塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

西アジアのリーグで戦う日本人選手と言えば

2021-04-30 21:35:18 | 日記
 UAE アルアインに在籍する塩谷司
 カタール・スターズリーグ アル・ホールに在籍する小林祐季

 今月日本代表は再度、ミャンマー戦が行われ、J1の日程を考慮したうえで森保監督は既に、海外リーグ在籍の選手で構成すると判断しています。

 欧州リーグは閉幕の時期、ということもありますし、クラブから断りの打診が無いという点もありますよね。

 しかし、ベルギー、ポルトガルなど、以前よりも確実に選手が在籍する「欧州各国」の幅は広がったにもかかわらず、西アジアのリーグに在籍の選手たちはなかなか声をかけてもらえません。

 塩谷司が2019年アジアカップに召集された背景には、彼が指揮官の下でプレイ経験を持つこともそうですが、地の利を知るという意味合いも大きかったですよね。

 アジア最終予選に進出した際、移動は更に広範囲になります。

 当然、コロナの影響で日程が崩れる可能性もありますし、西アジアでの試合がどうなるかわかりません。

 しかし、今こそ西アジアに活躍の場を求めた冒頭の2選手を招集し、力具合を確認しておく必要があるのではないでしょうか。

 韓国代表の歴代監督は、日本、中国、中東各国など、それが欧州リーグ、kリーグ在籍でなくとも、戦力として大切と感じたならば、迷わず招集してきました。

 それはオーストラリアも同様で、日本はどうも海外リーグというと「欧州」だけを視察対象にしてしまいがちの印象を受けます。

 僕もチャンピオンズ・リーグの常連、アル・イテハド(サウジアラビア)セパハン(イラン)など、クラブ名はわかりますが、在籍選手とクラブの力量はわかりません。

 ただ。アジアと欧州という在籍地域だけで選手招集を区切っているのであれば、それは勿体ない出来事だと感じているにすぎません。

 選手である以上「序列」には耐える必要もありますがね。
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仕掛人・藤枝梅安を再読中です 

2021-04-30 21:11:51 | 日記
 何年かぶりに講談社文庫「仕掛人・藤枝梅安」を再読しています。

 1巻と2巻は今日一日で読み終わり、池波正太郎節を堪能している最中です。

 2巻からは3人目の主役「小杉十五郎」が登場しますが、基本悪人成敗は主人公の梅安と、友人である彦次郎が行います。

 当然彼らの仕事ぶりは、池波正太郎の創作であり実際に起こり得るわけではありません。

 ただ、梅安と彦次郎の目と目で頷きあう仕草は、サッカーでいうアイコンタクト、どちらかが情報収集をし、どちらかが拠点に居残っている形は、4-2-3-1の2センターの見本のようにさえ思えます。

 この2センターの最良が、1994年米国ワールドカップのセレソンでした。

 リバプールのチアゴ・アルカンタラが「マジーニョの息子」と指摘されるように、このときのセレソンにはマジーニョの他に

 若き17歳のロナウド
 ロマーリオとベベト、ミューレルというFW陣
 不調であるが、その存在感は万人が認めるライー
 
 など攻撃陣に特徴のある選手が数多く言いました。

 勿論、のちに鹿島アントラーズに在籍するふたり、レオナルドとジョルジーニョというフルバックに、アウダイールとマルシオ・サントスという「控え」も充実していました。

 指揮官のパレイラは、ふたりのセンターバックを両名ではなく、マルシオ・サントスとリカルド・ローシャを指名する形でしたが、断念していたのです。

 そして主将としてロマーリオを見守りながら代表の重要性を唱え続けたドゥンガ
 中盤の底から巧にプレイ・メイクを行ったマウロ・シルバ。

 この中盤センターが安定したことこそが、1970年以来24年ぶりの優勝を手繰り寄せた大きな要因だったに違いありません。

 1970年のセレソンは4-2-4,そして中盤の底には名手、クロドアウドが控えていました。

 優勝を果たすには中盤の前よりも、むしろ「後ろ」を充実させるべきではないか、という具体例と言えます。
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ディアドラ、オンライン販売を終了宣告

2021-04-30 13:53:19 | 日記
 ディアドラのオンライン販売が今日で終了するそうですから、今閲覧しますと

 「本日10時をもちまして閉店しました」

 との表示。

 僕は今日一日運営していると思っていたので、見納めなのかと単純に思っていたのですが、どうやら思い違いだったようです。

 コンバースの米国限定流通品と言えば

 1・エアロ・ジャム NBA契約選手ラリー・ジョンソンの愛用品を復刻
 2・G4 NBAゴールデン・ステイトウオリアーズ、ドレイモンド・グリーンへの支給品
 3・CT70 70年代のチャック・テイラーを復刻したもの

 などがあります。

 これらは米国に出かけた際(今は旅行で出向くことはまず無理でしょうが)、個人のお土産として魅力的ですし、友人から買ってきて欲しいと頼まれるかもしれません。

 ディアドラやカッパも、今後は同様の意味合いをもちます。

 イタリア本国では流通しているこれらの品は、あくまでフェニックス、GMRという日本総代理店が業務終了、もしくは契約満了で更新しないために、流通しないわけです。

 ですからコロナウイルスが収束し、例えば新婚旅行や卒業旅行でローマやミラノを訪問した際、サッカー好きならばディアドラの何かを買って帰りたい。

 そう思うかもしれませんね。
 
 アディダスがかつて、デサントが版権を持ち、その版権が現在のアディダス・ジャパンに移行したような、ある意味スムーズな手続きはやはり稀有なのでしょうね。

 コロナの影響で生活苦の方が増加する今、そのデサントのように自社ブランド「デサント」以外のブランドを数多く所有する企業は、ライセンス終了の更新するか、それとも満了か。

 で難しい選択になるのではないでしょうか。

 業績も大事ですが、雇用の維持もさらに大切ですからね。

 相当な安値だったようですが、アクアスキュータムとダーバンに買い手がついたことは、長年のファンも安堵したように存続は今、僕らが考えている以上に険しい面もありますが。
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龍時03-04より

2021-04-30 13:36:31 | 日記
 開催そのものが疑問視されている東京五輪。

 では欧州選手権を開催する欧州でも、同様の論調かと言えばそうでもないようで、日本市場におけるワクチン接種や看護者の確保などが、まだまだ明確ではないためでしょうか。

 文春文庫「龍時03-04」において、日本五輪代表はアテネ五輪決勝でセレソンと対戦します。

 準決勝の韓国戦では、主人公千野龍時が同じスペインで研鑽を積むパクと必死のボールを追いかけるわけですが、刊行当時日本代表、韓国代表のいずれも、ここまで海外リーグで存在感を得ること。

 は考えられませんでした。

 架空のクラブ アトランティコ
 実存するクラブ パクはセビージャ 龍時はレアル・ベティス

 そのレアル・ベティスには、一時期日本代表の乾が在籍し、小説の中で起きたことが現実となりました。

 そしてそのスペインからも、引退したフェルナンド・トーレス、セルジ・サンペール、そしてアンドレス・イニエスタという選手ら来日し、ファンを沸かせました。

 また、今季から清水エスパルスの指揮官止まったアンヘル・ロティーナのように、指揮官もまた日本に赴くことを躊躇しない印象を受けます。

 ブラジル代表クラス、例えば川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンのような有名選手だけでなく、ブラジル籍の選手は当時も今も、Jクラブにとって優良な存在として重宝され続けています。

 もし野沢尚が生きていたならば、ワールドカップ、五輪で結果を求め続けている日本代表、そして育て上げた千野龍時をどう執筆したでしょうか。

 龍時は高校選抜の一員として日の丸を背負うころから、日本を脱出したくて仕方が無かった。

 それでも日の丸を背負い、一心不乱にボールを追いかける、ある意味この矛盾した姿を野沢尚は描きたかったのかもしれませんね。
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今季のチャンピオンズ・リーグも大詰めですね

2021-04-29 22:23:22 | 日記
 仮にチャンピオンズ・リーグ決勝が、レアル・マドリードとマンチェスター・シティの一戦となれば。

 バルセロナの関係者は全力でシティを応援するのでしょうか。

 日本のようにある意味で同法意識が強い場合は、自国でトーナメントに残っているクラブを応援する気風が生じます。

 もしAFCチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメントに1クラブだけしか残らなければ、参戦した他のクラブのファンが声援を送ることは、僕たちから見れば不可思議ではありません。

 都市国家としての背景が強い欧州では、仇敵の対戦相手を応援する方が、むしろ普通と言います。

 例えばバルセロナがシティを応援するならば、クラシコの対戦相手という意味もあるでしょうし

 1・指揮官がグアルディオラである
 2・もしレアルが優勝すれば、優勝回数が14回となり、到底太刀打ちできない代物となる
 3・優勝賞金を含む勝利ボーナスの授与で、彼らは金庫にお金をしまうことができる

 というように、レアルが敗れてほしい理由はいくらでも見つかります。

 グアルディオラも優勝する最高の機会と思っているでしょうね。

 レオ・メッシあっての欧州制覇
 バルセロナ以外では、欧州で結果を得ていない

 という批判に対し、グアルディオラは完全なリアクションで答えることができます。

 ただ、まだファースト・ラウンドを終えただけですから、まだ何も決まってはいません。

 一方で2016年グアルディオラが就任するまで、シティが彼を招聘するために時間をかけてクラブを整備してきたことが報われる可能性も大変高いと言います。

 グアルディオラは無粋ではありません。

 ですから二人の前任者、マンチーニとペジェグリーニが、リーグ優勝はFAカップの受賞で選手たちに喜びを与え、より明確な目標を与えたことを感謝していると思います。

 ただ、レアル、シティ、パリ・サンジェルマン、レアルの中でレアルこそがチャンピオンズ・リーグと言う代物を一番知っていることも確か、ですよね。

 シティが優勝すれば、ユナイテッドのファンは

 「俺たちは3度優勝しているよ」
 
 と平静を装うことができるでしょうか。
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