塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表、ようやく本来の姿へ

2021-10-12 21:33:11 | 日記
 日本代表がオーストラリア代表に勝利したことは、勝ち点3以上に価値があると思います。

 それは3連勝で勝ち点9を得ているオーストラリア代表に、今予選で初黒星を与えたという意味合いではあく、日本代表が自力で立ち直ったという意味合いです。

 加えて従来の4-2-3-1よりも、むしろ4-3-3で中盤を構成し、3の両翼に伊東、浅野という飛び道具を加える形の方が、攻撃的に振舞える可能性が高いということもわかりました。

 仮に11月のオマーン代表とベトナム代表の2連戦を、今回同様4-3-3で挑むとしましょう。

 1トップを楔の動きに長けたオナイウ阿道、大迫勇也を起用するのか、それとも古橋享吾という縦への推進力に長けた選手を指名するか、という千手的柔軟性が生まれました。

 仮にアクセントをつけるならば、伊東の推進力を右サイドで最大限活用し、左サイドには三笘薫というドルブラー、南野拓美という中央へのカットインを武器にできる選手の配置も考えられます。

 ただ、松木安太郎氏が語ったように、前半明らかに日本代表が主導権を維持しているときに得点を決めておけば。

 もっと簡単に勝利を手繰り寄せたことはできたでしょうね。

 一方でFKからの失点はともかく、前半オーストラリア代表のシュートがゴールポストに跳ね返るという、まさに

 「救われた場面」

 もありました。

 2-1という僅差での勝利の中に、久方ぶりの安堵感が漂ったのは、日本代表が自分たちの本来を取り戻しつつある高揚感と、勝利の味わいだけでなく、救われたという気持ちが含まれているためでしょうか。

 森保監督らしいと思ったのは、汚名返上の意味合いがあったのでしょう、柴崎岳を投入し彼に挽回の機会を与えた点ですね。

 ただ勝利したからよいものの、仮に引き分けであっては柴崎の投入に疑問の声が挙がったと思われます。

 今日の日本は様々な意味で「運」もえいきょうしたのではないでしょうか。
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サウジアラビア、ニューキャッスル・ユナイテッドの買収を行う

2021-10-12 18:07:26 | 日記
 プレミア・リーグのニューキャッスル・ユナイテッドがサウジアラビア資本に買収されました。

 僕はこの動き、サッカー以上にサウジアラビアが考える「石油以外の何か」があるように思うんですね。

 僕が購入したスズキのワゴンR。

 3年まえに購入した段階では、搭載されているマイルド・ハイブリッドは現実的な環境問題解決法でしたが、少なくとも今後はマイルド・ハイブリッド、ハイブリッド以上に電気もしくは水素に変化してゆきます。

 そう、車ひとつにとってもサウジアラビアの十八番である「原油」に関して、世界中が購入しないとなるといかに王族たちが陣頭指揮を執って新しいビジネスを模索しようとしても難しいと感じます。

 そこでプレミア・リーグの伝統クラブを買収し、UAE,カタールのような形を模索してゆく、と考えたように判断しました。

 実はUAE,度々報道されているように中東国として連想される、原油が採取できまえん。

 エミレーツ航空 ドバイ
 エティハド航空 アブダビ

 という本拠地に本社を置く航空会社が知られているように、UAEは観光資源を大切にしてきました。

 UAEはのUは、マンチェスター・ユナイテッドのユナイテッドと同様、つまり団結を意味し、僕が訳すのであれば

 「7つの首長たちが団結してできた国」

 になります。

 ドバイもアブダビの団結はしていますが、ビジネスとしては競争相手という点が興味深いと言えます。

 カタールもパリ・サンジェルマンとワールドカップ2022という旗頭がありますし、そこに続くのがサウジアラビアという様相でしょうか。

 湾岸地域ではイエメンのように紛争が絶えない地域もありますし、イランとイラクは常に緊張状態です。

 むしろこの3カ国はサッカーに意欲的なのは、自国の安定と平和を内外に紹介する方便かもしれないと、勝手に想像しています。
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改めて感じた国民皆保険

2021-10-12 13:20:50 | 日記
 歯の治療を受けながら感じたことに、日本の国民皆保険制度があります。

 このおかげで僕たちは割安で医療の提供を受けられる一方で、年々医療費の高騰が叫ばれ、医師と看護師の肉体的、精神的負担の軽減が叫ばれています。
 
 サッカーを軸に栄養学やコンディション維持に関心を持つ方が増加すれば、白い砂糖をふんだんに使った食材を敬遠すること、過度な飲酒に走らないことなど、多くの利益につながる出来事が増えるように思います。

 不思議なことに、人間は菓子パンやポテトチップスのように、(それを作る企業側の倫理観や価値観も聞いてみたいものです)栄養価がまるでなくそのうえで中毒性が指摘される食品を好む傾向にある。

 この点は留意すべきでしょうね。

 米国もバラク・オバマ政権時代、日本のように皆保険制度を運用しようとしますが、頓挫しました。
 
 米国というのは政府が一律、全国民に与えるサービスを理由はわかりませんが「共産主義の権化」と思うようで、だからこそメディケア・メディケイドと呼ばれる、民間企業が潤うと指摘されます。

 独房の囚人たちも歯磨きは必須ですが、歯磨き粉ひとつに日本円で600円近い金額が必要と言いますし、歯の治療を受けるならば桁外れのお金を用いなくてはいけません。

 囚人たちが一番気にすることの一つに、歯の健康があると聞きました。

 ただ米国ではプロリーグは共産主義的発想で運営していますよね。

 サラリー・キャップの導入と、昇格と降格が存在しない
 ドラフト制度という、すべてのチームが同じ場で戦力補強を行う
 シカゴ・ブルズで一躍有名となったトライアングル・オフェンスの別名は、機会均等攻撃

 これらはその代表ともいえる要素ではないでしょうか。

 NBAはすべてのチームが2巡目までで指名を終えますが、NFLやMLBはもっと柔軟に指名できます。

 NFLは下位指名でキッカーやパンとリターナーという、出番が少ない選手を補強するので2巡では指名数が足りない、という面もあるでしょう。

 サッカーのように、選手獲得に独自性を持つリーグ(MLSは異なりますが)からすると、米国市場の強化戦略を訝しげに思うのではないでしょうかね。

 Jリーグも高卒と大卒の新入団選手が続々と発表されていますが、それは一同にかいさないからこそ、話題にならないように感じます。
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午前中、歯医者で治療を受けました

2021-10-12 13:00:30 | 日記
 先ほど、歯医者で治療を受けました。

 以前から右の奥歯に違和感があり、診察を受けますと虫歯があるということで、今後も何回か通院をせねばなりません。

 先日もお話ししたように、外国籍の方、サッカーだろうが留学だろうが仕事だろうが、出産を含む病院の世話になる際、言葉が皆目見当もつかない異国で診察、治療を受けることはストレスでしょうね。

 日本もかつてはサッカー選手の職業病と言われる「恥骨炎」が国内で手術できず、渡欧せねばなりませんでした。

 大リーグに移籍した日本人投手も、肘の「トミー・ジョン手術」を軸に、米国で治療を行うことが多くなりましたが、不安を取り除くには本人の強い気持ちも不可欠ですが、周囲の協力も不可欠です。

 日本は東南アジアや南アジアでクリニックを行うなど、かつての植民地主義のような非人道的行為ではなく、お互いが有益になる形でのJリーグ浸透を掲げています。

 ならばサッカーを軸に、医療、医師たちの環境も考えられると良いな、と治療中に考えました。

 歯医者の設備は素人の僕が見ても、大変高額に見えますし最新鋭の設備を求めるには大変はお金が必要になります。

 僕の勤務先近くに皮膚科があります。

 皮膚科は(僕の勝手な印象ですが)内科、外科よりも需要は多くないと思いがちですが、朝から長蛇の列なんですよ。

 通常アジアやアフリカで病院建設をする際は、やはり内科と外科を充実させると思いますが、眼科、歯科、皮膚科、泌尿器科など、脇役のように思われる点も充実させたい、でもそのための資金がどうすべきだろうか。

 と漠然とした考えを持ちました。

 今、タイ代表の選手たちがJリーグで通用することがわかり、今後もその波は続くでしょう。

 選手たちが日本の医療水準を母国に伝え、少しでも改善できたならばそれは大きな利益になると思うのです。
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夜、眠ることを放棄すること

2021-10-12 00:21:57 | 日記
 ウイリアム・シェイクスピアの代表作「マクベス」

 マクベスの一文に次のような物があるといいます。

 「もう眠りはない。マクベスは眠りを殺した」(参考資料 平凡社新書 加藤浩子著 オペラで楽しむヨーロッパ史」

 世界中の代表監督がワールドカップ予選で窮地に立たされた場合、安眠とは程遠いに違いありません。

 フェリペ・スコラ―リは1995年、グレミオを南米王者に導きますが、その頂点に達したクラブを解雇されたばかりなんですね。

 ただこの解雇も、あの2002年韓国ワールドカップに向けたブラジル代表を率いていたころと比べたならば、苦痛ではないかもしれません。

 2001年のセレソンは

 「遂に予選敗退なのだろうか」
 「ワールドカップは無理か」

 と悲観的論調にさいなまされ、おまけにスコラ―リは代表を当初から率いていたわけではなく、バンデルレイ・ルシェンブルゴの失敗、後任人事の余波で言わば、「火中の栗を拾う」形で就任したためでした。

 森保一日本代表監督が五輪代表とA代表を兼任したように、ルシェンブルゴもシドニー五輪代表とA代表を兼任し、アレックスやロナウジーニョ・ガウショなどを配下に置いていました。

 1999年のコパ・アメリカは優勝するも五輪は8強で敗退、以後自身のスキャンダルでその座を降りますが。もしスコラ―リがワールドカップ出場を果たせなかったなら、彼にも責任追及の声は挙がったことでしょう。

 2010年のカルロス・アルベルト・パレイラは、史上初ワールドカップのホスト国はファースト・ラウンド敗退の指揮官として歴史に名を刻み、フェリポンは未来永劫
 
 「ワールドカップでドイツ代表に7得点を許した指揮官」
  
 として認知されるのでしょう。

 代表というものは、ある意味個人の権利、人権よりも国家の威信、面子が重要視される面があり、だからこそマクベスのような覚悟(彼は創作の人物ですが)が不可欠かもしれませんね。
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