塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

浦和レッズが知るチャンピオンズ・リーグの重み

2023-04-30 22:26:00 | 日記
 敵地サウジアラビアでアルヒラルと対戦した浦和レッドダイヤモンズ。


 決勝戦に挑むレッドダイヤモンズ関連のコラムを読みますと、彼らとクラブ首脳陣、そしてファンがJ1でただAFCチャンピオンズ・リーグ優勝の価値と、その先にあるFIFAクラブ・ワールドカップを推し量れるといいます。


 逆に言えばクラブには過去敗れた戦いも含め、AFCチャンピオンズ・リーグの価値、それが本家のUEFAチャンピオンズ・リーグと比較した際、手にできる報奨金が劇的に少なくとも、アジアの戦いが中毒性を持つ。


 と言う形なのでしょうね。


 アル・ヒラルとは2019年も対戦していますが、この時には


 ゴミス フランス代表
 セバスティアン・ジョビンコ イタリア代表


 という実力者をサウジアラビア代表が取り巻くという、西アジアの枠を超えた豪華な面子でした。


 ちなみにレッズが優勝した2017年、FIFAクラブ・ワールドカップでは、初戦で敗れ(確か開催国カタールのアルドハイルだったと思います)てしまい、念願であったレアル・マドリードの対戦までには至りませんでした。


 欧州クラブの夏季ツアーが再開しつつありますが、一発勝負とどこかお気楽さは漂う試合では、選手の心情も異なりますしファンも熱気が充満する環境を作りたいと思えるのは前者になります。


 ドローで終えた初戦を終えてレッズはホームでアルヒラルを迎えます。


 ナイキが提供するチャンピオンズ・リーグ用のジャージには、スウッシュだけでなく「日の丸」が刻印され、日本の全クラブを代表する形になりますね。


 レッドダイヤモンズのファンでなくとも(大宮アルディージャの関係者には酷ですが)、第2レグの注目は必須ではないでしょうか。
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ナイキ、あの定番品をインテル版で販売へ

2023-04-30 20:40:50 | 日記
 ナイキは初代エア・マックスで初めて現在では当然の「窓」をデザインします。


 そしてエアマックス180,エアマックス270という形で、エアの容量は飛躍的に増加し、同時に窓から見える機能性が契約選手だけでなく、ファッション誌でも大きく特集されるようになるのです。


 その頂点が劇的な売上を記録したエアマックス95と、その反動が起きたエアマックス96になるのですが、ナイキはこの2作に続くエアマックス97でシルバーの流線形が美しいデザインに、ほぼ360度に近いエアを搭載します。


 そのエアマックス97は現在でも様々な形で市場に投入されていますが、ナイキは契約するインテル・ミラノとのダブルネームでエアマックス97を販売します。


 先日は子会社であるコンバースとリバプールのダブルネームが大きな話題となったように、ナイキはコンバースも含めてよりアグレッシブな企画を登場させていますね。


 インテルは過去、エヴィス・ジーンズともダブルネームを発表しましたし、ナイキもインテル・バージョンのコルテッツを販売したことがあったはずです。


 日本では川崎フロンターレを軸に複数のクラブをサポートするプーマが、クラブカラーの「スエード」を企画して反響がありましたし、ニューバランスも看板商品である「574」を題材にダブルネームの企画を練っています。


 アディダスも同様ですが、これらはサッカーだけでなく


 ストリートに強い影響力を持つこと
 同時に人気の定番品があること


 が必須条件になります。


 日本からはコンバースとリバプールのダブルネームの入手は難しいはずですが、このインテル版のエアマックス97も同様に入手懇談であるに違いありません。
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宿敵の勝利は願うべきか、あざ笑うべきか

2023-04-30 20:27:51 | 日記
 僕と一緒に働く新入社員のK君。


 厳密に言いますと彼は在籍2年目になりますから新入社員ではないのですが、僕にとっては初めてワールドカップの話ができる同僚です。


 彼は名古屋生まれで幼少期から名古屋グランパスエイトの試合を観戦していた、筋金入りのサッカーフリークです。


 そんなK君に


 「レッドダイヤモンズがAFCチャンピオンズ・リーグで3度目の優勝をするかもしれないよね」
 「それはやっぱり嫌な事かな」


 と尋ねると


 「いいえ、サッカー好きとしては優勝してほしいですよ。」
 「リーグ戦では大嫌いですが」


 とのこと。


 でも僕が「キャスパー・ユンカーはレッドダイヤモンズから来たよ」と伝えると、苦笑いを浮かべていましたが。


 このように日本人は宿敵でも応援はしますよ。


 でも都市国家としての誇りと対立で国家を形成する欧州では、宿敵の優勝を阻むであろう対戦相手にシンパシーを感じるといいます。


 昨年ASローマは初代UEFAカンファレンス・リーグ王者となりましたが、ラツイオからすれば心底ローマの敗北を願った形になります。


 それはマルセイユがパリ・サンジェルマンにUEFAチャンピオンズ・リーグで敗退し続けてほしいと思うのも同様でしょうし、マンチェスター・ユナイテッドのファンは、マンチェスター・シティが2冠ではなく「無冠」ならば、その場で踊りだすでしょう。


 日本的感覚と欧州的感覚はこうも違うわけです。


 イタリアはナポリが1990年以来のスクデットが目前ですが、その優勝は彼らに再度「我々はナポリ人」という感覚を植え付けるに違いありません。


 イタリアの都市国家の煩雑さは相当ですからね。
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気のゆるみで許されないこと、ありませんか

2023-04-30 20:18:20 | 日記
 かつてナポリ病ともフランス病ともいわれた「梅毒」


 中野京子によれば、実際は新大陸から欧州大陸に持ち込まれたとされ、大航海時代の負の遺産ということになるのでしょうか。


 船員なちは船上では当然女と接することが出来ませんし、中世では傭兵が戦力として大きな比率を占めていました。


 つまり船乗りたちが帰国すると真っ先に娼婦に会いに行き、傭兵たちは勝利すれば修道女や民間の女たちをレイプできる(指揮官も略奪を認めていた、戦利品である美術品はその代表です)ことで、梅毒は劇的に拡大したといいます。


 今、日本ではその梅毒に観戦する方が多いといいます。


 僕はたまにアダルトショップに立ち寄り、50代から60代の男性向け雑誌を読みます


 俺はこうして若い彼女ができた
 無料でアダルト動画の視聴ができる
 温泉街では風俗を楽しもう


 など「眉唾」物の企画と記事が目白押しですが、そこにはタイやフィリピン、マレーシアなど東南アジアのセックス産業に関する記事も多いのです。


 AFCチャンピオンズ・リーグはアジアが広大であるため、現状西地区と東地区に分かれていますが、日本は当南アアジア諸国と同じ東地区に分布しています。


 チャンピオンズ・リーグに出場するクラブの男性ファンは、案外現地で女性と酒を飲みたい、仲良くなりたいと思う物でしょうか。


 今は「地球の歩き方」のようなガイドブックよりも、スマートフォンやタブレットの自動翻訳機能やグーグルマップを頼りにする方が多いのでしょうが、一瞬の気のゆるみが強盗や交通事故、女性問題に発展するかもしれません。


 梅毒が日本で広がる可能性は、こうした旅行先でのアバンチュールが関係するかもしれませんし、ドイツ・ワールドカップの際はコールガールが一定の場所でサービスすることで事なきを得たほどです。


 無欲であるとはいいませんが、気にしたい事柄ではないでしょうか。
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今夏FCバイエルンが来日します

2023-04-29 22:14:44 | 日記
 2022年夏、パリ・サンジェルマンが来日を果たし、VIP席は完売、テレビ中継がある一方でスポーツ・グラフィックナンバーが増刊号を提供するなど、文字通りファンが待ちわびた「スター」たちの登場でした。


 そして今夏は16年ぶりにFCバイエルン・ミュンヘンが日本ツアーを行います。


 サティオ・マネとリロイ・ザネの不仲
 UEFAチャンピオンズ・リーグでの不振
 指揮官をトーマス・トッヘルに変更しても上昇傾向とはならないクラブ事情


 などを思えば、日本にくるゆとりは無いように感じます。


 しかし、だからこそアジア、日本を訪問することが、ドイツ国内や近隣諸国で夏の合宿を組むよりも、選手の心が晴れると言える面はあるでしょうが。


 日本には過去、レアル・マドリード、ボルシア・ドルトムント、セビージャにフィオレンティーナなどがツアーを行いました。


 確かに金儲けの面はあるでしょうし、ある意味ではローリング・ストーンズのようなロックバンド・ツアーのような形だったとも言えます。

 
 その一方で


 日本代表がワールドカップで侮れない存在となる
 日本代表選手が海外で戦う頻度が上昇
 Jリーグはアジア屈指のリーグである


 ことを思えば、集金ツアーではなくスパーリング・パートナー(咬ませ犬でしょうか)になりつつあることは大きいと思いますよ。


 日本のクラブがアジア各国で同様のことを行えば、一定数の反響はあると思いますが、やはり欧州の一流クラブには歯が立ちません。


 それでもJリーグは東南アジア諸国を金儲けではなく、彼らの力量を挙げ代表選手たちが日本でプレイしてほしいと思っていることは確かであり、その点は僕たちも賛同すべきではないでしょうか。
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