塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

望月コーチがレッズの選手だった頃

2011-09-30 22:59:30 | 日記
 なでしこのコーチを務める望月聡氏の評判が抜群に良いそうですね。

 スポーツナビでも、望月コーチの記事が掲載されています。

 古くからのレッズファンにとっては懐かしい顔ですね。

 望月コーチがレッズの選手として在籍していた1992-94シーズン、レッズの
守備は完全に崩壊しており、指揮官もそれぞれ

 「森考慈」
 「横山謙三」

 が指揮をとったものの、芳しい結果を得られませんでした。

 1993年のレッズは最終ラインを

 「ゾーンの3バック」

 で形成していましたが、前線と中盤からのプレスを含めて巧く機能せず、FWとして
獲得した元西ドイツ代表のラーンを

 「リベロ」

 で起用するなど、

 「故障者の続出」
 「当時の週2回の試合への準備」

 で体裁が整わず、ファンも選手も監督も、苦境に喘いでいた時でした。

 今望月コーチはなでしこのリーグ戦を見て回って、新戦力の発掘に全力を傾けているそう
ですが、かつてレッズに在籍していた

 「田口禎則氏」

 も女子サッカーに携わっていることで知られています。

 レッズ・レディースも含めて、レッズに縁のある方が今後も女子サッカーを担う人材と
して注目されるかもしれません。
 
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清武、代表を離脱か

2011-09-30 22:46:48 | 日記
 今回、故障を抱える清武を招集したことは、ザッケローニ監督のエラーだと思いま
す。

 それだけ清武の存在がA代表で高まっていることの証でもありますが、やはり故障
を抱えた選手を代表に呼ぶ事は

 「得策」

 では無いと思います。

 スポーツナビの見出しでは

 「ベトナム戦出場決定的」

 という見出しが掲載されていますが、僕たちが考えるほど本人は怪我の状態はさほど
ひどくないと考えているようなので、タジキスタン戦は出場の可能性もあるようです。

 しかし、代表召集にこだわりすぎて、その後のキャリアが流転した選手も存在します。

 例えば小野伸ニ、引退した城彰ニのふたりがその代表例と言えます。

 前者は2000年シドニー五輪の予選の際、非常に大きな怪我をしてその後遺症に
随分悩まされました。

 日本はホームで、しかも明らかな格下である

 「フィリピン代表」

 が対戦相手でしたが、指揮官のトルシエは小野を温存することなく起用し、相手の激し
いタックルで戦線を離脱します。

 後者も同じトルシエ政権下の中国戦で、前半早々負傷してしまいます。

 この2000年の中国戦は、メディアが盛んに

 「中国戦で敗れれば、彼の解任は決定的」

 と煽っていたんですね。

 当時の城はスペインのバリャドリードに移籍して間もないころで、恐らく気づかない
うちに心身が消耗していたのかもしれません。

 清武にはまだ先がありますし、最終予選に向けて体調をここで見直したほうが、代表
にも彼のためにも、そしてセレッソの為にもつながると思うのです。
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イングランドはマイボールを大事にしない?

2011-09-30 01:13:37 | 日記
 以前日本の雑誌で

 「イングランドはどうしてマイボールを大切にしないのだろう?」

 という記事を読んだ事があります。

 近年イングランドも伝統の「キック・アンド・ラッシュ」から、コンチネンタル型に
近づいたサッカーを展開していますが、マイボールを大切にしたくても
 
 「出来なかった」

 というのが言い分だと思います。

 今ほど環境が整っていない時代、イングランドが勝利するには、

 「体格の優位性」
 「ロングボール、アーリークロスの多様」

 に主観が置かれました。

 サッカーは欧州では冬にスポーツの代名詞。しかしピッチは雪に覆われ、土の場合は
水を含んで重く、足許のボールを操ることだけでも困難です。

 ならば解決策として

 「奪ったボールをすぐにFWに渡そう。」

 という案が浮かばない方が不思議です。

 スコットランドやイングランドの地方クラブが、今でもロングボールに頼るのは、当時
の名残であり、ファンがそれを望んでいるためだと考えられます。

 バルセロナや全盛のアーセナルように、巧みなパスワークで相手を追い詰めるサッカーは
その資質に見合った選手を集める所から始めます。

 しかしキック・アンド・ラッシュは、体格に優れた選手、精度の高いボールを蹴れる選手
がいれば、形は作れます。

 言い換えればそれは

 「資金」

 の差であり、環境の差でもあります。
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グアルディオラ、ダウンを着て指揮を執る

2011-09-30 01:06:27 | 日記
 チャンピオンズ・リーグ対BATE戦で指揮をとったグアルディオラは、まだ9月
だというのに

 「ダウン・ジャケット」

 を着て指揮を執っていました。

 それだけベラルーシ、ウクライナ、そしてロシアなど北に位置する国は、寒さが日に日に
増しているのでしょう。

 実は僕自身が大変さ寒がりで、家にいる時は既にスエット・シャツを着て、ダウンも羽織る
時があります。

 チャンピオンズ・リーグの出場クラブが抽選会を終えるたびに

 「北欧、ロシアへ遠征せずに済むよ。」

 と安堵の表情を浮かべるのは、嘘偽りのない彼らの本音なんですね。

 逆にロシアや北欧のクラブは、スペインやポルトガルのような温暖な国へいけること
を楽しみにしているのかもしれません。

 ロシアでは

 「人工芝」

 のピッチが多く、確かインテルがルビン・カザンと対戦した際、この人工芝に苦戦し
たことがあります。

 しかし降雪量と風の強さを考えれば、天然芝の育成は無理ですし、この点は選手が環境
に合わせるしか方法がありません。

 近年ではイングランド、アルゼンチンの選手も随分東欧や英国への移籍を拒まなくな
りましたが、一昔前はその天候も含めて、南米の選手との

 「相性の悪さ」

 が指摘されましたが、やはり心では南欧への移籍を望む中南米の選手は多いように思え
ます。
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丁寧な解説と親切心

2011-09-29 22:29:13 | 日記
 僕も美容院で髪を切りたいと思います。

 でも美容院の広告は基本「女性」しか出ていないため、女性専用なのか、それとも
男が出かけても問題ないのか、正直判別がつきません。

 本屋に出かけても、並んでいる髪型ガイドは

 「大学生、高校生向け」

 の物しか置いておらず、僕のような30代半ばの方は、美容院の探し方や髪型の参考
にできるテキストを切望していると思います。

 専門用語が幾つかわかるだけで、随分気分が明るくなれると思うのですが。

 今サッカー雑誌は幾つかありますが、

 「初めての方」

 向けの情報が少ないですね。

 サッカーマガジンが(休刊して久しいですが)

 ワールド・サッカーマガジンを発売した1999年当時は、現役、引退を問わず、
歴史に刻まれた名手達を

 「アルファベット」

 で紹介し、老舗の心意気を見せてくれたことが懐かしく感じます。

 選手は写真だけでなく、タイトルや代表デビューなどの経歴に加えて、その選手の
特徴を踏まえた解説が、ふんだんに記されていて、読み物としても秀逸です。

 海外の選手は当然

 「ファースト・ネーム」

 が先ですから、例えば元スペイン代表

 「エミリオ・ブトラゲーニョ」

 の情報はエミリオの「E」ではなく、ブトラゲーニョの「B」のページに掲載されてい
ます。

 今はこうした選手紹介や、単語の解説を掲載した本が少なくなってきている気がします。

 新規ファンを得るには、サッカー・マガジンのような

 「細やかな心配り」

 を忘れてはいけません。

 (参考文献 ワールドサッカー・マガジン 1999年4月号 )
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