銀河後悔日誌、つぶやき

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愛する人が異形になっても

2009-09-11 22:33:06 | ドラえもん
 あなたは愛し続けられますか? 今回は、そんなお話。

 『ドラえもん』9月11日放送分の“ドラえもん誕生日スペシャル”(通算186回)は、「ドラえもんの長い一日」が放送された(2009年9月11日視聴)。

 テレビ朝日の『ドラえもん』サイト

 「ドラえもんチャンネル」

 北海道ドラえもん連盟加盟 銀河ドラえもん倶楽部



・「ドラえもんの長い一日
 公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 ドラえもんの誕生日。ナイショでお祝いを考えていたのび太だったが、ドラ焼きをダメにしてしまったことからドラえもんと大ゲンカ! おこったドラえもんは、ちょうど定期健診のために迎えに来たドラミと一緒に未来に帰ってしまう。
 21世紀に戻り、病院へと連れて行かれるドラえもん。だが、病院ギライのドラえもんは、『入れ替えロープ』でドラミと入れ替わり、逃走を企てようとして失敗。無理やり病院のベッドにはりつけられ、麻酔をかけられてしまった。
 その直後、逃走中に大ケガを負った指名手配中の凶悪ロボット・デンジャが、同じ部屋に運び込まれてくる。やがて、ベッドの上で目覚めたドラえもんは、自分がデンジャの姿になっていることにビックリ! なんとデンジャは、ドラえもんのポケットから出ていた入れ替えロープをうばい、ドラえもんと自分の体を入れ替えて、逃走していたのだ!!
 どうにか病院から逃げ出したドラえもんは、デンジャが自分の姿でのび太のもとへ向かったことを知り、21世紀に戻らなければと決意するが、助けを求めようとしたドラミにも気づいてもらえず、絶体絶命のピンチに…!?


 ドラとのび太が喧嘩。それはよくあることなれど、帰って来たドラえもんは、いつもと雰囲気が違っていた…って言うか、全然別人じゃないの…とは言いますまい。

 ドラえもんが【入れ替えロープ】によって、凶悪ロボット・デンジャと入れ替わった。デンジャ役は玄田哲章さん、入れ替わったドラえもんのようなコミカルな演技がおかしい。一方、ドラえもんと入れ替わったデンジャ、見た目はドラえもん、でも目つきが凶悪で喋り方もまったく違う。声は水田さんであるが、今までホンワカした役しか聞いたことがないので、シリアスな役は新鮮である。そして、ドラえもんとまったく違う声色が素晴らしい。

 のび太とドラえもんの友情話であるが、デンジャがのび太と触れ合ったことによって、最後は涙を見せる。のび太の特徴として、単なる弱虫ダメ人間というだけではなくて、仮令凶悪犯であっても想ってしまう、思い遣りというか、優しさがある。大人になるまでに、何十回・何百回となく騙されたり裏切られたりするのだろうが、こういう基本的なところは変わらないでいて欲しいわけでありまして…。


 さて、誕生日スペシャル恒例のオリジナル話だったが、まあ、玄田さんに加え、刑事役に大塚芳忠さんを迎えるなど、まるで洋画のような布陣にしては、『ドラえもん』らしく、終わりがあっさりし過ぎているきらいもあるが、特に目立った奇怪さもなく、良いお話だったのではないか。映画の併映として、お金とって見せても良い作品だった…とは言い過ぎか?


 30周年記念の、「30年後ののび太の街」。大々的に(?)募集したわりに、独立したお話になるわけでもなく、あっという間に終わった。まあ、こんなものでしょう。



 次回9月18日は、「大あばれ!のび太の赤ちゃん」の予定。公式サイトのあらすじは下記のとおり。
 ジャイアンとスネ夫から不器用だとからかわれたのび太は、何かスゴいものを作り、アッといわせてやろうと考える。さっそくドラえもんに頼みこむが、ドラえもんは用事があるらしく、「机の前にある機械には、ぜったいにさわっちゃダメだよ」と言い残して、出かけてしまった。
 さわるなと言われたのび太は、逆に気になってしかたがない。説明書を読んだところ、その機械は『架空動物製造機』といい、架空動物を作ることができるという。のび太は、機械を引き取りに来た未来デパートの配達人を追い返すと、何ができるのかわからないまま、機械に指示された材料を集めて、スイッチを入れてしまう!
 帰宅したドラえもんから、この道具は販売中止になったもので、なぜか超能力生物が生み出されてしまうというアクシデントが相次ぎ、未来では作り出された超能力生物たちが勝手に仲間を増やし、人間を征服しようとして大さわぎになっていると聞かされたのび太は大あわて。いそいで機械を止めようとするが、時すでにおそく、すでに超能力生物“ミュータン”が誕生していた…!


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 2010年の劇場版は下記のとおり。

 「のび太の人魚大海戦」公式サイト