塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

責任の所在はどうあるべきでしょうか

2021-10-08 17:40:44 | 日記
 我が家では母がいつも父に「お伺い」をしなくてはいけません。

 料理の味付けはこれで良いでしょうか
 畑の作物はいつ収穫しましょうか
 盛り付けるお皿はこれで構いませんか

 僕も部屋で読書中、父が「あれもできていない、これもできていない」とつぶやく姿を見ると、自分が批判されているようで、寛ぐことすらできません。

 父の名誉のために言いますと、父は日曜大工から清掃、洗濯に料理までなんでもこなせてしまう人物です。

 一方で僕たちには

 「お前はバカだから」
 「何やっているだか」

 と批判的な声を挙げてきたことも確かです。

 日本代表選手たちがアグレッシブにできないのは、自分の意思、思考で問題点を打開しようとは思うのでしょう。

 そうするとマスメディアの顔色も窺うこともあるのでしょうが、指揮官のメンツをつぶしてしまう、言い換えれば越権行為に相当するためと感じているに違いないと思うのですね。

 父にこちらの方が理にかなっているでしょう、と伝えても大抵の場合

 「そうかもしれないが」

 と言います、

 「そうだな、その通りにやってみると良いよ」
 「この形で進めよう」

 とはならないんですね。

 ちなみに我が家ではこれだけ世の中に選択肢がある中で、年賀状印刷は毎年「僕」一択で、少しでも出来栄えが悪いと、ここはどうしてこうなんだ、何とかならないのはと意見される具合です。

 僕は年賀状印刷など、エキスパートに依頼できることはそうすべきと思いますが、彼らに頼む以上コストがかかるのは致しかたありません。

 我が家はその「コスト」が嫌なんですね。

 選手が自発的に物事を行うと、おそらく日本人の指揮官は内心「勝手に物事を始めた」と思いがちなのでしょうね。

 また日本人は(とりわけ僕がそうですが)他人に物事を頼みたくないのではないでしょうか。

 僕の場合は他人に本来自分が背負うべき責任を与えるのが嫌ということもありますが、それ以上に僕に「お願い」と任せた人物たちのほとんどが

 「それ塚田君に任せたよ」
 「なんで忘れてるの」

 と批判するから、頼まれることも頼むこともいやなのです。

 「そうだよね、人間忘れることもあるさ」
 「頼む前に、まず僕が時間内に始末できるように考えるべきだったのだが」

 と庇うくらいの気持ちがなければ、頼むべきではないと思います。

 責任は誰かに譲るべきではないというのが僕の考えですが、誰かの顔色をうかがうような空気も除外すべきではないでしょうか。
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代表選手、こんな顔ぶれはいかがでしょう

2021-10-08 11:12:22 | 日記
 フットボール・チャンネルが提案した外国籍指揮官の中、アントニオ・コンテとフランク・デブールは、日本代表との相性はさほどではないと考え

 それは契約金の問題もありますが、前者はバック3と戦術が過去4年と大きく変化、後者は描く4-3-3の基本軸が、日本代表の選手たちが持つ資質と合致しないように思えるためです。

 ただ2択でどちらか、話であれば前者になるでしょう。

 むしろ現在の日本代表にはフルバックよりも3人のセンターバックを選択する萌芽、理にかなっていますし2トップであれば、よりFWの幅が広がるからです。

 仮に代表監督が交代すれば、選手も刷新されますよね。

 ただバック3をただでさえ短い代表合宿の中で植え付けることは困難でしょうから、僕が考える基本布陣は従来の4-2-3-1であり、以下の顔ぶれはいかがでしょうか。

 GK 谷昴生 中村航輔
 CB 菊池流帆 吉田麻也
 FB 富安健洋 小川諒也
 MF 遠藤航 大島僚太 区部建英 前田直輝 旗手怜央 
 FW 古橋享吾

 ここに関根貴大 オナイウ阿道、前田大然なども考慮すべきと考えますがいかがでしょうか。

 最終ラインは先日もお話ししたように、富安をアーセナルと同様にライトに回すことで問題が解決できますし、菊池という屈強な選手を加えることで、センターバックは強化されると見込まれます。

 中盤センターには故障が多いことは本人が一番つらいと感じているに違いない、川崎フロンターレの大島、そして3の右にはグランパスエイトの前田、レッドダイヤモンズの関根など、カットインも縦への推進力もある選手を起用。

 ということを念頭に置きました。

 勿論、最前線にはシントトロイデンの鈴木という考えもあえりますよ。

 ただテレビゲームではありませんから、あくまで僕の構想に過ぎないことも承知していますが、選手の刷新は案外待ったなしではないでしょうか。

 外野が言うことは簡単ということも承知したうえでですよ。

 
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日本代表、サウジアラビア代表に敗戦

2021-10-08 10:49:07 | 日記
 僕は今日、新型コロナウイルスのワクチン接種予備日ということで非番です。

 早朝スマートフォンで日本代表対サウジアラビア代表の結果を調べると、0-1の敗戦。

 ダ・ゾーンと契約し視聴した方
 金曜日ですから通常勤務の一日を気持ちが沈んだ形で出かけなくてはいけない心情

 様々な専門媒体(スポーツナビやフットボール・チャンネル)を閲覧しましたが、勝負事はどんな内容でも勝利するしかないという、基本事項を突き付けられています。

 映像を見ていない、つまり柴咲岳のバックパスがサウジアラビア代表の得点につながる場面、に焦点があたりがちですが、僕が言及することはアンフェアなのでしょう。

 ただ言えることは

 オーストラリア代表戦では先発を変更するしかない
 何故ならインターバルは3日しかなく、指揮官交代はむしろ拙速でしたかない
 恐らくファンが先発でもよいと思うのは、吉田麻也と富安建洋の2選手のみ

 ではなかろうか、という3点です。

 推論で申し訳ありませんが、GKとCBのトライアングルは現状でよいと思います。

 少なくとも主将の吉田を落とすことは、むしろ選手たちを困惑させるでしょうし、狼狽させてしまいかねません。

 中盤センターの一角は田中碧、1トップには古橋享吾を用いるべきだと思いますが、それ以外どの選手が適任なのか、正直見えてきません。

 1トップは古橋かオナイウ阿道のいずれかにすべきかと思いますが、4-2-3-1を貫くならば、3の中央が重要視されますが、鎌田大地の現状を考慮すれば、南野拓美になるのでしょうか。

 今回の2連戦に招集された選手たちの顔ぶれは変化に乏しく、消沈している空気を変化させられるような気がしません。

 フットボールチャンネルは既に、アルベルト・ザッケローニ、フランク・デブール、アントニオ・コンテ、宮本恒安の4名を紹介していますが、監督交代か選手の刷新か、少なくともどちらも視野にいれるべきでしょうか。
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目標対象を意識しすぎること

2021-10-08 00:36:18 | 日記
 他界したコービー・ブライアントは、当初アディダスと契約しシグネイチャー・シューズを提供されていました。

 当時はダンクシュート、休刊となったHOOPという専門誌が2誌あり、スポーツ・グラフィックナンバーも頻繁に特集を組むなど、NBAの舞台は記事として大変価値があったんですね。

 僕は当時、これらの3誌をよく読んでいましたが、ブライアントほどマイケル・ジョーダンを強く意識した選手はいないな、という点が僕の感想でした。

 ジョーダンを意識しすぎるからこそ、ナイキではなくアディダスを選択し、彼と同じ歩みでは彼の背中を捉えることができないと感じたからこそ、ブライアントは知恵を振りしぼったに違いありません。

 そのブライアントからある種の「おこり」が消え、ジョーダンを痛烈に意識する形から、もっと自分らしく直にバスケットボールに取り組んだらよいと思えるようになったのが、ナイキとの契約にあった気がします。

 余計なぜい肉をそぎ落とし、より完成された選手に近づくには意識の中に敬意を含むのではなく、敬意の中に意識すべきと考えたのではないでしょうか。

 レオ・メッシに対してのロナウドが同様だったように思います。

 ロナウドの方がメッシよりも2歳年長ですが、メッシが先天的に与えらた才能を、デコやロナウジーニョという諸先輩方とのふれあいの中で伸ばしたこととは対照的に、ロナウドはその才能を自発的に伸ばした。

 と僕は解釈しています。

 そこにはサー・アレックス・ファーガソン、代理人のホルヘ・メンデスの影響も色濃いとは思いますが、ロナウドの根底には
 
 「メッシよりも俺の方が上」

 という痛烈な自負心があったと感じるんですね。

 でも彼からその「おこり」が消え、メッシに敬意を払いながら自分を見つめなおした近年の方が、ロナウドが輝いているように見えます。

 憤怒や憎悪も成長の要因にはなりえると思いますが、それ以上に最低限でも敬意の概念がある方が良いように見えてきますね。
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クラブ・マネージメントは困難がつきものですが

2021-10-08 00:17:22 | 日記
 徳間書店から1992年に翻訳版が刊行された書籍「マイケル・ジョーダン激闘のシーズン」

 著者のサム・スミスは前年宿願のNBA初優勝に輝いた、シカゴブルズの番記者として年間取材しており、この書籍は読み物として優れているという評価の一方で、ジョーダンが独善的に振舞っている様子が露骨に紹介されている。

 との指摘もあり、発売直後から大きな話題でした。

 彼はのちに「マイケル・ジョーダン華麗なる復活」(日本語版は徳間書店より刊行)という書籍も執筆しているのですが、それだけバスケットボールという競技を考察することに長けています。

 ただ、ブルズ首脳陣としては、ドレッシング・ルームで縦横無尽に取材している記者の書籍、という点が痛かったでしょう。

 マイケル・ジョーダンに限らず、聖人君子などいないのは当然ですし、最近もフランスで教会の若年層(男子)に対してのセクシャル・ハラスメントが告発されるなど、聖職者ですら問題視されるのが普通のためです。

 おそらく、パリ・サンジェルマンの関係者も同様の事を懸念しているのではないでしょうか。

 既にネイマールとキリアン・ムバッペの折り合いが悪い、パスを出す、出さないでもめているという後者の愚痴が世間を騒がしています。

 ここにレオ・メッシ、ジャンルイジ・ドンナルンマ、そしてセルヒオ・ラモスと数多くの優勝トロフィーを勝ちとった選手たちが加入したわけですから、マネージメントの綻びはすぐに拡大してしまいかねません。

 過去。パリ・サンジェルマンはズラタン・イブラヒモビッチの下でまとまりを見せたものですが、彼はインテル時代に国籍における派閥など意味がないと説いて回ったことがあるんですね。

 おそらく、彼が移籍して間もないパリでも、同様のことがあったのでしょう。

 その役目はおそらくセルヒオ・ラモスが担うのでしょうが、在籍初年度では言い出しにくいかもしれません。

 指揮官ポティチェーノも舵取りの難しさを、今感じているように思えてなりません。
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