プロサッカーにおける育成。
NBAやNFLのドラフト会議では、今年は有力選手が多く誰がどのチームから指名されるのか、今年は目玉選手が不在だ、という会話が聞こえてきます。
ただ育成は農作物ではありませんし、心を持つ人間がすることですから、入団拒否や指名拒否があって当然、ということもありますが。
中国代表は日本代表と比較して
サッカー協会の幹部たちが汚職に手を染めている
育成をおろそかにして、帰化選手に頼り切り
という批判もありますが、日本でも過去には「プラチナ世代」「谷間の世代」という、マスメディアが農作物でいえば、凶作かしれとも豊作か、かのような表現をしたこともありますよ。
それだけ「育成」という行為は、結果が何なのか、A代表への選手供給なのか、それともアンダー20と17のワールドカップへの参加、好成績をあげることなのか。
その点を注意しないといけないのではないでしょうか。
日本代表が今の形になっているのは、育成の段階で指揮官たちが、あれこれ悩み試行錯誤して選手と触れ合ってきた、そのことが形として実っている形という側面があります。
クラブでは選手を買うことが基本ですが、時間をかけて結果が伴わないのならば、育成から手を引くという考えは、むしろ当然でもありますから、簡単ではないですよね。
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