塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クーマンは強引にバルサを変える気がします

2020-08-31 21:22:35 | 日記
 ロナルド・クーマンがリーガで指揮を執ることは、今回が初めてではありません。

 彼は2008年、バレンシアの指揮官に途中就任と言う形で契約を交わし、最終的には国王杯で優勝します。

 しかし、このときのバレンシアは

 クラブの会長とカニサレス、アルベルダなど主力が対立する混沌とした形
 クーマンも従来の4-2-3-1を、強引な形で4-3-3を採用

 というように、ファンからすれば選手、指揮官、会長の身勝手さを感じた時期だったに違いありません。

 僕はクーマンはレオ・メッシを必要とはしていないと思います。

 むしろ彼の存在そのものが

 現在のバルセロナにとっての重石となっている
 彼の言動、プレイそのものを指揮官だけでなくクラブが受け入れなくてはならない

 と感じているのではないでしょうか。

 グリエーズマンやデンベレというように、大金を支払ってやってきた選手、怪我が多く他のクラブでも停滞の可能性がある選手をどうすべきか。

 と言う課題もあるでしょう。

 ただ、クーマンはレオ・メッシを移籍させ、バレンシア時代のような

 「ドラスティックなまでの選手の入れ替え」
 「再度、リーガで優勝するだけの陣容を得る」

 と考えているのではないでしょうか。

 クライフもリヴァウドもクライフェルトも、バルセロナを去る時は苦い思いをしたものです。

 しかし、それ以上にレオ・メッシは苦虫をかみしめているのでしょう。

 それ以上にファンも落胆しているはずですが。

 この天才が仮にシティに移籍したとして、グアルディオラと共に「敵」としてカンプノウに戻るとなれば、バルセロナの街は騒然となるはずです。
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女子版チャンピオンズ・リーグも決勝を終える

2020-08-31 21:05:53 | 日記
 リヨンと言えば

 1・アレクサンデル・ラガゼット、カリム・ベンゼマを生んだ下部組織の優秀さ
 2・ブラジル代表の精鋭たち、フレッジ、カサッパ、ジュニーニョ・ペルガンプガーノ達が在籍してきた
 3・辣腕会長オラスの下で、2000年代にはリーグ7連覇を達成

 という点が思い浮かびます。

 今季の女子版チャンピオンズ・リーグは、そのリヨンが「5連覇」を果たしました。

 そこで僕が思ったことは

 「そうか、もしリヨンがチャンピオンズ・リーグで優勝していれば、史上初であろう男女同一クラブの優勝だったんだ」
 「いつかパルセイロも、同じ年に男女がトロフィーを掲げてもらいたい」

 というものでした。

 欧州女子サッカーをけん引するクラブと言えば

 ドイツ ポツダム ウォルクスブルク フランクフルト
 イングランド アーセナル、チェルシー
 フランス リヨン

 が思い浮かびます。

 オランダではフィテッセがそうだったと思いますが、男子ほど知名度が高いわけではありません。

 僕は以前にもお話しましたが、敏捷性、体力、骨格、筋力などに決定的な差がある以上、どんなに優れた女子選手と言えども、ロナウドやメッシを同じ報酬を支払うわけにはいかない、と思います。

 一方でどこの国でもあるであろう

 「女がサッカーをする」
 「アマチュア契約で十分だ」

 という認識は、今すぐ捨て去るべきだと思います。

 日本も動きましたが、僕はどんどん女子サッカーの世界は拡大すべきだと思いますよ。

 先日、安倍総理が辞意を表明し、自由民主党は総裁選挙に向けて動いています。

 これは北欧諸国ならば、年齢や経験を問わず、女性候補がすぐに動き出すと思うのですが、わが国ではそうもいきません。

 ただ、女性活躍、女性が働きやすいというように、女性を主語にすればするほど、女性をむしろ蔑視している印象が強くなるのではないでしょうか。
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傘下に入る事のメリットを考えました

2020-08-31 20:52:22 | 日記
 今NBAの世界では、ジョーダン・ブランドを含むナイキの優位性に変化はありません。

 一方でプーマの勢いが目覚ましく、コンバースもプロ仕様のバッシュを投入し始めています。

 興味深いのはプーマは、過去に幾度かNBAに参入するためにセドリック・セバロスやビンス・カーターと契約するも、短命で終わっている点です。

 しかしプ―マは過去の反省から、大物アーティストであるジェイZとタッグを組み、デザイン性の高さと機能を融合させたバッシュを開発、投入しっています。

 そしてコンバースはナイキの傘下に入ったことを最大限にいかし、衝撃吸収材を自社開発ではなく

 「ナイキ・リアクト」

 を搭載し、同時にプーマ同様デザインを一新しています。

 実際「リアクト」は、1990年代前半にコンバースが開発した衝撃吸収素材なので、ある意味でモトサヤではあるのですが。

 僕が何を言いたいのかと言いますと、コンバースとナイキの事例を見ると

 企業買収により傘下に収まることは、決して悪いことではない
 むしろ会社が存続することで、解雇通告を受ける人間が減少する
 新しい物作りと概念が生まれる

 というメリットがあります。

 ならば親会社であるアディダスの協力を用いて、リーボックが再度、サッカースパイクを開発することがあるかもしれませんね。

 アンブロとナイキの関係は思った以上の効果がなく、アンブロは独自路線を歩んでいますが、今の方はリーボックが90年代、サッカー界で大きな勢いを持っていたことは知らないはずです。

 フィラもそうですが、あれほど誇っていたシェアが急激に下落した背景には、きっと重大な理由があるはずです。

 この理由を探ることは、サッカー好きだけでなく、コロナで売上が減少している企業にも、大切な教訓を与えているかもしれません。
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ネイマールは何処へ

2020-08-30 22:26:48 | 日記
 1997年、デニス・ロドマンがナイキからコンバースに鞍替えした際は、インターネットが発達していない当時でも、すぐに話題沸騰でした。

 当時のコンバースはナイキの傘下企業ではなく、まだ独立企業だったんです。

 ロドマンの移籍でコンバースは、彼専用のバッシュ開発だけでなく、ポスター(今ならばネット広告でしょうか)による販促展開だけでなく、日本人ファン100人を米国ツアーに招待するなど、大きな企画を盛り込みました。

 ちなみにロドマンは、フジテレビ企画の27時間テレビのために来日もして

 自分が履くオールスター91で登場
 福祉施設を訪問し、オールスターをプレゼント

 という姿も見せたんですよ。

 つまり、コンバースは一般の印象で「手のつけようのない名手」を獲得することで、保守層だけでなく多くの層を惹きつけたいと考えたのでしょう。

 さて、ネイマールです。

 彼がナイキと再契約するのか、離脱するのかは定かではありません。

 ロドマン同様にネイマールもまた、実力は確かであはあるが、様々な行動が問題視されるという点では同じように感じます。

 つまり、ネイマール獲得には膨大な資金と準備が必要でしょうが、

 自社の印象を変えたいと思う企業
 ネイマールの力を最大限発揮できるだけの技術を持つ

 など、お金よりも理念が大事な気がします。

 ミズノやアシックスが、ナイキやプーマと比較して品質でおとっているわけありませんよね。

 それは多くの場合、消費者による従来の固定観念、馬鹿真面目だ、融通が利かないなという印象を打破できていない、言い換えれば

 「面白い事するなあ」
 「ウエブを見てみようか」

 という契機がなかっただけではないでしょうか。

 ネイマールの争奪戦は、本当に熱を帯びる気がしますね。
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僕は今、自分を否定することが推進力何です

2020-08-30 20:14:36 | 日記
 基本的に「腰が引けている」のが僕です。

 ただ、今両親の了解と共に、とある新しい出来事に挑んでいます。

 そのために時間を見つけてはパソコンと格闘し、相当数自分を見つめなおしています。

 今、行うとしていることは、お金を費やして自分が変えられることは、いっそのこと、思い切って変えてみようということなんですね。

 先日、T字カミソリの銘柄をジレットからシックに変えたこともそうなんですよ。

 僕は現在、体を洗う石鹸をマルセイユ石鹸を用いていますが、まもなく使い終わります。その際買い替えるとすれば

 ロート製薬 ディオウ
 マンダム ルシードうるおいタイプ

 のいずれかにしようと思っていますが、恐らく後者になるでしょう。

 僕は数年前、ディオウを用いていましたが、ディオウがあらゆる臭いに対応することに対して、ルシードは僕のような40代の男性特有のにおいである「フラボノ臭」に焦点を当てています。

 この臭いを突き止め、フラボノ臭と名付けた企業が実はマンダムなんです。

 髪型にしても、税込1100円の床屋を用いていましたが、思い切って眉と肌の手入れも追加料金を支払えば行える、ご近所の美容院を用いてみようとも考えています。

 他人様から全否定されるのは、実に不愉快である
 しかし、自分のこれまでを全否定し、再構築する原動力としようとすることには痛みが伴わない

 のではないでしょうか。

 2010-11シーズン、インテルはモウリーニョの後任に、ラファ・ベニテスを指名します。

 彼は監督室にある、モウリーニョの気配が感じられるもの、全てを排除しそのため彼を慕っていた選手たちから

 「ベニテスは器量が小さい」
 「彼の指揮下では戦えない」

 と思われてしまい、解雇されてしまいます。

 ベニテスはモウリーニョという他人様を全否定することで、新しい門出としたかったのですが、裏目にでてしまったのです。

 ですので、自分を否定し見つめなおす方が、実は簡単な作業だと思っています。
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