塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ラヒーム・スターリングは移籍を検討中か

2021-10-05 21:25:30 | 日記
 フットボール・チャンネルを閲覧したところ、イングランド代表のラヒーム・スターリングが移籍を考えているとあります。

 スターリングがある意味「駄々をこねて」リバプールからマンチェスター・シティに移籍した2016年以降、指揮官グアルディオラの力もあったのでしょう、代表でもクラブでも主軸としての責任を果たしてきました。

 しかし、リバプール以上にチャンピオンズ・リーグ優勝を狙う熱意のあるシティでは、常にビッグネームが獲得され、同時にラヒーム・スターリングの存在感が乏しくなっているとも指摘されます。

 記事ではアーセナルの指揮官ミケル・アルテタとスターリングは今でも懇意であるとされ(アルテタがシティでグアルディオラに師事していたためですね)、ロンドンに活躍の場所を移すことがあるかもしれません。

 バルセロナが冬の移籍市場で彼を獲得したいともありますが、現在の財政状況では難しいのではないでしょうか。

 スターリングがナイキからニューバランスに移籍し、セネガル代表のサディオ・マネとともに、ブランドの顔となっています。

 ナイキではスターリングも契約選手の一人にすぎませんが、ニューバランスのように契約選手が限られてくると、その扱いは全く異なるでしょうし、逆にその点が重圧になりえます。

 契約選手が少ない以上、彼とマネが出場しなければ仮にニューバランスがどんなに優れたスパイクを製造しても、その効果をファンに知らしめる存在が不在なわけですからね。

 ズラタン・イブラヒモビッチが気分でディアドラ、プーマ、アディダスと履き替えることができたのは、彼がどの企業とも未契約だったためですし、スターリングに同様の真似はできません。

 彼の決断が自身だけでなく、案外ニューバランスにも波及するような気が僕にはします。
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ハメス・ロドリゲスの新天地はカタールですが

2021-10-05 21:03:15 | 日記
 今夏、ヴィッセル神戸が行った大型補強は、神戸のファンならずとも興奮しましたよね。

 ただ、カタール・リーグのアル・ラーヤンが、エバートンからコロンビア代表のハメス・ロドリゲスを獲得した話を聞くと、喜んでいてばかりでは9けないと感じさせます。

 ボージャン・クルキッチはキャップ数は「1」でしかありませんが、スペイン代表に招集された、先天的に恵まれた資質を持つ選手に違いありません。

 その一方で彼は、前所属先のMLS「モントリオール・インパクト」と契約満了して以降、契約先が見つからずヴィッセル神戸と契約するまでは無所属でした。

 カタール・リーグの観客動員、外国籍選手の顔ぶれと報酬がどの程度などのか、正直わかりかねますが、コロンビア代表の主力を獲得できるだけの資金力が備わっていることは確かです。

 それだけカタールは次期ワールドカップ開催国として、カタールリーグそのものの向上を目指し、外国籍選手の力を借りて国内選手たちに刺激を与えることを示唆しているのでしょうか。

 過去カタールは、スペイン代表のフェルナンド・イエロ、アルゼンチン代表のガブリエル・バティストウータ、そして近年はラウル・ゴンザレスチャビ・エルナンデスが在籍した歴史がある点も確かですしね。

 アジア・フットボール批評第7号では、カタール人として初めてJクラブ(ヴィッセル神戸)と契約したアメフド・ヤセルもインタビューが、40ページから4ページにわたって掲載されています。

 よく考えますと

 ケニア代表のオルンガと日本代表の中島翔哉は、いずれもカタール・リーグ、アル・ドハイルと縁があり、今後両国の間で選手の行き来が増加するかもしれませんね。
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リカルド・ロドリゲス監督に見られる監督力

2021-10-05 20:47:27 | 日記
 今季J1に復帰した徳島ヴォルティス。

 現在の勝ち点は29で16位、17位の大分トリニータは勝ち点27と両クラブとも残留に向けて、今後も激しく戦わねばなりません。

 徳島ヴォルティスのファンからすれば

 「リカルド・ロドリゲス監督が率いるJ1の戦いぶりを観たかったなあ」
 「彼が監督のままなら、残留争いをしなくて済んだかもな」

 と思うものでしょうか。

 今季、浦和レッドダイヤモンズはそのリカルド・ロドリゲス監督を徳島ヴォルティスから引き抜き、シーズン開幕前には主力の柏木陽介を規律面でFC岐阜に移籍させるという荒療治を行いました。

 また移籍と補強では

 デンマーク代表キャスパー・ユンカーの大当たり
 長年クラブを支えてきた武藤雄樹を柏レイソルへ譲渡
 その柏レイソルから江坂任を獲得
 FC琉球から新加入の小泉佳穂の存在感

 というように、新監督が適切な戦術、補強、そして練習内容で大きく飛躍ささせています。

 酒井宏樹が過去在籍した柏レイソルではなく、浦和レッドダイヤモンズに移籍したのも、このスペイン人監督が人間味にあふれ、提示する戦術や理論が合点がいったためではないでしょうか。

 現在、セルティック・グラスゴーに移籍したアンジェ・ポステコグルーは、2019年横浜F・マリノスをJ1優勝に導き、過去おーすとららい代表監督として得た経験が買われ、日本代表監督就任が期待されました。

 いずれ、リカルド・ロドリゲスも日本代表監督大暴論が生まれる気配がすでに漂っています。

 過去、ラ・リーガで日本人選手がプレイすることが、どこか「鬼門」のように思えましたし、スペインの選手たちがここまでJリーグに在籍するようになるとは思いませんでした。

 チキ・ベギリスタイン (浦和)
 フリオ・サリナス (Fマリノス)

 という先駆者たちも、現在日本とスペインのかかわりを喜んでいるのではないでしょうか。
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日本代表、サウジアラビアに到着

2021-10-05 20:35:55 | 日記
 日本代表の面々は既にサウジアラビアに入国しています。

 試合会場は前回同様、首都のリヤドではなく紅海に近いジッタでの開催となります。

 この会場は地元サウジアラビアの選手ですら汗が噴き出す、まさに快適性とは程遠い場所であり、前回ヴァイド・ハリルホジッチ政権でも訪れています。

 すでにホームのオーストラリア代表との一戦で2018年ロシア・ワールドカップへの出場を決めていたからよかったものの、もしサウジアラビア代表との最終節までもつれこんでいいたならば。

 結果は敗戦でしたから、出場の夢果たせずという形でしたね。

 ですから、長友佑都のように前回の痛みを知る選手にとっては汚名返上かもしれませんが、僕たちファンはどことなくですが「嫌な記憶」として脳裏にやきついていますし、何となく不安ですね。

 勿論田中藍や古橋享吾のような、前回の敗戦をしらずアレルギーが無い選手もいるわけですが。

 サウジアラビア代表はイスラム教徒の中でも、原理主義に近い国であり多数派のスンニー派で占められています。

 イランが少数派のシーア派であること
 そのイラン代表の面々は、現在ロシア・リーグ、エール・ディビジを軸に海外進出を果たしている選手が多い
 しかし、サウジアラビアも西アジアを代表する強豪国ではあるが、海外へ挑戦する選手は稀である

 という点が興味深いですね。

 例えば2005年、アジアMVPに輝いたアルモンタシャリのように、欧州に挑戦してサウジアラビア代表に還元できるだけの素質がある選手がいるわけでして、それだけ国内リーグの報酬が良いのでしょうか。

 過去には韓国代表のイ・ヨンピョがサウジアラビアでプレイしましたし、近年はフランス代表のゴミスがそうでした。

 国内リーグの報酬が良いことで中国代表選手たちの海外進出も遅れをとってきましたが、今後はこの両国も欧州を目指すようになるでしょうか。
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