昨日発売になった文春文庫「池袋ウエストゲートパーク19巻」
購入の際、スポーツ雑誌コーナーに立ち寄ると、先日お亡くなりになった釜本邦茂氏の追悼特集号が、確かベースボールマガジンだったと思いますが、販売されていることがわかりました。
確かに長嶋茂雄氏の追悼特集の方が多岐にわたり、価格も記事の内容も様々でそれぞれ読み応えがあります。
この釜本邦茂追悼特集は、本の厚みはさほどでもなく、写真が多い印象です。
ただ、少なくとも日本サッカーの礎を築き、代名詞でもあった人物の死を悼む出版社があったことは、素直にありがたいことだと思いませんか。
セレッソ大阪の関係者やスポンサーのヤンマーも、彼の死は心に大きな穴をあけたでしょうし、ミズノ、そして昨年までのスポンサーであるプーマの関係者も同様であると思われます。
ドイツ代表がワールドカップ予選、敵地とはいえスロバキア代表に0-2で完敗し、ヨシュア・キミッヒを軸とする出場選手たちに、大きな批判が集まっています。
それだけ「ガマさん」がプレイしていた時期よりも、列強と中堅国との差は縮小している証でしょうし、やはりあの時代日本リーグが実業団でなければ、と思う関係者は意外に多いような気もしますよね。
釜本さんの時代は、重いスパイクに着心地が良くないであろうジャージ素材が一般的でした。
それでもあの得点力は本当にすごかったと思いますし、改めてご冥福をお祈りしたいと思います。