塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

モナコはロドリゲスへの移籍打診をどうすべきか

2014-06-30 23:33:17 | 日記
 モナコはハメス・ロドリゲスの契約違約金を幾らに設定しているのでしょうか?

 今インターネットを閲覧していますと、実は彼、2010年に代理人がマンチェスター・ユナイテッドに売り込みをかけていたとの事。

 もしこのコロンビア代表が既に入団していれば、2013年の夏、香川は渡英することなくクロップの下で皿なら技術習得に励んでいた、というのは訝しい話でしょうか?

 モナコは

 「モナコ公国」

 のクラブであり、フランスとの税制の違いがリーグ1のクラブから標的となっています。

 同時にPSGと資金、戦力の両面で太刀打ちできるのもモナコだけであり、彼らが近年2部暮らしをしていたとは到底考えられないですね。

 ハメス・ロドリゲスとラダメル・ファルカオというコロンビア代表の両輪を抱えるモナコからすれば、両者を安売りするような財政危機ではありませんし、オファーは突っぱねると思います。

 一方でモナコの試合に観客がまばら、というのも通例なのですが。

 ロドリゲスもまだリーグ1在籍経験は1年しか無く、何かをフランスで成し遂げたわけで3はありません。

 ですから、優勝という置き土産を残し、スペインかイングランドに移籍すると言うのが良いシナリオになるのでしょうが、PSG同様に国内王者だけでなく欧州王者を本気で目指すならば。

 ロドリゲスを残留させる必要があります。

 僕はコロンビアがセレソンを打ち倒しても驚きませんし、ペケルマンも同様の考えでしょう。

 1986年のマラドーナ以降、独力でワールドカップと抱擁した選手はいませんが、その通例がメッシ、ネイマールではなく、大会前は単なるダークホースと囁かれたロドリゲスによって、破られるかもしれません。
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コロンビア、セレソンに一泡吹かせるか

2014-06-30 01:23:26 | 日記
 僕は案外、ブラジルが8強で散るかもしれない、そう思います。

 今コロンビアがセレソンを撃破して4強に進出しても誰も驚かないでしょうし、日本で例えられる「心技体」を最もいレベルで維持していることが、はた目からもよくわかります。

 ハメス・ロドリゲスをモナコに売却して利益を得たFCポルト。

 商売上手で知られる彼らですが、もしロドリゲスが残留していれば

 1・ジャクソン・マルチネスとのコンビでゴールを量産
 2・ベンフィカのリーグ優勝を避けることが出来た可能性
 3・モナコに売却した以上の金額で売却できた可能性

 という3点があった、かもしれません。

 ポルトは今季ベンフィカを追う立場になりましたし、柏レイソルは田中を既報通りスポルティングに譲渡しますから、今季はリガ・ゾン・ザグレスにもっと注目して良いと思います。

 セレソンは

 「ネイマールに頼り過ぎ」

 と囁かれています。

 フェリポンはウイリアン、フレッジにジョー、ベルナールと補佐する選手にできるだけ出場機会を与え、オスカルや復帰の負担を減らすようにしていますが、それでもネイマールが軸であることは確かです。

 もしもっとゆとりがあれば、エルナネスやダンチなども、出場の機会が巡って来たかもしれません。

 ただ、懸念されていたGKがジュリオ・セザルという「正解」を得たことは朗報ですね。

 インテル3冠の立役者であり、ワルテル・ゼンガ、ジャンルカ・パリュウカを凌ぐインテル最高のGKと謳われた彼も、今はMLSのトロントに在籍しています。

 一方でカナダに住むサッカーファンは、彼の活躍に

 「カナダ代表」

 としての姿を投影しているかもしれません。

 それはセレッソのファンが、ウルグアイとフォルランに声援を贈ったであろう点と同じですね。
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メキシコGKオチョアを見て、ゴードン・バンクスを思う

2014-06-30 01:12:54 | 日記
メキシコ代表GKオチョアがネイマールのヘディング・シュートをかき出した場面、僕は完璧と評されたペレのヘディングをセーブした、イングランド代表GK、ゴードン・バンクスを思い浮かべました。

 ペレ自身が

 「どうしてゴールにボールが入っていないのかわからない」

 と漏らしたと言いますが、それだけバンクスの魅せた一世一代の大仕事だったというわけです。

 このイングランド対ブラジルの一戦は1970年メキシコ大会の大一番でしたが、このバンクスの仕事ぶりだけでなく、ファンの注目を集めた出来事があります。

 それはペレとボビー・ムーアの抱擁です。

 1966年ワールドカップ、イングランド大会はポルトガルと北朝鮮の躍進が話題を集める一方で、度重なるラフプレイ、その代表がアルゼンチンであり、同時にペレもマンマークによる負傷で離脱します。

 つまり、ペレとボビー・ムーアの抱擁は

 「和解とラフプレイの追放」

 を意味しました。

 今回、このオチョアが所属するアジャクシオとの契約が切れることで注目を集めていますが、再契約もあるでしょうし、他のリーグに移籍するかもしれません。

 同様に、ブラジル国民もこのオチョアの働きぶりに感嘆、同時に人気沸騰中となっています。

 宿敵や敗戦に追い込んだ相手を尊重すること自体、サッカーでは難しいものですが、オチョアの人気ぶり、仕事ぶりを見て、1970年のイングランドとブラジルを思い出した方も多いでしょう。

 逆にイングランドの評判は大きな落差として現れましたが。
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父と子の語らいの材料

2014-06-29 22:45:07 | 日記
 カツオが野球観戦に出向いたのは、ノリスケが波平に、頂いたチケットを譲ったためですが、それはカツオの策略でした。

 それだけプロ野球観戦というのは昔は難しいものでしたが、信濃グランセローズのように独立リーグの球団は増加していますから、観戦料金は低価格になっていますね。

 そう、昭和の時代には

 「サッカーを観に行きたい!」

 というのは考えられませんでした。

 トヨタカップはまさに本場、欧州と南米のプライドが国立競技場で激突する、ファン垂涎の戦いでしたし、代表がアジア王者、ワールドカップ出場を目指せるような体裁はありませんでした。

 Jリーグが誕生し、賛否あるわけですが拡大してきたことで、サッカー観戦が日常の風景として定着し始めたことは、やはり大きな意義がありますし、僕も父になれば子供を連れてパルセイロの応援に出向くでしょう。

 皮肉にもこのJリーグの誕生、代表の強化が

 「2004年のトヨタカップは地味な対戦だ」
 「オンセ・カルダスとポルトか」

 というように、かつての憧れから興奮を奪ってしまいます。

 オンセ・カルダスはコロンビアのクラブですが、その10年後に代表が彼らから強烈なノック・ダウンを与えられるとは、当時は思いもしませんでしたが。

 父と子の語らい。

 それは野球が担ってきた時期もあれば、大相撲という時期もありました。

 そこに今はサッカーが加わります。

 でも、変に子供に迎合せず、父が自分なりの姿を見せることも大切でしょうけれども。
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サザエさんで見られた日本の原風景

2014-06-29 22:36:13 | 日記
 今日放送された「サザエさん」の中で、カツオと波平が野球観戦にために、キャッチボールの練習をする場面が出てきました。

 それはホームラン・ボールをキャッチするため、でしたが、波平は一度掴んだボールをこぼしていまい、小さな男の子が拾うと言う形になりました。

 ふたりで入浴しているとカツオが

 「本当は怖かったよ、ボールが飛んでくるのを見た時」

 と語ると、波平は、「カツオにボールが当たってはまずいからな」と、穏やかな表情で答えます。

 日本で父と子を結びつける道具がグローブとバットであり、僕も小学生のころ、父と投げ合いをしたことも思い出しましたし、遊びの定番でもありましたが、今はどうなのでしょうか?

 この風景はアメリカやドミニカ、キューバでも同様なのでしょう。

 そしてこの風景は、南米、アフリカになるとサッカーになるんですね。

 欧州諸国、日本はなまじお金がありますから、サッカーはサッカーでもプレイ・ステーションや携帯電話における代物でしょうし、僕の折り畳み式携帯でもサッカー・ゲームができます。

 「プロ・サッカークラブを作ろう」

 のように、GMを疑似体験できるソフトすら存在しますしね。

 でもそこに、かつての父と子、カツオと波平のような会話、体験はありません。

 僕もお隣のおじいさんが大切にしている鉢植えをサッカーボールで壊してしまい、母が一升瓶を持って謝罪してくれたことがありますし、野球ボールも幾度となく紛失し、ため息をつきました。

 そうした体験が

 「遊びの知恵」

 を生んだものです。

 でも今は万事ゆとりがなく、物を壊した時点で完全に「アウト!!」と叫ばれてしまうのでしょうが。
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