<現在では“レコード/CD=音楽”というイメージは完全に定着していますが、そもそもはCDも含めてレコードなる媒体は内容を特定したものではなく単なる“記録物”であって、明治の輸入期には落語・漫才・浪曲・講談等のレコードも随分ありました。大正時代にラジオ放送が始まった時にもラジオ番組はレコード化され、大学野球の『早慶戦』の実況レコードなどに人気が集まりました。(蛇足ですが、現在の“レコード/CD=音楽”というイメージは、次のDVDや通信革命によるメディアの登場で一番最初の意味合い、つまり“RECORD”という単なる<記録メディア>という原初的なイメージで捉えられるようになるのは時間の問題です) (1996年3月/大瀧詠一『GO! GO! NIAGARA』ライナーノーツ)
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