今季のセリエA、ローマ対インテルの一戦は、ナショナル・ダービーと呼ばれるユヴェントス対インテル戦以上に注目を集めると思います。
それは両クラブの指揮官にありますよね。
まず今季よりローマを指揮するホゼ・モウリーニョ。
彼がインテルで陣頭指揮にあたったのは、2008年から2010年までの2季だけでしたが、初年度はスクデット、2年目は3冠とインテリスタなら誰もが思い出深い存在といえます。
モウリーニョ退任後、インテルが招へいしたラファ・ベニテスは、クラブオフィスからモウリーニョの姿を一切排除しようとしたことが選手たちの不満を募らせたと言わせるほど、このポルトガル人の影響は甚大でした。
以後、インテルは馬鹿げていると思うほど監督を招聘し、モウリーニョがホベルト・マンチーニ政権下でサンシーロに登場した時は、拍手喝さい迎えられたほどでした。
そしてローマから見れば、インテルの指揮官シモーネ・インザーギが、昨年まで宿敵ラツイオの指揮官であり、常に好成績を残した点でも気に食わないはずです。
特に2019ー20シーズン、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が停止しなければ、ラツイオは2000年以来20季ぶりにスクデットを得た可能性は十分にありました。
逆に言えば、ローマはラツイオがもしスクデットを獲得していれば、ラツイオファンからの嘲笑にずっと我慢することとなり、彼らが優勝しなかったことを心から感謝したに違いありません。
両クラブから見れば、選手の顔ぶれや戦術よりも、むしろ指揮官を意識せざるを得ないのが、今季のローマ対インテルではなかろうか、と思うのです。
ちなみにラツイオはマウリツイオ・サッリが今季より指揮を執りますが、古巣のユヴェントスが不調であることを、どう捉えているのか気になるところですね。
それは両クラブの指揮官にありますよね。
まず今季よりローマを指揮するホゼ・モウリーニョ。
彼がインテルで陣頭指揮にあたったのは、2008年から2010年までの2季だけでしたが、初年度はスクデット、2年目は3冠とインテリスタなら誰もが思い出深い存在といえます。
モウリーニョ退任後、インテルが招へいしたラファ・ベニテスは、クラブオフィスからモウリーニョの姿を一切排除しようとしたことが選手たちの不満を募らせたと言わせるほど、このポルトガル人の影響は甚大でした。
以後、インテルは馬鹿げていると思うほど監督を招聘し、モウリーニョがホベルト・マンチーニ政権下でサンシーロに登場した時は、拍手喝さい迎えられたほどでした。
そしてローマから見れば、インテルの指揮官シモーネ・インザーギが、昨年まで宿敵ラツイオの指揮官であり、常に好成績を残した点でも気に食わないはずです。
特に2019ー20シーズン、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が停止しなければ、ラツイオは2000年以来20季ぶりにスクデットを得た可能性は十分にありました。
逆に言えば、ローマはラツイオがもしスクデットを獲得していれば、ラツイオファンからの嘲笑にずっと我慢することとなり、彼らが優勝しなかったことを心から感謝したに違いありません。
両クラブから見れば、選手の顔ぶれや戦術よりも、むしろ指揮官を意識せざるを得ないのが、今季のローマ対インテルではなかろうか、と思うのです。
ちなみにラツイオはマウリツイオ・サッリが今季より指揮を執りますが、古巣のユヴェントスが不調であることを、どう捉えているのか気になるところですね。