裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

着色

2008年02月16日 08時26分07秒 | Weblog

今や、卵の黄身にも着色する時代なんだって。
「いったいどの時点で?」なんて、今話題の中国産餃子みたいな話ですが。
まあ要するに、ニワトリのエサに天然着色剤(サフランとかクチナシとか)を入れて、色をコントロールしてるんだそうな。
黄身はもともと薄い黄色なんだけど、オレンジがかってると新鮮に見えるし、食欲もそそるってわけ。
生産業者はこのあたりのノウハウを熟知してて、ちゃんとカラーチャートで色合いを決め、そのとおりにニワトリに産ませる。
小売業者「この色の黄身で産ませてください」
生産業者「わかりました。じゃ、○○%配合しときます」
ちょっと恐いやり取りですね・・・
この調子で、養殖サケの切り身の色なんかも決められます。
肌合いが濃い方が、日本人にはウケがいいらしい。
色見本を持ち歩く養殖業者の姿は、一種異様に見えます。
ペンキ屋さんじゃないんですから。
こんなことしてて、ほんとにバチあたんないのかな?
もはやこの時代の飽食は、神様の領域まで侵犯してるように思えますが・・・

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
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