徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ナビスコカップ予選第3節 リスキー

2007-04-05 00:15:19 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
スカパーでナビスコカップ第3節マリノス戦。

青山「坂田さんに一発でターン決められるのを恐れて、スペースを与えてしまった」(J's GOAL 4月4日付

如何ともしがたい厳しい結果になってしまった。オーバーラップした青山が矢島へ決定的なパス、それを矢島が外した直後に2失点目を喰らってしまい、58分にしてほぼジ・エンド。ゲームの組み立て、プレーの精度、そして何よりも運動量を見る限りとてもビハインドを跳ね返せる状態には見えなかった。これほど酷いゲームは久しぶりなんじゃないだろうか(最初の5分間ぐらいはパスでいなす感じでよかったのだが……だが5分間では)。
フェル、藤本、和道を帯同させず、さらにベンチには枝村(怪我)、児玉、西澤と本来の“主力級”を温存したのが裏目に出てしまったとしか思えない。総力戦ができずに失速してしまった昨シーズンを教訓にした健太の意図はわかるのだが、総力戦を見越すには早すぎるし、このゲームを予選リーグ突破のための「勝負」と位置付けたにしては、リスキーな采配だったと言わざるを得ない。とても先週駒場で見たチームと同じチームとは思えない(いや、実際メンバーは違うのだが)、信じられないようなゲームだった。
これで早くも3節を消化して、予選突破のためには思いっきり自力で結果を残した上で、精一杯他力本願しかない。これもまた痛い。

それでも日曜日の大分戦は楽しみなんだから不思議。

兵働「それを言い訳にしちゃーダメだと思うし、やっぱり誰が出ても同じサッカーしなきゃいけないし、『あの3人がいなかったらできないのか』って言われるようじゃ話になんないから、そこはしっかり反省して……まああんまり引きずらないようにして、また切り替えてエスパルスらしいサッカーをやれるように心掛けたいなと思います」(Sの極み 4月4日付)