塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長野パルセイロ選手8人の解雇を決定

2009-12-31 00:52:21 | 日記
 30日の信濃毎日新聞によると、長野パルセイロは選手8人の解雇を決定したそうです。元来パルセイロは選手の入れ替えが少ないクラブだったのですが、指揮官交代ということもあり首脳陣は選手の大量解雇を決定したようです。
 ちなみに新しいパルセイロの指揮官は、過去2年バドウの右腕を努めた薩川コーチなので、首脳陣は盲目的に解雇通告を行ったわけではないようです。

 昨日のブログで僕なりにJリーグの春秋製について考えてみましたが、春秋製になった際の利点は、所属クラブを解雇された選手達が、不安を抱えたまま越年することがなくなる点です。

 サッカーに限らず、職を失った人間が新しい年に希望を見出そうとしても、それは単なるやせ我慢でしかないでしょう。僕も毎日肉体を酷使して疲れ果てていますが、仕事の悩みと言う物は、仕事が見つからない方達から見れば、本当に贅沢な悩みにうつるのではないでしょうか。

 解雇されたパルセイロの選手達の中には、主力として活躍していた選手も含まれていますから、同じ北信越リーグのクラブから獲得の打診があるかもしれません。
 ただ今言える事は、松本山雅とツエーゲン金沢はJFLに昇格した事に伴い、長野パルセイロが従来のスタイルから脱却しようと図っている点です。

 来季のパルセイロはこのスタイルチェンジが成功するのかどうか、本当の勝負が始まろうとしています。
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Jリーグの春秋製への移行について

2009-12-30 00:39:42 | 日記
 2009シーズンの天皇杯決勝はガンバ対グランパスエイトの一戦となりましたが、ここで疑問に思う事がでてきました。もし仮に今Jリーグが問題提起している、シーズン春秋制度が実現したならば、天皇杯の決勝やこれから開催される高校サッカー選手権との兼ね合いを、リーグはどう調整すべきなのかという点です。

 仮に春秋製への移行が決定したとしても、高校サッカー選手権の開催は今の時期で問題無いと思います。欧州同様日本もこの時期をウインターブレイクとして捉えれば問題ないわけで、Jリーグと高校サッカーの報道が重なる事は無いといえます。

 問題は天皇杯ですね。
 春秋製の場合ですと、シーズン終了は4月もしくは5月になりますから、この時期の開催になるのでしょうね。ただ元日決戦が日本サッカーの風物詩として語られてきた歴史上、暦を変えることには強い反発が起きるような気がします。

 ただファンの立場からすれば、雪や風の心配をすることなく、春の暖かい陽射しを浴びながら応援できる事は歓迎すべき点かもしれません。

 ただこの春秋製への移行は選手には移籍のメリットがありますが、各クラブには簡単に受け入れられない事情があります。雪国のクラブにとっては冬の時期は観客動員が見込めない可能性もありますし、ファンも寒風をしのぎながら応援しないといけません。
 オランダでは座席にヒーターが設備されていると聞きますが、その費用は各クラブが負担する形になるでしょう。地方クラブにとって設備投資の負担は必要経費といえど、重くのしかかってはトリニータのような財政赤字を生んでしまう恐れもあります。

 やはりこの春秋製への移行は、ファンと選手、クラブとリーグが様々な意見を出し合って皆で考えていくべき問題ですね。結論をはやく出す必要は全くないと思います。
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ストリートに見るサッカーファッション

2009-12-29 22:37:50 | 日記
 アスレタにスボルメ、ジョガボーラそしてデュエロ。
 長野はそうでも無いのですが、渋谷や原宿あたりだと今挙げたサッカー関係のブランドを、粋に着ているサッカーファンが多いのかもしれません。

 今の時期だとダウンジャケットやウインドブレイカー、ニット帽が人気なのではないかと思います。年があけて春の足音が近づいてくると、Tシャツやポロシャツ、そしてトラックトップに注目するファンが多くなるでしょうね。
 
 サッカー人気を推し量る上で、ファッション面に注目することは基本だと思います。贔屓のクラブや代表のジャージを着ることもそうですが、よりストリートに根ざしたデザインを手がけるサッカーブランドは、これからも増えていくと思います。
 もちろんサッカーを意識していますから、デザインだけでなく着心地や機能性をとことん追及していることも、大きな特徴と言えます。

 僕も数年前ナイキから発売された「インテル」のトラックトップを買ったことがあります。(今も手許に残してあります。)
 トラックトップはフロントをジッパーで上げ下げするので、ジッパーの締まり具合でその日の気分を演出できるんです。ジーズンやチノだけでなく、今の時期はコーデュロイパンツにあわせると、粋なお洒落を演出できます。

 大手のスポーツブランドの服は気軽に買えますが、フットサルやストリート系の服はスポーツ店を含む専門店でしか買えません。
 ですからサッカーファッションで他人と違う格好をしたい時、これらのブランドの服はおおいに着こなしを楽しめると思います。
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元日決戦の優勝予想

2009-12-28 20:31:42 | 日記
 2009シーズンの天皇杯で優勝に輝くチームは「名古屋グランパスエイト」と僕は予想します。どうしてグランパスが栄冠に輝くと僕が予想したのか、理由をお話したいと思います。

 1.ピクシーと天皇杯との相性の良さ
 ピクシーは1995年と2000年の2度天皇杯の優勝を経験しています。グランパスエイトにとって、獲得したタイトルは今のところこのふたつのみですし、2度の優勝の味を知るピクシーがベンチに座っている事は、グランパスの選手達にとって大きな強みといえるでしょう。

 2・アジア・チャンピオンズリーグへの出場権
 今季グランパスエイトはアジアの4強となりましたが、アル・イテハドとの初戦は退場者を出してしまい、ホームでの2戦目を待つことなく敗色濃厚となってしまいました。
 ハンディキャップを抱えた上での敗戦ですから、ピクシーにしろ選手にしろ、来季のアジア・チャンピオンズリーグへの出場権は、何としても手に入れたいところでしょう。敗戦の借りはすぐに返さないと新陳代謝は生まれませんからね。

 3・ピクシー政権の盤石化
 まだタイトル獲得には至っていませんが、ピクシーのクラブ強化方針は間違っていないと思います。特にケネディとF・マリノスから獲得した右サイドバックの田中の補強は、大きな成功と言えるでしょう。
 来季はトリニータから金崎を、レッズから闘り王が加わる事が既に内定しています。もし天皇杯に優勝しなくても首脳陣のピクシーへの信頼は揺るがないと思いますが、9シーズン振りとなるタイトルが加われば、ピクシーの両肩にかかる負担は、わずかですが軽減されるはずですし、何よりクラブに勢いが生まれ、アントラーズからの覇権奪回も現実味を増すかと思います。

 以上3点が僕が思うグランパスエイト優勝の理由ですが、カップ戦の敗退はリーグ戦と違って取り返しがききません。ですから試合の中のほんの些細な出来事が、大きなうねりとなって影響を及ぼすことになります。

 僕は天皇杯の試合中は仕事の真っ只中ですが、結果を気にしながら働くようにしたいと思います。
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北朝鮮代表とチリ代表

2009-12-28 16:57:30 | 日記
 今本屋でワールドサッカーダイジェストの別冊、ワールドカップ選手名鑑を読んできました。先日各国代表のジャージと供給メーカーについてお話しましたが、アディダスとナイキ、アンブロとプーマが32か国中30国をサポートします。そしてこの4社がサポートしない2つの国が、チリと北朝鮮だったんです。

 北朝鮮をサポートしているメーカーはよくわからないのですが、チリをサポートしている会社は「ブルックス」でした。ブルックスを知らないファンの方も多いかもしれませんが、それもそのはずブルックスはサッカーではなく、ウオーキングシューズや陸上競技で絶大な支持を得ているアメリカの会社だからです。

 ブルックスは1970年代製造するランニングシューズが、アスリートたちから絶大な支持を得まして、その復刻シューズが日本でも展開されています。僕も復刻シューズを2足持っていますが、はっきりいって病みつきになるほどの快適さです。

 パルセイロの応援に行く時は大抵ブルックスを選択します。行きはシャトルバスを使いますが、帰りは歩いてくることが多いのですが、スタジアムから一番近い駅まで2キロくらいあるんです。でもブルックスは長時間歩いても本当に疲れないうえ、履き心地も最高なのでとても重宝しています。
 日本ではニューバランスの人気が高いですが、ニューバランスを指示する人もブルックスの靴には一目置いているのではないでしょうか。それくらい完成度が高い靴をブルックスは製造しています。

 そんなブルックスがどうしてサッカーという異業種の、しかも何のツテがあってチリをサポートしているのか、正直僕にはわかりません。
 でも各国全てが同じ会社からサポートをうけても、それはつまらないというのが僕の感想です。

 例えばアフリカ諸国の多くはプーマから供給を受けていますが、ナイジェリアはアディダスのサポートを受けていますし、イングランドが供給先をアンブロから変更する予定という話は聞いた事がありません。

 たかがジャージと言う見方もできますが、ジャージはその時代を反映したデザインと、その時点での最高の技術が選手達をサポートします。ですからジャージを眺めて楽しむ事も、立派な応援スタイルといえると僕は思っています。
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