今朝の信濃毎日新聞が、ジョルジオ・アルマーニの他界を伝えています。
享年91歳、日本の地方都市の新聞でも掲載されているほどですから、現地イタリア、とりわけミラノでの報道はとりわけ大きいに違いありません。
アルマーニといいますと
2002年イングランド代表の公式スーツを発表
現在のイタリア代表の公式スーツはエンポリオ・アルマーニ
ナポリもジャージデザインを依頼
というように、カルチョ、アソシエーション・フットボールと縁がありますね。
ジョルジオ・アルマーニのスーツは、日本のバブル経済を象徴した存在ですが、誤った解釈であるといいます。
彼の手掛けるソフトスーツは、ルーズフィットでありルーズではない
フィットすべき点でフィットするような仕立てとなっている
しかし、日本の男性にアルマーニの思想と仕立ては届かなかった
と、単にだらしのない服装になってしまいました。
僕は視聴していませんが、映画「アメリカン・ジゴロ」で提供した衣装は、本当に反響が大きかったといいますよね。
アルマーニはジャンフランコ・フェレとジャンニ・ヴェルサーチェと並び、ミラノの3Gと呼ばれるミラノコレクションの代表でした。
彼の後任が誰になるかわかりませんが、老舗を引き継ぐことがどれだけ難題かは、リバプールやユナイテッドですでに明らかです。