裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

リアル意見

2010年04月13日 12時37分52秒 | Weblog
注意!シビアな政治意見です。
いやなことを読みたくないひとは、もっとすてきなページにお進みください。

無能な政権は過去に数えきれないほどありましたが、「国民に迷惑をかける」レベルまで仕事のできない政権は、戦後初めてなんじゃないですかね?
ほとんどすべての施策が、改善とは真逆の「改悪」に思えてしまいます。
空疎な国会論議、発言は軽いのに決断できない宰相、機能しない閣僚、片寄った予算配分、国債の驚くべき発行額、よけいなマニフェストの強行、肝心なマニフェストの後退、そして金に対するだらしなさ・・・この政権、なんかいいことをひとつでもやりましたっけ?
麻生内閣は不愉快極まる政権でしたが、それでさえほんの少しはいいことをしようという心構えが見えました。
今はちがうなー・・・
「ふてんま」なんて、何もしないでほっといたほうが、対現地的にも、対米的にも、世論的にも、予算的にも、まだマシだったんじゃないかと思えてしまいます。
唯一気の利いたことといえば、例の事業仕分けでしょうけど、大口叩いてたわりに、目標数値よりはるか少ない瑣末な効果しか上げられてませんし。
なによりも、声の大きなひとの意見ばかりが通って、本来の理念がかすんでいく現状は、異様を通り越して奇怪です。
ちょっと楽しみなのは、この政権の支持率が戦後最低の記録的水準まで落ちねっかな、という部分です。
「創造なき一方的破壊」「ビジョンなきディテールいじり」がどこまで進むか見守りたい一方、「ついに日本を破綻に追い込んだのは、あの民主党政権だったねえ」などと近い未来に述懐することがないように祈りたいです。
いつまで我慢してたらいいのかな・・・
我慢しなくていいか。
次回の選挙では、共産党にでも投票するか。
どうせ自民党も民主党も、目指すところは実は国家社会主義なんで、同じことかもしれないな、と本気で思ってたりする今日この頃であります。
それにしても、社会的実験が失敗のリスクをともなうのは世の常とはいえ、ここまで激烈な大失敗がくるとは思いませんでした。
すいません、前回民主党に投票したのは、実はこのぼくです。
自分の見識のなさを嘆くばかりです。
だけど今さら自民党って「下水逆流チョイス」はありえないし・・・悩む。
・・・ちょっとリアルに語りすぎてしまいました・・・
しかし、現政権が立ち上がって、とてもよかったことがひとつだけあります。
それは、「野党時代にムシのいいことばかりをぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらぺらとくっちゃべんないほうがいい」と、あの軽薄な人々が理解することができたと思うからです。
選挙では、国民が手っ取り早く得をするような甘い政策をどの党も並べ立てるわけですが、しかしぼくは思うのですよ。
厳しい意見を挙げる党こそ信頼しようよ、と。
現政権は、選挙のことしか考えてないばかりに、大サービスのしすぎで、逆に国民の首を絞めてます。
これほど恐ろしい政権下での生活を、ぼくは体験したことがありません。
今、最も重要なことは、苦しくても赤字を減らすこと。
現在日本は、税収の20倍程度の赤字を背負ってるわけですが、この対策がいちばん大事。
赤字が増え続けるとわかってたら、国民はお金なんか使わないでしょ。
逆に苦しくても、借金が減りはじめれば、安心してものを買うようになるでしょ。
未来の破綻に備えてるうちは余分なものなんて買わないけど、その不安さえ取り除けば、内需は劇的に動き出すはず。
今の景気の停滞は、ただそれだけの理屈だったりして、と思いませんか?
財政再建派、がんばれ!
・・・といっても、あのでたらめな与謝野さんじゃなあ・・・
とりあえず、なんだか面白くなってきたので、政局自体を楽しもうではありませんか。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
コメント
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