銀河後悔日誌、つぶやき

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令和三年十一月場所・千秋楽

2021-11-28 19:49:50 | 大相撲観測日誌
 令和三年十一月場所(於福岡市博多区築港本町 福岡国際センター)は千秋楽。


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 決定した各段の優勝者など。

・序ノ口
 13日目に優勝決定。

◎7勝
 井上(西10、初。各段も初)
 平成27年3月初土俵。30年5月新幕下、最高位は令和元年7月の西下25。2年7月途中から休場し、序ノ口陥落。3年5月より七番相撲だけ取って今場所本格復帰。


・序二段
 下記2名で決定戦。
☆7勝
 魁鵬(東11)・優力勝(西61)

 魁鵬を張ってから引き落とし、優力勝[ゆりきしょう]が優勝力士となる。

◎7勝
 優力勝(西61、初。各段も初)
 平成29年9月優力で初土俵。一時番附外に陥落し、30年11月再出世。先場所全休して序二段に陥落、優力勝に改名して初の各段優勝。最高位は西三55。


・三段目
 13日目に優勝決定。

◎7勝
 金峰山(東100格、初。各段も初)
 三段目100枚目格付け出しで、今場所初土俵。カザフスタン出身。


・幕下
 優勝は13日目に決定。

 碧天を押し出し、北大地6勝目。
 篠原を寄り切り、明瀬山5勝目。
 大成龍を寄り倒し、若隆元5勝目。
 峰刃を叩き込み、欧勝竜6勝目。
 狼雅を寄り倒し、出羽ノ龍6勝目。
 栃丸5勝目、今場所初土俵の欧勝馬は4勝3敗。

◎7勝
 竜電(西47、平成24年9月以来2回目。各段は序ノ口・序二段・三段目1回ずつ含め5回目)
 平成18年3月初土俵。20年3月新幕下、21年11月上位進出。24年11月新十枚目で途中休場、25年7月三段目で復帰もまた休場。26年1月序ノ口で七番相撲のみ復帰。9月本格復帰で3場所全勝で27年3月幕下は上位で復帰。28年11月十枚目再昇進、30年1月新入幕。令和元年7月新小結は4勝止まり。その後平幕上位を維持していたが、3年5月より3場所出場停止で幕下下位に陥落。今場所復帰。


・十枚目(十両)
 一山本が2敗、荒篤山が3敗で迎えた。それぞれ別の相手と当たり、一山本が勝てば優勝、敗れて荒篤山が勝てば決定戦という展開。

 旭秀鵬(東14)を破り、北の若(下3)5勝目で関取は? 旭秀鵬は9敗でさすがに残れない。
 矢後5勝目、琴裕将(下筆頭)4勝止まり。
 平戸海が割に入らず休場、對馬洋(下2)八番相撲で旭大星を送り出し、3勝目(3勝5敗)。
 美ノ海7勝目、深井(下4)残念負け越し。
 琴勝峰を蹴手繰りで破り、新十枚目朝乃若10勝目。
 荒篤山を押し出し、錦木勝ち越し。これで一山本の優勝が決まった。
 千代ノ皇を送り出し、王鵬(7)11勝で入幕の芽も出て来た。
 大翔鵬を叩き込み、一山本13勝で優勝に花を添えた。大翔鵬負け越し。
 武将山勝ち越し、翠富士負け越し。
 炎鵬を寄り倒し、若元春11勝目。

◎13勝2敗
 一山本(西4、初。各段は序ノ口1回含め2回目)
 平成29年1月初土俵。9月新幕下、30年3月上位進出。令和元年7月新十枚目。上々で3場所で陥落したが、3年3月関取復帰。7月新入幕。2場所で陥落した。

 十枚目年間最多勝争い。力士名・勝敗・今場所の星取の順(先場所終了現在はこちら)。

 錦木  45-45  ○●●○● ●○○○● ●●○○○
 水戸龍 44-40-6 ●●○○● ○●●●○ ○○○○●
 大翔丸 44-46  ○●●●○ ○●○●● ●●○●●
------------------
 白鷹山 43-39-8 ○○●○● ○●●○● ○●○○●

 一時2位に3差をつけた大翔丸は5勝止まりで失速。8勝の錦木が逆転して最多勝。2位は負け数の差で水戸龍、大翔丸は3位。


・幕内(まくのうち)
 栃ノ心を下手ひねりで破り、照強7勝目。
 英乃海を突き落とし、千代の國9勝目。
 琴恵光を叩き込み、豊山7勝目であと1番惜しかった。
 千代翔馬を寄り切り、北勝富士11勝。
 宇良を下し、千代丸勝ち越し。足取り失敗の宇良だが、夢の技能賞獲得。
 志摩ノ海を寄り切り、松鳳山4勝目で有終の美。
 五分同士。魁聖を送り出して遠藤勝ち越し。魁聖(東前17)負け越しで残留は?
 隠岐の海7勝目、敗れた妙義龍は先場所千秋楽まで優勝を争ったが2勝止まり。
 敢闘賞受賞の阿炎と、勝てば敢闘賞の隆の勝。これまでとは打って変わって引く阿炎を押し出し、隆の勝11勝で敢闘賞受賞。
 出る阿武咲に髙安が叩き込んだが団扇は阿武咲。髙安が残っていて差し違い6勝目。
 五分同士。翔猿を押し出し、若隆景勝ち越し。負け越した翔猿は観客の中へ。
 五分同士。石浦を叩き込み、初場所の覇者大栄翔勝ち越し。横綱が抜けて初の部屋頭石浦は負け越し発進。
 玉鷲を寄り切り、霧馬山6勝目。玉鷲は9勝止まり。
 逸ノ城を押し出し、明生(西関脇)7勝目で三役残留。いや関脇残留かも

 正代を押し出し、御嶽海11勝で来年につなぐ。熊本の星正代は9勝止まり。

 貴景勝の圧力に負けない照ノ富士。途中お見合いもあって何とか攻めようとする貴景勝を最後は押し出し、照ノ富士6回目の優勝を初の全勝で飾った。

◎15勝
 照ノ富士(東横綱、2場所連続6回目。2年7月以降の9場所では5回目)

・殊勲賞
 該当者なし(3年7月以来63回目)

・敢闘賞
 隆の勝(前2、2年3月以来2回目。三賞も2個目)
 阿炎(前15、元年5月以来3回目。三賞も3個目)

・技能賞
 宇良(前7、初。三賞も初)

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