塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今、過去に思いを馳せる準備を

2019-09-30 22:57:17 | 日記
 僕は今、以下の文庫3冊を手許においています

 光文社古典新訳文庫 老人と海
 文春文庫 軌跡のチーム
 飛鳥新社文庫 リーダーを目指す人の心得

 阪神タイガース最高の左腕、江夏豊氏が僕と同様に池波正太郎作品を愛読していることを、過去に告白しています。

 もし僕がサッカー選手ならば、移動の御供に間違いなく新書、文庫を複数持参するはずです。

 何故なら

 1・本は機械と違う、従って出先で充電の心配がない
 2・海外遠征の際、盗難や紛失の危険性が無い
 3・最悪、譲るか処分してもよい

 という意識が働くためです。

 僕はパルセイロの試合を観戦する、長野市まで出向く際に電車移動をしますが、興味深いことに車中での読書は

 「桁はずれの心地よさ」
 「桁外れの集中力」

 を与えてくれます。

 「もう篠ノ井駅か、このまま乗車して読書していないな」

 とパルセイロを無視したくなるような、馬鹿げた感情が起きることがあるくらいです。

 本は水に濡れない限り、影響があるわけではありませんし、文庫の多くは今でも語り継がれる古典が気軽に読めます。

 老人と海は買いなおしたばかりなのですが、名作を読み直すことはサッカーでいいますと

 1・自分の贔屓クラブが起こした逆転劇
 2・日本代表の名勝負

 を映像で見返すような形ではいでしょうか。

 今、その行為をラグビー愛好家が行っていますよね。

 今、カンタベリーの版元であるゴールドウインには、ジャージの注文が殺到していると思われますし、2019年の桜を見て

 「アイルランドにもロシアにも勝利したよ」
 「素晴らしいホスト国の活躍だ」

 ということを、録画した映像と共に後世に残す作業をしているはずですから。
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僕が今思う五輪のオーバーエイジ

2019-09-30 22:33:52 | 日記
 五輪代表世代が先日、米国代表、メキシコ代表と敵地で戦いましたよね。

 僕は43の現在まで飛行機の搭乗、パスポート申請すらしたことがありませんが、海外で戦うことはある種の「慣れ」が必要でしょうしね。

 飛行機の遅延
 ホテルでの過ごし方
 現地における風習の違い

 など、目の当たりにすることの多くが未知でしょうし、日本の短所と長所のいずれをも感じるに違いありません。

 五輪は18名が選手登録とワールドカップより5選手、少ない形での挑戦となります。

 オーバーエイジを用いますと、この世代の選手は最大15名の登録であり、今後も選手の一喜一憂が続きます。

 僕はオーバーエイジに求められる要素は

 五輪の舞台を経験し、練習、プレス応対、宿泊、食事、あらゆることに精通している
 同時にワールドカップにも出場している
 劣勢の際に落ち着きだけでなく、大胆さも指示できる

 これらが不可欠のように感じます。

 ラグビー日本代表でいいますと、リーチ・マイケル主将が該当しますよね。

 僕は山口蛍を、現段階ではオーバーエイジで考慮したらどうか、と思います。

 移籍先の神戸であれだけの代表経験者と過ごしているだけでなく、ロンドン五輪、2度のワールドカップにも出場している点は大きいはずです。

 そして何より、ハノーファーの半年、僕らから見れば挫折でしかありませんが、山口にはそうとうは「言い切れない」なのかがあるはずなんです。

 それは同僚に対する声のかけ方かもしれませんし、怪我やカード警告で落ち込んでいる選手のへの眼差しかもしれません。

 しかし、苦節を知る人間が胸の内に潜める力は凄いと僕は勝手に解釈していますので、
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自身の所有品を振り返って

2019-09-30 01:07:41 | 日記
 僕は日用品、衣料品を選ぶ際は生産国表示に注意しています。

 僕の所有している品の多くは日本製、米国製、そして欧州製になるのですが、何もアジア生産を毛嫌いしているわけではありません。

 ラルフ・ローレンやブルックス・ブラザースのような老舗も、香港、中国などアジア諸国に製造拠点を設けていますし、米国の繊維業者はドミニカ、ハイチ、エルサルバドルなど、中米でも製造をしています。

 僕がなぜ生産国を気にするかと言いますと、洋服である以上西洋で作られた方が伝統を感じると勝手に思う事もそうですが

 「搾取されている形」

 で届けられているのではないか、と不安があるからです。

 過去、ナイキ、アディダスの両ブランドが、パキスタンでサッカーボール製造を行っていた際に、未就学児を働かせていたと非難されたことがあったと思います。

 人道的側面からみれば、両ブランドに避難が起こるのは当然です。

 仮にアシックスやミズノが国内の工場で小学生を働かせていたという話が浮上すれば、両ブランドの信頼は一気に失墜します。

 しかし、現実にそんなことはありませんよね。

 つまりこの概念は

 1・子供を学校に行かせたいという両親の気持ちは万国共通
 2・しかし、パキスタンでは未就学児を働かせなければ、食事、収入に困っています
 3・企業はその点を突いている

 というわけですね。

 バングラディッシュで大きな縫製工場が崩れた際、その劣悪な環境が大問題となりましたが、ファスト・ファッションの購入で

 「自分が知らない誰かにストレスを与える」
 「ならば僕一人くらい、買わなくても構わないよね」

 という心情です。

 ただ日本も明日からの増税で、経済の混迷が起こる危険もあるわけなんですが。
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スポンサー企業に頼る際の危険性

2019-09-30 00:54:38 | 日記
 クラブの概念が行き届いた欧州サッカーでは、クラブ名に企業名が入ることは「まず」ありません。

 しかし例外がありまして

 1・バイエル・レバークーゼン バイエル製薬
 2・PSVアイントフォーエン フィリップス

 がクラブを所有、もしくはクラブ名に自社の名を入れています。

 日本でもクラブのスポンサー・シップが語られることがありますが、それは欧州サッカーも例外ではなく、ワールド・サッカーダイジェスト2009年11月9日号、94ページでは

 「AZが存続の大ピンチ ハンス・フォス」
 
 の形で経済危機が綴られています。

 これはAZ最大に資金源となったDSB銀行が破たんしてしてしまい、AZの台所事情は切迫している、その為にクラブ・オーナーのディルク・スエリンハには多くの批判が寄せられている。

 と言う物なのです。

 何故この話を持ち出したかと言いますと、ドイツではウオルクス・ワーゲンが排気ガス規制問題に揺れた2015年に続く統治不安に揺れ、司法から制裁金が何と1兆円近く課される。

 という報道があるためです。

 つまり、彼らから多くの資本提供を受け、フェリックス・マガト時代の2009年にドイツ王者に、2016年にはDFBポカール優勝の

 「ウオルクスブルク」

 に、今後何らかの経済不安が押し寄せるのではないか。

 と考えたんですよ。

 日本でも最近、メルカリが鹿島アントラーズのオーナーシップを獲得しましたが、これはファン、選手、そしてメディアが納得のいく形、つまりクラブの発展に寄与する形である。

 事が理かい出来たため、大きな混乱には陥りませんでした。

 しかし、「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるように、ウオルクスブルクは今後、何かてこ入れが必要に用にも見えてきます。
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米国生産にみられる熱狂

2019-09-29 01:07:14 | 日記
 英国製やイタリア製に大きな憧れを抱く方がいる一方で、米国製に熱烈な情熱を傾ける方もいます。

 例えばコンバース。

 コンバース・ジャパンの方が常に

 「現行のオールスターは、米国生産と全く同じ製造方法を踏襲しています」
 「ですから、高いお金を払って米国生産を購入、探す必要はないんですよ」

 とおっしゃいます。

 僕は米国生産、現行のアジア生産のいずれも所有していますが、同じつくりのはずなのに、米国生産の方がどこか例えようのない「味わい」があるんですよね。

 リーバイスも同様で、商品の1部を米国生産で行っています。

 雑誌ビギンに掲載された「ホワイト・オーク」

 これはホワイト・オークと呼ばれる工場が閉鎖されたらしく、もうこのタグがつけられた商品は店頭販売分しかない、ですから購入希望者はお早めにどうぞ、というものです。

 こうした「煽り」に火が付きやすいのも、米国生産の特徴のように思います。

 中古のオールデンやニューバランスが比較的高値なのは、そこに

 「米国生産の矜持」
 「米国生産の味わい」

 を購入者が求めて居るためではないでしょうか。

 ニューバランスが意気揚々とサッカー界に乗り込んで数年が経過しますが、僕の印象ですとどこか行き詰っているように思えます。

 契約選手が増加しているようには見えませんし、リバプールとの契約を失いますと、欧州の頂点を狙えるクラブを一から探す羽目になります。

 仮にスパイクの一部を

 「米国生産」

 で産みだせるとすれば、それはファンにある種の熱狂とノスタルジーを与えるのではないでしょうか。

 僕も手元にいくつかの米国生産の日用品がありますが、実際見つけた時は自分でも不思議なほど、良し!と思えるんですね。
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