初場所が終わり、1月31日は春場所の番附編成会議が行なわれた。
新十両力士一覧
引退力士情報
十枚目昇進者が発表され、炎鵬(宮城野、石川県)・貴公俊(貴乃花、栃木県)の新昇進、矢後(尾車、北海道)・照強(伊勢ケ濱、兵庫県)・志摩ノ海(木瀬、三重県)・翔猿(追手風、東京都)・明瀬山(木瀬、愛知県)の再昇進が決まった。
十枚目から幕下への陥落候補は7名。昇進候補の5枚目以内の勝ち越しは5名しかおらず、東7で5勝の貴公俊も当確。残る1枠は、東6で4勝の炎鵬と、東17で7勝の若隆景のどちらを上げるかが注目された。
7勝での昇進は15枚目以内が原則。しかし、6枚目の4勝もさすがに遠すぎる。結局若隆景は16枚目以下なので圏外となり、6枚目ながら勝ち越している炎鵬が幸運にも十枚目昇進を決めた。
炎鵬は29年3月初土俵。5月序ノ口から3場所全勝で11月新幕下は西14のいきなり上位。初日初黒星で21連勝で止まる。5勝で1月は東6.4勝ながら新十枚目を決めた。
貴公俊は25年3月初土俵。27年3月新幕下、29年3月上位進出。2勝止まりで5月は東25まで下がるが、ここから勝ち越しを続けて今場所東7が最高位。5勝で幸運にも新十枚目を決めた。同部屋の貴源治は双子の弟。既に十枚目入りを果たしており、兄弟関取とともに史上初の双子関取が誕生する。
矢後は29年5月幕下15格で初土俵。7月全勝して9月に早くも新十枚目。2場所7勝で今場所幕下に落ちていたが、4勝を挙げて1場所で復帰。
照強は22年3月初土俵。24年3月新幕下、26年1月上位進出。28年11月西9で全勝して11月新十枚目。6場所在位したが今場所幕下に落ちていた。西筆頭の4勝で1場所で復帰。
志摩ノ海は24年5月濱口で初土俵。25年3月早くも新幕下だが、7月5番相撲から休場して26年7月序ノ口で復帰。27年1月幕下復帰、28年5月東5まで戻して4勝ながら7月新十枚目、志摩ノ海に改名。西14で4勝しか挙げられず、翌場所から幕下暮らし。15枚目以内を維持し、29年3月からは1ケタを維持。西2の5勝で1年半ぶりの関取復帰。
翔猿は27年1月岩﨑で初土俵。11月新幕下。28年5月上位進出。29年7月新十枚目で翔猿に改名。西14ノ6勝止まりで1場所で陥落。今場所は西3で4勝ながら4場所ぶりに関取復帰を決めた。木瀬部屋英乃海の実弟。
明瀬山は20年1月深尾で初土俵。9月新幕下、21年3月上位進出。22年11月新十枚目で明瀬山に改名。4場所で落ちて24年11月再昇進。25年7月幕下、9月3回目の十枚目。26年11月幕下、27年1月4回目の十枚目。28年3月新入幕は1場所限り。翌5月十枚目で1勝しか挙げられず、7月より幕下暮らし。今場所は西4で4勝ながら2年ぶり5回目の十枚目昇進を決めた。
番附発表は2月26日。
銀河大角力協会
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十枚目昇進者が発表され、炎鵬(宮城野、石川県)・貴公俊(貴乃花、栃木県)の新昇進、矢後(尾車、北海道)・照強(伊勢ケ濱、兵庫県)・志摩ノ海(木瀬、三重県)・翔猿(追手風、東京都)・明瀬山(木瀬、愛知県)の再昇進が決まった。
十枚目から幕下への陥落候補は7名。昇進候補の5枚目以内の勝ち越しは5名しかおらず、東7で5勝の貴公俊も当確。残る1枠は、東6で4勝の炎鵬と、東17で7勝の若隆景のどちらを上げるかが注目された。
7勝での昇進は15枚目以内が原則。しかし、6枚目の4勝もさすがに遠すぎる。結局若隆景は16枚目以下なので圏外となり、6枚目ながら勝ち越している炎鵬が幸運にも十枚目昇進を決めた。
炎鵬は29年3月初土俵。5月序ノ口から3場所全勝で11月新幕下は西14のいきなり上位。初日初黒星で21連勝で止まる。5勝で1月は東6.4勝ながら新十枚目を決めた。
貴公俊は25年3月初土俵。27年3月新幕下、29年3月上位進出。2勝止まりで5月は東25まで下がるが、ここから勝ち越しを続けて今場所東7が最高位。5勝で幸運にも新十枚目を決めた。同部屋の貴源治は双子の弟。既に十枚目入りを果たしており、兄弟関取とともに史上初の双子関取が誕生する。
矢後は29年5月幕下15格で初土俵。7月全勝して9月に早くも新十枚目。2場所7勝で今場所幕下に落ちていたが、4勝を挙げて1場所で復帰。
照強は22年3月初土俵。24年3月新幕下、26年1月上位進出。28年11月西9で全勝して11月新十枚目。6場所在位したが今場所幕下に落ちていた。西筆頭の4勝で1場所で復帰。
志摩ノ海は24年5月濱口で初土俵。25年3月早くも新幕下だが、7月5番相撲から休場して26年7月序ノ口で復帰。27年1月幕下復帰、28年5月東5まで戻して4勝ながら7月新十枚目、志摩ノ海に改名。西14で4勝しか挙げられず、翌場所から幕下暮らし。15枚目以内を維持し、29年3月からは1ケタを維持。西2の5勝で1年半ぶりの関取復帰。
翔猿は27年1月岩﨑で初土俵。11月新幕下。28年5月上位進出。29年7月新十枚目で翔猿に改名。西14ノ6勝止まりで1場所で陥落。今場所は西3で4勝ながら4場所ぶりに関取復帰を決めた。木瀬部屋英乃海の実弟。
明瀬山は20年1月深尾で初土俵。9月新幕下、21年3月上位進出。22年11月新十枚目で明瀬山に改名。4場所で落ちて24年11月再昇進。25年7月幕下、9月3回目の十枚目。26年11月幕下、27年1月4回目の十枚目。28年3月新入幕は1場所限り。翌5月十枚目で1勝しか挙げられず、7月より幕下暮らし。今場所は西4で4勝ながら2年ぶり5回目の十枚目昇進を決めた。
番附発表は2月26日。
銀河大角力協会