徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

“問題”の公演

2006-12-13 03:35:36 | LB中洲通信2004~2010
年末進行である。今日と明日がヤマです。
情報とニュースのネタ探しに新聞の切り抜きの山から記事を一枚ずつ見ていた。で、目に止まった記事があった。12月6日の朝日新聞、<終演後に全車検問>。アルコールを飲みながらコンサートを楽しむというスタイルの平井堅の公演が、昨今の飲酒運転撲滅キャンペーンの目に止まり、公演予定のレインボーホールの管理者である名古屋市、愛知県警が主催者に公演内容の「検討」を迫ったというニュースだ。確かに飲酒運転はマズい。申し開きしようのない行為である。しかしそれ(飲酒運転)とこれ(公演内容)とは話が別だ。お役所が、言わなくてもわかるような野暮なこと(この場合、飲酒運転禁止)を言うということは、簡単なことを考える力を奪っているとさえ言えるだろう(まあだからこんなことをしちゃう人も出てくるのだろう)。大体、数年前から日本人て「自己責任」が好きなんじゃないの? 飲酒運転こそ自己責任以外の何物でもないだろう。
取り立てて平井堅が好きなわけではないが、これで新譜を紹介する気になった次第。頑張れ平井堅(の事務所)。ま、おそらく内容は、このニュースの話題になるだろうけれども。“問題”の公演は19日。

関係ないが(本当はある)、『私立探偵濱マイク』最終回のDVDに収録されたメイキングを見ていたら聞き覚えのある大声が聞こえた。大崎章(彰)監督だった。メイキングでは思いっきり“助監督のお仕事”をしている姿を見ることができた。取材で会う映画関係者が、11月号に掲載された大崎さんのインタビューを見つけると笑顔になるのは、そういう人柄だと言うことなのだろう。取材する前に見とけば良かったなァ…。

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