塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

来季、いよいよWEリーグ開幕へ

2020-12-31 21:23:51 | 日記
 皇后杯はベレーザが4季連続優勝という形で幕を閉じました。

 つまりなでしこリーグは全日程が終えた形ですが、言い換えますと現行の形での最後のシーズンが終了し、来年9月には遂にWEリーグが始まるというわけです。

 しかしJリーグが春先から開始する一方、秋口からシーズンが始まるWEリーグですが、恐らく何かしらのプレシーズン・マッチがあるのでしょう。

 コロナ・ウイルスが無ければ夏場、男子のようにリヨンやチェルシーなど、欧州の女子クラブを招くこともできたでしょうし、逆にこちらが遠征できたかもしれません。

 それでもこの新しいリーグが始まることが

 2011年のように世界王者になるための推進力
 2015年のように五輪予選で敗退しないこと

 への布石になると思います。

 一方で北欧諸国と比較しても、国会議員や企業の重役に名を連ねる方が限られる女性の問題を一気に打破する可能性も秘めていると思います。

 今時、女性が食事の世話から掃除、ごみ出しを全てするとは思うことが不可思議ですし、僕はたとえ結婚しても

 「お茶がないよ」
 「夕飯の用意はまだなのか」
 「アイロンかけてよ」

 などと声掛けして、いらだたせるような事はしませんよ。

 むしろこれらは自分で行った方が迅速ですしね。

 プロになる以上、選手たちはその責任を果たさねばなりませんし、長野パルセイロ・レディースに限らず当然チケット代は高くなりますよね。

 でもそれは嬉しい痛みで、むしろ新しい幕開けの方に楽しみがありませんか。

 2021年もコロナのニュースは絶えないでしょう。

 それでも僕たちサッカー好きは、サッカーと共に生きていくことに何ら変わりはありませんが。
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改めて思う我が母校

2020-12-31 20:41:08 | 日記
 我が母校、山梨学院大学は2季ぶりに箱根駅伝に出場します。

 山梨学院の名声は駅伝で築かれた面は非常に大きいのですが、他にもレスリングや柔道、水泳にラクロスも盛んで特にラクロスの施設は非常に充実しています。

 そこでサッカーです。

 僕が在籍していた1996年から2000年にかけて、男女問わずプロへ選手を輩出するようになるとは、到底考えられませんでした。

 長野パルセイロtpパルセイロ・レディースのいずれも、もよく山梨学院から選手を補強し練習相手として指名しています。

 当然地元にヴァンフォーレ甲府があり

 1・はくばくや山梨中央銀行、ミズノなどに代表されるスポンサーシップ
 2・隣県は基本、サッカー以外にもプロや独立リーグが存在するが、山梨県には基本ヴァンフォーレしかない

 という点も影響していると思います。

 それだけプロは自分たちだけで生きているのではなく、多くの方が手を差し伸べてくれているからこそ、運営が成立していることを学生時代から学べている。

 この点は非常に有意義ではないでしょうか。

 僕が最後に母校と甲府市を訪問したのは2015年。

 来年もコロナウイルスの余波が大きく、訪ねることは出来ないと思います。

 いつ再訪できるかわかりませんが、我が母校と甲府市を訪問できた瞬間、本当の平穏をかみしめる時が来たと感じるのでしょう。

 それはサッカーで歓声が挙がることを含めての日常と言えますね。
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芥川とエジムンド

2020-12-31 20:20:58 | 日記
 僕の勤務先に理由を告げず、ずっと欠勤している方がいます。

 例えば何かの病気である、家族で介護をしなければならない人物がいるなど、その方本人に出社できない理由があるのか。

 それとも同じ職場の人間として、僕(たち)が出社するのをためらわせるような行動、発言をしていいたのか。

 本人の口から語られないので欠勤の理由は定かではありません。

 ただ、僕だって今の部署が特別肌に合っているとは微塵も思っていませんし、5度も部署移動していれば前の部署が良かったと何度も思います。
 
 「ああ、興味勤務か」
 「行きたくないなあ」

 と思う気持ち、実は毎朝思いますがどんくさい僕でも、いれは何とかなるものだということもわかっています。

 これだけ映像技術や練習方法が進化しても、内田篤人は基本「気合と根性が大事」と語っているようですし、最後がやはり気持ちが物をいうのでしょう。

 芥川龍之介の「羅生門」は、高校の国語で採用される率が高いですね。

 これは羅生門が、

 「エゴは隠すべきか、正当化されるべきか」

 を学ぶために最適の小説であり、だからこそ教科書で採用されていると聞いたことがあります。

 大概の人間が、年末は忙しく働いていますから、冒頭の人物が単なる「ずる休み」「無断欠勤」であれば、その人物のエゴを批判し、なじりたい気持ちは当然ですし、それは僕も同じですよ。

 ブラジル代表のエジムンドがフィオレンティーナに在籍していた1999年、「ヴィオラ」はユヴェントスを抑えて首位にいました。

 それはエジムンド、ベルギー代表のオリベイラ、アルゼンチン代表のバティの3トップを、ポルトガル代表のルイ・コスタが操る3-4-3が機能していたためでした。

 しかしエジムンドは契約条項に盛り込んでいた

 「祖国ブラジルでのリオ・カーニバルへ参加」

 を強行し、3トップの連携が崩れヴィオラは最終的に3位でシーズンを終え、誰もが自分を最優先したブラジル代表を気にいらなくなってしまいました。

 日本には自己犠牲を強いる「同調圧力」があることは確かでしょう。

 しかしエゴは時に捨てるべきではないでしょうか。
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明日でゲームがクリアできます

2020-12-30 19:33:40 | 日記
 僕は今年、何度かお話したように

 「ゲームの名は無言」

 という一人遊びを勝手に初めて明日、大晦日で終了します。

 基本、1年間赤の他人様から果たして電話がくるだろうか、1件もなければ晴れてクリアというものが基本事項です。

 ただ、例外事項として

 1・肉親からの連絡は数えない
 2・修繕や入荷のお知らせなど、お願いしたお店からの連絡も数えない
 3・勤務先からの連絡も数えない

 という例外事項はあるんですね。

 厳密にいうと、明日を待たずにクリアです。

 3つの例外事項以外にも、「非通知」「フリーダイヤル」の電話が「なぜ」か掛かってきましたが、小心者の僕がでるわけありません。

 ただ思うことはこれらの例外事項も含め、来年も同じ試みをしようと思うことです。

 本当に電話が鳴らない日々を送りたい、赤の他人様が僕に関心を持たない、寄せないことを改めて感じたいのですなあ。

 先日、Jクラブを契約満了になった恒例の合同トライアウトがありましたよね。

 このような緊急の際、誰かが獲得の電話をよこす、誰かが励ましの電話をくれるならば、心はありがたいと思うのでしょう。

 ただ、僕がこのような選手の立場に陥ったとしても

 家に帰宅しても誰も待ってはいない(両親がいますが、仮にお帰りと言ってくれなくとも、僕は何も感じません)
 友人がひとりもいないので、心配の連絡もこない
 ベルギー代表のムニエがドルトムントに移籍したのは、代表で同僚であるアクセル・ヴィツエルの協力があった
 僕にそのような後ろ盾はいない

 ということは、よく想像しますね。

 まあ、電話が鳴ろうが鳴るまいが、他人様が僕に声を掛ける、掛けないにしても、僕の人生はこのまま進んでゆくしかないのです。

 ちなみに今年、親戚のお姉さんや自宅など肉親に連絡はしましたが、他人様への電話もありませんでした。

 そんなものではないでしょうか。
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有能の正体は何だろうか

2020-12-30 19:11:39 | 日記
 我が家では母が父を有能だという

 父も自分が有能だと思っている

 一方で父は僕や母に

 「馬鹿じゃねえか」
 「そんなもん、無駄だ」

 と平気で言い、同時に「おれはこれだけやってきた」と自負心をにじませますが、自負心は自分でいうべきことでもなく、密かに内心で振り返る事柄ではないでしょうか。

 本当に有能ならば、悪意や侮辱と言う気持ちがこもっていなくとも、安易に「馬鹿」などとは口が裂けても言いませんよ。

 サッカー批評87号「ユーべ・メソッド 世界最強の教科書」によるとマッシミリーアノ・アレグリは

 戦術雑談や信販をひどく嫌う
 2004年の4部クラブ「アグリアネーゼ」で指揮官として出発
 恩師であるジョバンニ・ガレオーネは、アタランタの指揮官ガスペリーニも師事

 というように、彼が研鑽を積んできたことがわかります。

 彼はミラン時代、ピッポ・インザーギなど年齢的に90分常時先発できる選手を「冷静」に取り扱いましたが、少なくともそれはクラブのバランスをとるためだったのではないでしょうか。

 少なくとも本当に有能な指揮官は、自分から

 「俺は有能でお前は馬鹿」
 「俺の言うことを聞いていればよい」

 と言う前近代的なことは言わないでしょう。

 昔、日本テレビで「バカなフリして聞いてみた」と言う番組があって、僕は好きだったんですよね。

 僕はどんくさいので、みっともない姿をさらしたことは何度もありますが、人様に「バカ」などど伝えたことは無いと思います。

 立場もない、どんくさい僕でも、人様を愚弄するような言葉を吐かないのであれば、どんくさい方がまだまどもなのではなかろうか、とすら思います。

 でも女性はどんくさい男やお金が無い男に、関心はよせないでしょうが。
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