塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ユヴェントス不正会計の疑念あり

2022-11-30 19:48:00 | 日記

 ユヴェントスは2018年夏、レアル・マドリードからロナウドを獲得し、1996年以来となるUEFAチャンピオンズ・リーグ優勝を目指します。

 

 ただ、ロナウドの経験値、土壇場での決定力をもってしても欧州制覇には届かず、セリエAの連覇だけが伸びる形となりました。(リーグ9連覇も素晴らしいとは思いますが)

 

 そのロナウド獲得にかかった費用がクラブ財政に大きな負荷を与えたのか、ユヴェントスは副会長のパベル・ネドベドと、会長のアンドレア・アニエッリなど首脳陣が総辞職します。

 

 2006年夏のカルチョポリもそうでしたが、ユヴェントスは自分たちから危機的状況を招くことがしばしばあります。

 

 1990年代後半には、ラウイオやASローマ、ナポリで陣頭指揮を執ったズネスク・ゼーマンから

 

 「ユヴェントスの選手たちはドーピングをしている」

 「そうでなければあれだけの筋力と持久力は得られない」

 

 と警告され、判決がどうなかったかは記憶が定かではないのですが、裁判沙汰になっています。

 

 また1998年、インテルミラノはユヴェントスに次ぐ2位でシーズンを終えましたが、この時既にユヴェントスのGM、ルチアーノ・モッジによる審判買収は始まっていたといいます。

 

 従ってユヴェントスの対戦において、インテル側に不利な笛が吹かれたとされ、国会でユヴェントス贔屓の議員とインテル贔屓の議員が大声で言い争う光景が起きたほどです。

 

 ユヴェントスはさすがに過渡期にありますが、盟主としての意地が経営を黒にみせるための作用を起こさせたのでしょうか。

 

 パルマはその点(不正会計)で大きな避難を浴びましたがね。

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フランス代表、王者の戦いぶり

2022-11-30 18:42:03 | 日記

 フランス代表はワールドカップ開幕前、負傷のためにカリム・ベンゼマが参加しないと声明をだしました。

 

 しかしここにきて、フランス代表が上位進出となれば、ベンゼマの怪我が治癒し出場できるという話を耳にしましたが、僕の聞き間違えでしょうか。

 

 それとも指揮官デシャンが、ベンゼマの登録を抹消せずに残しておいた、ということでしょうか。

 

 フランス代表は戦前、ベンゼマとキリアン・エムバッペで2トップを形成し、その背後にアントワン・グリエーズマンを置く3-4-1-2の布陣を採用します。

 

 しかし現在はウスマヌ・デンベレを右翼に、エムバッペを左翼に、オリビエ・ジルーを1トップに指名した4-3-3を用いていますが、ベンゼマの欠場のマイナス面が見られません。

 

 特に左翼で本領を発揮するであろうデンベレを右翼に、しかも世界中が世界王者を見つめる「衆人環視」の中で、彼を起用するにあたり、デシャンはどのような声をかけてデンベレを激励したのでしょうか。

 

 ただ4-3-3が好調ならば、ベンゼマが復帰した際再度3-4-1-2に戻すのか、彼をジルーに置き換える4-3-3なのかが悩みどころかもしれませんね。

 

 僕の勤務先は責任者がいつも大声で叱責する、残業するな、これ出来てるのかと張り上げます。

 

 残業するには何かがあるから

 大声を出しても仕事はうまくならない

 

 この点をみれば、森保一日本代表監督がどれだけ丁寧な方かがわかりますが、僕たちの責任者はサッカー監督の服装、態度、言動がどれだけ参考になるか、自分の発言が僕たちを傷つけているかわかると思うのに無視しています。

 

 とても残念です

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アディダスと著名デザイナーの間柄

2022-11-30 18:31:06 | 日記

 アディダスと契約中のレアル・マドリード。

 

 近年UEFAチャンピオンズ・リーグで4度優勝している彼らですが、1998年フェルナンド・レドンド、ダボル・シュケルらを擁して優勝した際のスポンサーは「ケレメ」でした。

 

 それ以前はヒュンメルでして、日本国内にいる熱心なファンでも当時のジャージを所有している方は、そう多くないと思います。

 

 メキシコ代表のウーゴ・サンチェス、スペイン代表のミッチェルやエミリオ・ブトラゲーニョの名前は僕もわかりますが、プレイ自体を映像ですら確認できていませんので。

 

 当時はチャンピオンズ・カップとリーガを制覇することが大前提であり、そこにまつわる

 

 ジャージやグッズからの収入増加

 そもそもチャンピオンズ・カップ自体の付加価値が今ほどではなかった

 

 ということもありますが、近年のレアルはジャージをより魅力的に見せるために、ヨウジ・ヤマモトが手がける「Y3」と協同開発することが多くなりましたね。

 

 ただ、アディダスとのパートナーシップで知られるラフ・シモンズが、ブランド自体を休止する旨を発表し、ファンが落胆しています。

 

 ラフ・シモンズがデザインしたサッカージャージは恐らくないとは思いますが、一流デザイナーと友好関係があることは、ナイキを出し抜くうえで効果的だったのではないでしょうか。

 

 アディダスは過去に倉石一樹、現在はNIGOにステラ・マッカトニーと協力関係にありますが、ラフ・シモンズに代わるデザイナーは見つかるでしょうか。

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ワールドカップに色気を出さない姿を思う

2022-11-29 15:10:34 | 日記

 イタリアならばパントフォラドーロ

 オーストラリアならばコンケーブ

 日本ならばアドラー

 

 ワールドカップ2022が開催されいる現在、多くの企業が色気や儲けを気にする中、上記のブランドは感情を揺らされることなく、ただただ良い商品を生むためだけに生きているように見えます。

 

 この考えは尊いとも思えますし、ある意味禅僧のような考えかもしれません。

 

 基本ストリートや部活選手、アマチュアも含めて選手の声を聴きたい、契約選手がワールドカップや夏季五輪で勝つ姿を見たいと思うのがブランドの本心ではないでしょうか。

 

 ただ上記の3企業が多くの契約選手を抱えているわけではなく、むしろ

 

 良い商品を生むこと

 その良さがわかってくれる人物がいてくれればそれでよい

 彼らのためにまた商品を生む

 

 という企業理念の下で生きているように見えるんですね。

 

 彼らがナイキのような刺激的なコマーシャルを生むわけではなく、アディダスのように〇〇パックを発売するわけでなく、ミズノのように新作アルファをワールドカップ前に発売する。

 

 というような生き急いでいるわけではありません。

 

 朴訥とただ丁寧に丹精込めてスパイクを1足手がけること。

 

 こんな企業があってもよいのではないか、大量生産と逆の形があってもよいという姿に魅せられている方、案外おおいのかもしれませんね。

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にわかを呼ぶ現象を考えて

2022-11-29 14:25:41 | 日記

 ルキノ・ヴィスコンティ最後の作品となる「イノセント」

 

 先日ハードディスクDVDを購入し(新品で1100円という有難い代物でした)視聴したのですが、パッケージに「無修正」と書いてある意味合いがわかりませんでした。

 

 なるほど、場面が進むと全裸がでてくるため、その注釈だったとわかりまでしたが、以前視聴した「愛人」にも、同様に無修正の表記がありました。

 

 表現の自由かそれとも検閲か

 

 という問題があるわけですが、脚本家と俳優、同時に監督の見解は聞いた方が良いと思いますし、彼らとしても無修正で裸とセックスだけに焦点があつまり、脚本と演出が無視されることは嫌でしょう。

 

 逆にいつの時代でも

 

 女の裸が観客を呼ぶ手段の一つである

 その裸が(勝手に)清純と呼ばれる俳優であればなおさら

 

 という形がありますし、制作側にとって不本意ではあるかもしれませんが、興行として満足のいく数字にはなるのでしょうか。

 

 サッカーもドイツ代表に勝利したことで、瞬間湯沸かし器のように日本代表への声援が劇的に向上しました。

 

 これも鮮やかな逆転劇というわけではなく、選手の家族構成や恩師の登場など、身内が語る選手という点が視聴者を引き付けた面はあるでしょうしね。

 

 ちなみに堂安律が初戦で大活躍した後、お兄さんの堂安優が登場しました。

 

 かつて2季、AC長野パルセイロに在籍していた堂安優、どんな形でもその姿を確認できたことは、長野ファンにとってうれしかったのではないでしょうか。

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