塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

母親の過干渉は育成の敵か?

2014-10-31 23:28:04 | 日記
 母親の子供に対する愛情は、洋の東西問わず有難いものです。

 しかし、近年の日本では愛情ではなくむしろ「過干渉」なのではないでしょうか?

 僕の勤務するスーパーでも、母と息子と言う形で来店し、衣類を購入する機会は大変多いのですが、お金を払うという面を差し引いても、主導権は明らかに前者が握っています。

 「お母さんはその服嫌いだな」
 「同じもの持っているじゃない」

 基本、発言の多くは息子の選択に関する否定の方が多いですね。

 今、大学に進学した息子から、

 「今日の食事は何を学生食堂で食べたら良いか?」
 「明日着る服はどうすべきか?」

 と常に連絡が母親の下に寄せられ、母親も嫌がることなく指示していると聞きました。


 それは息子の方も

 「僕の選択は最初から否定されるに決まっている」 
 「ならば従順になろう」

 と思うためなのか単に楽をしたい為なのか、僕にはわかりません。

 僕は大抵心の中で

 「着るのは貴方ではなく、息子さんでしょう」

 と唱えますが、母親が口を挟むと接客時間がどんどん伸びて、僕たちの仕事が滞ってしまうのです。

 近年、日本サッカーは若年層の育成が思うように伸びません。

 それは選手たちが、必要以上に周囲の視線を感じる、自分の決断をきっど批判、怒鳴られるに違いないと言う思い込みから、及び腰になってしまう、そんな気がします。

 コーチにしても母親にしても、否定ではなく肯定、時には口を挟まずに接すると言う事も必要ではないでしょうか。

 僕も人様の視線は気になりますが、今の学生さんたちは僕以上に視線を感じながら、暮らしているのかもしれません。
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布陣変更に難なく対応できる選手の有難み

2014-10-31 23:13:09 | 日記
 仕事用と休日用に衣類を分けるのではなく、どちらの場面でも使える物があると、お金の節約になります。

 男の服ならな紺のブレザー、もしくは紺無地の上着があれば、休日にはデニムやチノ、仕事にはグレイのスラックスを併せる事で良い印象を与えると思います。

 今の時期ならば、薄手のメリノウール・セーターが重宝すると思います。

 僕が兼用している中に、アウトドア・ブランド「ワイルド・シングス」が手掛ける、コットン・マフラーがあります。

 これは日本のタオル生産で最も有名な愛媛県「今治市」のイマバリ・マフラーをワイルド・シングス名義で販売しており、この高品質で価格2000円でおつりがくる、凄い商品です。

 しかも、2トーンなので片側がそれぞれ異なる色なので、汎用性は非常に高く、僕は白とベージュ、紺とベージュを用意し愛用しています。

 サッカーでも

 「3バックにも4バックにも対応できる選手」

 は監督からすれば有難い存在でしょう。

 2002年韓日ワールドカップの際、ベルギーを率いたワサイジュは

 「ベルギー代表の面々は3バックにも4バックにも対応できるから、何の問題も無い」

 と語りましたが、試合中に布陣を変更することは、当時から珍しい出来事では無くなっていましたしね。

 現在の日本代表も、基本布陣を4-3-3に置きながら、一説ではJ1で主流の3-4-2-1も採用するのではないかと囁かれています。

 3バックと4バックでは当然方法論が異なりますし、試合中に度々布陣変更を行えば、むしろ選手たちが混乱してしまい、相手に有利な状況を見ずあkら作ってしまう危険性すらあると言えます。

 アジアカップに向けての残り2試合、日本はどのような布陣で戦うでしょうか。
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今改めて思うJ1の魅力

2014-10-31 00:31:31 | 日記
 ソフトバンク・ホークスの日本一の一報を、アビスパ福岡のファンがどう考えているのかはわかりません。

 「いつか俺たちもJ1で優勝するぜ」

 と意気込む方もいるでしょうし、政権と財政の安定をめざし、まずはJ1に昇格しようと現実から目を離さない方もいるでしょうね。

 不躾な見解ですが、どうして野球好きはプロ野球が好きなのでしょうか?

 もし僕が

 「プロ野球は何の為に存在するの?」

 と尋ねたら、彼らは何と答えるでしょうか?

 前回お話したように、J1は確実にその存在意義があり、ファンは即座に答えることができるでしょうが、野球は即答するのが難しい側面があります。

 「興行として確立されている」
 「伝統が一番長いし、応援するのが普通だよ」

 と、僕の問いかけに訝しげな表情を浮かべるでしょう。

 でも阪神タイガースが阪神好きの方の物ではなく、阪神電鉄の所有物ですから、株主総会の場でリーグの成績が問われるという、僕から見れば場違いな質問が飛び、成績不振の際はオーナーが謝罪する、という形ですよね。

 巨人は読売新聞社の物で、ソフトバンクホークスはソフトバンクの所有物。

 僕の見解が一概に正しいとは言えませんし、地域社会から支持を受けていると言う点で、野球は明らかにJ1を凌駕していることも事実です。

 でも、僕は

 「J1は企業の所有物であはありません」
 「ですからホームタウンの皆さん、他の地域のファン、皆で作り上げてゆくことが出来ます」
 「育成、代表選出、昇格と降格、人の人生になぞらえることが、J1にも見られます」

 と胸を張って主張すれば、ファンは案外増えるように感じます。

 胸スポンサーを軸に、支援してくださる企業には当然感謝します。

 でも、クラブ名から企業名を外し、より深く地域に根付くという指針は、今後も明らかにJの羅針盤になると感じます。
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J1、その存在意義

2014-10-31 00:22:12 | 日記
  最新号の週刊サッカー・ダイジェストは、移籍に関する情報を巻頭で特集していました。

 その中で気になったのが

 「J1はどこに向かおうとしていうのか?」

 という問いかけでした。

 1993年にJ創設時における最大の目的は日本代表の強化であり、その点に関しては少なくとも目標達成という果実をもぎ取ることができました。

 また。1990年代中ごろはまだ代理人の存在が希薄であり、クラブが選手を売買する際の方法論に欠け、選手の欧州移籍が頓挫してしまった例も見られるよに、ツメが甘い点も露呈されましたね。

 Jリーグが目的としている代表強化、これが今根底を揺るがせています。

 それは

 「J1か、それとも欧州リーグ在籍の選手達か」

 ということで、ここまでは後者に偏重している側面は否定できません。

 勿論選手選考は代表監督のさじ加減、言い換えれば権限として認められているわけですから、外野が意見を口にしても、代表監督が適切な説明をし、招集理由を明かす事でその溝は埋まると思います。

 今、Jリーグの根底には、代表強化だけでなく

 「地域社会を豊かにすること」
 「ファンとスポンサーに喜んでもらう事」

 が加わりました。

 日本代表が男女ともに、ビジネスという波に飲み込まれている現状は、到底見逃してはならないと思いますが、ビジネスとしてのJ1は

 1・より積極的な映像配信
 2・J1のクラブ数18を可能ならば削減し、質のい試合を見せる工夫

 も必要かと思います。

 Jの映像が

 「全ゴールお見せします」

 という形で簡単に完結しているのは、他に見所が無いのもあるのでしょうが、試合数が多すぎて、枠に収まらないという面もあると思います。

 それでも野球の露出が多いのであれば、また打開策を考えるべきです。

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スコットランドの地場産業を振り返って

2014-10-30 19:32:19 | 日記
 僕はここ数年、ニッカウヰスキーの小瓶を買い求めますが、話題のテレビドラマ「マッサン」を見た事はありません。

 今、スコットランド代表は欧州選手権とワールドカップに縁が無く、SPLの話題もさほど見られません。

 レインジャーズが4部に降格したこと、ケニア代表のワニャマがセルティックを離れ、サザンプトンに移籍を果たした、というニュースは耳にしましたが、皆さんはどうでしょうか?

 近年僕のスーパーでも、スコットランドのお家芸の一つである

 「ハリス・ツイード」

 を用いた衣類の入荷があります。

 ツイードは通常、非常に重量がある事に加え、素材の特性上チクチクする着心地を敬遠する向きもありましたが、近年はこの問題が解決されています。

 また、鞄や筆入れも部分的にハリス・ツイードを採用する商品が増え、冬を迎えるに当たり注目している方も多いでしょう。

 産業革命が英国で勃発し、労働者の憩として生まれたサッカーは、黎明期、観客はスーツ姿で観戦に訪れていました。

 ですからモノクロ写真で皆が背広で観戦している姿を見ると、それだけで時代の移り変わりを痛感しますし、Jリーグでも過去の歴史に敬意を払い、背広で観戦する日を作ったらどうか。

 そう考えたこともあります。

 厳しい寒さのスコットランド。

 冬季競技のサッカーでは、水に強いハリス・ツイードの上着の纏ったファンが、贔屓クラブの勝敗に勘定をむき出しにし、ツイード同様地場産業として世界的なファンを持つ

 「スコッチ」

 でその日を顧みたのかもしれません。

 日本でもウイスキーの市場はより拡大傾向にありますから、スコットランドの方とサッカーとウイスキーで話し合える日が、日本でも訪れる時がくるででしょうね。
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