徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

まめ丹/博多取材③

2008-07-31 05:36:05 | LB中洲通信2004~2010
火曜日その2。
12時から、1年ぶりに復活した博多の名物小料理店「まめ丹」の女将、森千代子さんの取材。

<博多の旬の味とおかみのきっぷのよさで全国に多くの常連客がいた、福岡市博多区の歓楽街・東中洲の小料理店「まめ丹(たん)」が3月末、42年続いた店を閉じる。(中略)東京五輪の翌年1965(昭和40)年に、同区中洲2丁目の国体道路沿いの場所に、トタン屋根、壁はベニヤ板の店を開いた。「外に出なくてもトタン屋根を打つ音で雨(降り)が分かるからいいねえ」。俳優の宇野重吉さんは死ぬまで、まめ丹を愛したという。>(西日本新聞夕刊 2007年3月14日付)

もはや女将さんや藤堂編集長の思い出話を聞くしか往時を知るすべはない。
現在は、春吉のホテル・イル パラッツォの近くにある。
復活に際して仲代達矢さんや大滝秀治さんの色紙(大滝さんらしい、良い言葉である)などが店内に飾られていた。

画像は<ちりめんじゃこ、塩昆布、梅干しは「宇野重吉の三点セット」として、いつしか名物となり、宇野さんの全国巡業にお供し、博多の名を売った>(同上より)という「宇野重吉の三点セット」で作っていただいたおむすび。酒を飲んだ翌日にはぴったりな味。


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