサッカー」を通じて、数えきれないほどの試合を観続けてきた方の感性、そしてサッカーを観始めて間もない方の感性。

 そのどちらもが尊重されるべきです。

 「僕はこんな見解だけど、識者は異なるみたいだな」

 と自信を無くす必要はありません。

 むしろその感性を大切にし、熟練者もその観点を認める、そんな有意義な関係を築いていきたいものです。
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チャンピオンズ・リーグの優勝賞金を再考する

2015-03-30 14:55:52 | 日記
 横浜ゴムが年間70億円のスポンサー料をチェルシーに支払います。

 つまり馴染みある「サムスン」の胸スポンサーは今季で終え、来季からは「ヨコハマ」の文字が躍る形になります。

 日本経済が巷で囁かれるような上昇傾向なのか、専門誌がこぞって特集する株の売買、投資信託は日本国債の盈虚力に関して、僕が言及できることは何一つありません。

 でも、感じることはただひとつ

 「J1とチャンピオンズ・リーグの優勝賞金を倍増できないものか」

 というものです。

 一方で僕個人は

 「この目標数値が達成できたなら、報奨金が出せるから」

 と囁かれても、魅力は全く感じません。

 むしろ、面倒だなと思う意識が強くなるのですが、報奨金は自主的に行動し、熱意をもって作業を終えた後に付いてくるものと感じますから、こういう考えの選手もいると思います。

 僕の提案は、今挙げた選手個人の気持ちではなく、

 「大会のステイタス向上」
 「企業支援による両得の関係」

 を得るには、賞金の倍増は欠かせないと思う為です。

 アジア・チャンピオンズリーグの優勝賞金が、少なくともJ1よりも下である現状が好ましくありません。

 「我々はアジア王者として南米王者、欧州王者を倒しに行く」
 「そのために、この優勝で得た賞金は、選手の補強と勝利ボーナスとして有効に使うよ」

 というアナウンスが出来るのであれば、チャンピオンズ・リーグの様相が異なる、そんな気がしますが。
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